現役時代は、長年、阪神タイガースの4番打者として活躍し、「ミスタータイガース」と称されるも、いまだ阪神の監督に就任していない、掛布雅之(かけふ まさゆき)さんですが、なんと、2024年の巨人の春季キャンプには、臨時コーチとして呼ばれるのではと噂されています。というのも、掛布さんは、2023年オフに巨人の新監督に就任した阿部慎之助さんを幼少期から可愛がっていたというのです。

「掛布雅之の子供(息子)はプロ入り目指し社会人野球をしていた!」からの続き

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阿部慎之助の父親・阿部東司とは習志野高校硬式野球部の同級生でクリーンアップを組んでいた

阿部慎之助さんのお父さんの阿部東司さんは、掛布さんの習志野高校硬式野球部の同級生で、掛布さんと共にクリーンアップを形成し、1972年の夏の甲子園に出場すると、高校卒業後は中央大学に進学、中央大学卒業後は電電東京(現NTT東日本)に進んでいます。

ただ、その後は、浦安市で東建設を起業し、野球とは離れているそうですが、掛布さんと東司さんは、現在も良好な関係が続いているのだそうです。

阿部慎之助を幼少時からかわいがり、野球の指導もしていた

その縁で、掛布さんは、東司さんの息子の阿部慎之助さんを幼少時からかわいがり、野球も指導していたそうで、慎之助さんにとって、掛布さんは憧れの存在で、掛布さんの影響で、左打ちを始めるほどだったといいます。

(ちなみに、慎之助さんは、お父さんの東司さんからも野球を教えてもらったそうですが、指導中、要所要所で、「掛布はこうだった」とアドバイスされたそうです)

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阪神のレジェンド・掛布雅之を巨人のコーチに招聘することは現在もハードルが高い

そんな中、2023年10月4日、巨人の東京ドームでの試合後のセレモニーで、原辰徳監督が今シーズン限りで辞任することを発表すると共に、阿部慎之助さんに後任監督を託すと述べたことから、

某放送関係者は、

今秋、来春のキャンプでは臨時コーチを招聘(しょうへい)するかもしれません。高橋由伸元監督ら球団OBに加え、候補のひとりと見られるのが元阪神の掛布雅之氏です

阿部監督と掛布氏は以前から親しい間柄。阿部監督の父親は掛布氏と習志野高校の同級生で、掛布氏は阿部監督を子供のころから知っている。阿部監督にとっても掛布氏は憧れの存在。

左打ちを始めたのは掛布氏の影響です。秋広優人、門脇誠ら若手の左打者はもちろん、近年は不振に悩む丸佳浩の再生にもひと役買ってくれるでしょう

と、期待を寄せていたのですが・・・

巨人の某OBは、阪神のレジェンドである掛布さんを、臨時コーチとして呼ぶことについて、

いまは日本代表が常設化され、選手は球団の垣根を取っ払って自主トレをやる時代です。関西方面からの話によると、掛布さんは乗り気のようですが、古株のOBを中心に『球界の盟主たるもの、ライバル球団、しかも阪神の人間に指導を請うなどけしからん』などと、反発の声が出るかもしれません。むろん、阪神側も敵に塩を送ることになるだけに、面白くないと考える人間が出てくる可能性はあります

と、語っており、

球団内外で波紋が生じる可能性もあり、掛布さんをコーチに招聘することは、今も、ハードルが高いようです。

「掛布雅之と岡田彰布は不仲だった?」に続く

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