「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」での巧みなナレーションでたちまち再ブレイクを果たした、みのもんたさんは、その後、「午後は○○おもいッきりテレビ」で、さらなる大ブレイクを果たします。
「みのもんたは昔「プロ野球珍プレー好プレー大賞」で再ブレイクしていた!」からの続き
「午後は○○おもいッきりテレビ」で主婦の教祖的な人気を博す
「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」で再ブレイクを果たしたみのさんは、そのほか、「なるほど!ザ・ワールド」「オールナイトフジ」にも出演し、コミカルなサブ司会者として知名度を上げていくと、
1989年、45歳の時には、お昼の情報番組「午後は○○おもいッきりテレビ」(日本テレビ)の総合司会者に抜擢。
(「午後は○○おもいッきりテレビ」は、1987年に放送を開始し、当初は歌手の山本コウタローさんが司会を務めていたのですが、1989年に山本さんが参院選出馬のため番組を降板することになり、みのさんに白羽の矢が立ったそうです)
すると、みのさんのコミカルな語り口調は、たちまたち、奥様方のハートを掴み、”お昼の顔”として人気司会者となります。
「午後は○○おもいッきりテレビ」より。
「午後は○○おもいッきりテレビ」は20年にも渡る長寿番組に
また、当初は、身近な事件・事故などのニュースを中心に、時々、健康情報を提供していたのですが、やがて、健康情報をメインとした生活情報の提供に切り替えるほか、15分ずらしてオープニングタイトルや提供クレジットを流すようにすると、次第に視聴率が上昇。
一時は、裏番組の「森田一義アワー 笑っていいとも!」を凌ぐ年間平均視聴率を記録することもあり、「午後は○○おもいッきりテレビ」は、20年にも渡る長寿番組となり、日本テレビの黄金時代を築いたのでした。
「午後は○○おもいッきりテレビ」が打ち切りに!その理由とは?
しかし、2007年9月には、ついに、「午後は○○おもいッきりテレビ」も打ち切りに。
実は、みのさんは、「午後は○○おもいッきりテレビ」(平日毎日12:00~13:55の生放送)で司会を務めるかたわら、2005年からは、TBSで朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」(平日毎日5:30~8:30の生放送)をスタートさせているのですが、
さすがに、”タフガイ”と呼ばれていたみのさんでも、局を移動しての生放送のはしごを毎日続けるのは、体力的に厳しかったようで、この頃あたりから、「午後は○○おもいッきりテレビ」の放送中、明らかに集中力が切れて見えるシーンが増え(居眠りをしていると言われたことも)、内容もグダグダになっていたというのです。
また、2007年1月には、主に健康や食に関するテーマを取り扱っていた、フジテレビの「発掘!あるある大事典」でのデータねつ造が問題となったことで、同様に健康情報を提供していた「午後は○○おもいッきりテレビ」も割を食い、視聴率でも裏番組「笑っていいとも!」に大きく差を開けられ始めたこと、番組全体にマンネリ感が漂っていることなど、様々な問題となる事柄を総合的に判断した結果、打ち切りとなったのでした。
「みのもんたの「おもいッきりイイ!!テレビ」の打ち切り理由とは?」に続く