「闘魂注入!」や「元気ですか~」などの掛け声で、いつも元気いっぱいでポジティブだった、アントニオ猪木(あんとにお いのき)さんですが、近年は、30代から患っていたという「糖尿病」に加え、腰の手術、さらには、心臓の難病「心アミロイドーシス」でやつれ、心配されています。
「アントニオ猪木の4人目の妻の最期が切なすぎる!」からの続き
難病「心アミロイドーシス」を患っていることを告白
猪木さんは、30代から「糖尿病」を患い、2018年には腰の手術もしているそうですが、2020年7月には、「週刊新潮」のインタビューで、「心アミロイドーシス」という心臓の難病にもかかっていることを明かしています。
猪木さんによると、2018年の秋頃、少し耳が聞こえづらくなったことから病院に行き、その際、いろいろな検査をしたところ、「心アミロイドーシス」にかかっていることが判明したのだそうです。
「心アミロイドーシス」は死に至ることも
ちなみに、「心アミロイドーシス」とは、肝臓で作られるトランスサイレチンというタンパク質が変性・沈着することによって起こる病気だそうで、
トランスサイレチンが様々な組織や臓器に沈着すると、アミロイドと呼ばれる物質ができ、このアミロイドが心筋を圧迫することで、心臓のポンプがうまく働かず、全身に十分な血液を送ることができなくなって、「心不全」になるのだそうです。
また、悪化すると、夜間に呼吸困難になるほか、発症から10年ほどで死に至ることも珍しくないという、恐ろしい病気だそうですが、
猪木さんは、ここ数年、息苦しいと感じたことはあっても、単に老化が原因だと思い、心臓の病気だとは、まったく考えてもいなかったそうで、
いまはそのための薬を飲んでいるけど、これがまたべらぼうに高い。薬代のためにまだまだ働かなくちゃいけないよ
と、語っていました。
YOUTUBEで憔悴しきり弱音を吐く姿がファンに衝撃を与えていた
そんな猪木さんは、2021年1月には、腰の治療のために入院するのですが、その後、徐々に回復してきたかと思われた同年6月、今度は「腸捻転」を起こして緊急手術を受けており、
入院中、自身のYouTubeチャンネル「最後の闘魂」で、病室から闘病の様子を伝えているのですが、
その際には、さすがの猪木さんも、げっそりと憔悴しきった姿で、
もういいだろう、楽にさせてくれよ
生き地獄
などと、弱音を吐き、ファンを心配させました。
2021年6月、入院中の猪木さんの姿はファンに衝撃を与えました。
(3月初めには、死亡説まで流れ、各界の関係者が確認に追われたそうです)
現在は回復基調
それでも、猪木さんは、8月28日には、自身のYouTubeチャンネル「最後の闘魂」で、冒頭から、
元気ですかーーー!!!
「元気ですか」も元気が出てきましたよ
一時退院じゃなくて一応、様子を見ながらということで、いま自宅の方に戻ったところで
と、力強い声で、(妻・田鶴子さんの3回忌のタイミングで)無事に退院したことを報告。
まだ体は思うように動かない状態ながら、リハビリで徐々に元気になっていっているとのことで、
最後には、
コロナも終われば、また皆寄って大きな声で、いくぞー!! 元気ですかー!! 1・2・3・ダァーー!
と、拳を突き上げ、力強い声を響かせています。
2021年8月29日の猪木さん。
さて、いかがでしたでしょうか?
アントニオ猪木さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?本名は?イスラム教徒!
- 5歳の時に父親が他界し実家は倒産
- 少年時代はブラジルで奴隷労働の日々
- ブラジルの砲丸投げ大会で優勝
- ブラジルで力道山からスカウトされる
- ジャイアント馬場と同日に「日本プロレス」に入門するも・・・
- 力道山からは壮絶な虐待を受けていた
- 力道山から受けた屈辱的な行為は今だに忘れられない
- 同期のジャイアント馬場は付き人をせずに済んでいた
- 力道山が死去
- アメリカへ武者修行
- アメリカ修行中には「NWA認定世界タッグ選手権」も獲得
- 「日本プロレス」を追放された豊登道春から「東京プロレス」入りを誘われる
- 「日本プロレス」を退団し「東京プロレス」入り
- 豊登道春と決別
- 「東京プロレス」はわずか3ヶ月で崩壊
- 「日本プロレス」復帰
- ジャイアント馬場と「BI砲」で大人気になるも・・・
- 「日本プロレス」を追放される
- 「新日本プロレス」を設立
- モハメド・アリとの異種格闘技戦などでますます人気を博す
- タイガーマスクの登場で「新日本プロレス」は黄金時代
- クーデターを起こされ「新日本プロレス」を追放される
- 新間寿の証言
- 「新日本プロレス」を追放された理由とは
- テレビ朝日の重役の一言で「新日本プロレス」に復帰
- 寄る年波には勝てず徐々に衰えを見せ始める
- 平成4年4月4日午後4時に東京ドームで引退試合
- 引退試合の対戦相手はドン・フライ
- 引退試合の対戦相手は?
- 引退試合の結果は?
- スポーツ平和党結成~参議院議員初当選
- 当初、北朝鮮での「平和の祭典」は断られていた
- 新国家主席・金正日の招待で「平和の祭典」が成功
- 師匠の力道山は在日朝鮮人だった
- 北朝鮮側からも歓待されていた
- 北朝鮮にこだわる本当の理由とは?
- 最初の妻はアメリカ人女性
- 2人目の妻は倍賞美津子
- 倍賞美津子とは最初はグループ交際だった
- 倍賞美津子と1億円の結婚式
- 「日本プロレス」を追放され1億円の借金を背負うことに
- 倍賞美津子の協力で自宅を改造して「新日本プロレス」を旗揚げ
- 「アントン・ハイセル」業の失敗で数十億円の負債を抱え離婚
- 倍賞美津子は「魂の友人」
- 娘は猪木寛子
- 3度目の結婚&離婚
- 半同棲していることが報じられる
- 4人目の妻は?
- 4人目の妻はアントニオ猪木の公設秘書も務めていた
- 4人目の妻・田鶴子からは逆プロポーズされていた
- 結婚式は妻・田鶴子のサプライズで行われていた
- 妻・田鶴子はアントニオ猪木の盾となっていた
- 妻・田鶴子はアントニオ猪木を身内からも守っていた?
- 妻・田鶴子はアントニオ猪木を献身的に看病していた
- 妻・田鶴子が膵頭ガンで死去
- 妻・田鶴子は自身の6年間の闘病中、猪木に病名を伏せていた
- 妻・田鶴子とは隣同士の病室で最期の時を過ごしていた
- 妻・田鶴子との最期の会話とは
- 妻・田鶴子は他界する前に側近にアントニオ猪木の今後のことを託していた
- 難病「心アミロイドーシス」を患っていることを告白
- 「心アミロイドーシス」は死に至ることも
- YOUTUBEで憔悴しきり弱音を吐く姿がファンに衝撃を与えていた
- 現在は回復基調
について、まとめてみました。
100歳まで元気に生きられればいいけど、それだけを目標にするのではなく、どう生きて、考え、どのように行動できるかが重要です
と、語っていた猪木さん。
2017年にはすでに生前葬も開催し、「いかに死と向き合うか」ということを常日頃考えているそうですが、一方で、心のリハビリとして、環境問題に取り組むなど、積極的により良く生きていくことも考えているそうで、そんな猪木さんの姿は、多くのファンを勇気づけているようです。
できれば、猪木さんには、まだまだ熱い「闘魂」を燃やしていてもらいたいものです。
「アントニオ猪木は少年時代ブラジルで奴隷労働を強いられていた!」