1964年、19歳の時、「大映」に入社し、1966年、「酔いどれ博士」で正式に映画デビューして以来、50年以上も俳優として活動している、平泉成(ひらいずみ せい)さん。今回は、そんな平泉さんの改名にまつわるエピソードをご紹介します。

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年齢は?出身は?身長は?

平泉さんは、1944年6月2日生まれ、
愛知県額田郡宮崎村(後の額田町、現・岡崎市)の出身、

身長174センチ、

血液型はO型、

学歴は、
額田町立宮崎小学校
⇒額田町立宮崎中学校
⇒愛知県立岡崎商業高等学校卒業
(中学時代は野球部、高校時代は陸上部に所属していたそうです)

趣味は、
読書、写真、アクセサリー製作、ガーデニング、バラの栽培、旅行、食べ歩き、釣り、

特技は、
ケーナ制作だそうです。

本名は?芸名の由来は?改名の理由は?

ちなみに、平泉さんの本名及び旧芸名は、「平泉征七郎(ひらいずみ せいしちろう)」で、その後は、「平泉征(ひらいずみ せい)」を名乗っていたそうですが、

ある時、友だちから呼び出され、

お前占いでよくないのが出てるよ、ちょっとこいよ

と、言われたことから、その友だちに言われるがままに、占い師に見てもらうと、

芸名の「征」が運気が悪く、この字だと病気になる、「成」にしなさい

と、言われたそうで、

その時は、半信半疑で帰ったそうですが、ある日のこと、ふと、

征は“征服する”の征だな。これからは“平らな泉に成る”、穏やかな大人になる、って意味かな

と、思い直し、占い師に見てもらってから1週間で改名したのだそうです。

改名をきっかけに引っ張りだこに

すると、それから約1年後、元号が「昭和」から「平成」に変わり、それと同時に、平泉さんも、略して「平(泉)成」として話題となっているのですが、

ちょうど、

主役が松坂牛であればオレはそれにはなれない。ステーキの脇にある大根や人参…根菜になってやろう。競争の少ないそっちを目指そう

と、脇役で生きることを決意した時期でもあったそうで、

シフトチェンジと改名がうまく噛み合い、その後、テレビドラマや映画にひっぱりだことなったそうで、

平泉さんは、

芸名変えちゃって。それと(主役じゃなくてオレは)大根とか人参とか根菜になろうというのが重なって、すきっとギアチェンジできました

と、語っています。

(平泉さんは、1964年、大映京都第4期ニューフェイスに選ばれ、芸能界に入っているのですが、その後、これといった代表作もなく、同世代の仲間たちも次々と辞めていっている状態だったそうです)

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元号「平成」に強い愛着を持っていた

そんな平泉さんは、現場の親しいスタッフや関係者から「平成(へいせい)」さんと親しまれ、平泉さん本人も「平成」という元号に愛着を持っていたそうですが、

2018年には、天皇退位が報道され、平成の元号が、翌2019年4月30日に天皇陛下の退位をもって終わり、5月1日から新元号に変わることに。

某制作会社関係者によると、平泉さんは、

俺の時代が終わっちゃう!

30年で終わっちゃうよ~

と、嘆いていたとのことでした。

「平泉成の生い立ちは?高校卒業後はホテルでベルボーイをしていた!」に続く

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