元プロ野球選手で、現役引退後は、スポーツキャスター、俳優、タレントと幅広く活躍している、長嶋一茂(ながしま かずしげ)さんは、幼い頃から身体が大きく、食欲旺盛で運動神経も抜群だったといいます。

「長嶋一茂の長島三奈以外の兄弟は?」からの続き

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幼少期から身体が大きく食欲も旺盛だった

一茂さんは、父・長嶋茂雄さんと母・亜希子さんのもと、4人兄弟(男2女2)の長男として誕生すると、幼い頃から身体がとても大きく、食欲も旺盛だったそうで、

小学校の給食の時間には、1年生の時から、食パンを1度に10枚食べることは当たり前、おかずを何杯もおかわりし、おかずがなくなると、給食のバケツをぶら下げて他のクラス(6年生の教室にまで)に乗り込み、余り物を分けてもらっていたそうで、学校中で有名だったそうです。

運動神経抜群も徒競走では一番になることができなかった?

そんな一茂さんは、運動神経も並外れて抜群で、小学校を卒業する頃には、筋力は大人にも勝るほどだったことから、何でもできると思い、自信にあふれていたそうで、「へこたれる」ということが一切なかったそうですが、

どういうわけか、徒競走は、いつも2着か3着で、1着になることができなかったそうです。

特に親友でライバルの杉浦夏樹には勝つことができなかった?

そんな中、特に、小学校~中学校時代の親友でライバルの杉浦夏樹さん(通称:なっちゃん)には、どうしても勝つことができなかったそうで、

杉浦さんとは、小学1年生の時、同じクラスになったことがきっかけで知り合うと、初めて会ったその日から、何かと張り合うようになったそうですが、

短距離走では、いい勝負になるものの、いつも肩の差、数十センチの差で負けていたそうで、何メートルも離されるのではなく、その差はほんのわずかだったため、余計に悔しく、今でも忘れられないそうです。

そこで、何とか勝ってやろうと、秘密のトレーニングとして、よく砧(きぬた)公園あたりまで走りに行っていたそうですが、そもそも、その秘密のトレーニングをする時も、いつも杉浦さんと一緒だったそうで、一茂さんが速くなると同時に杉浦さんも速くなり、差は一向に縮まらなかったそうです(笑)

(給食の時間も、どちらがパンをたくさん食べられるか、おかわりを何杯するかで競い合い、前述の、1年生の時に6年生の教室までおかずの余りをもらいに行くのも杉浦さんと一緒だったそうで、2人共、身体が大きく、同級生からは一目置かれていたそうです)

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親友の杉浦夏樹によると長嶋一茂の方がよく勝っていた

ただ、杉浦さんはというと、

小学校に入学した頃は背丈ではまだそれほど差はついていなかったけれど、かっちゃん(一茂さん)の骨組みというか、身体の出来はほかの子供と全然違っていた。

運動会でかっちゃんが走る姿は、猫の群れに混じって、ライオンの仔が走っているみたいでね、家族や先生たちまでが彼が走るのを感動して見てました。

むしろ僕の方がよく負けてましたよ。かっちゃんは自分が勝った勝負はすぐに忘れちゃう。ああ見えて負けん気がすごく強いから、負けたことばっかり憶えてるんじゃないかなあ

と、語っており、

一茂さんが一番になったことがないと言っているのは、一茂さんの思い違いのようです。

「長嶋一茂の少年時代は何をしても両親に怒られなかった?」に続く

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