1960年、18歳の時、ロカビリー歌手でデビューして人気を博すと、その後、ロカビリーブームが去ったことで人気が低迷するも、1974年、32歳の時には、「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌が大ヒットを記録し、再び、脚光を浴びた、ささきいさおさん。
そんなささきいさおさんは、小学校・中学校・高校時代を通して成績優秀で、東京大学を目指すほどのエリートだったそうで、趣味でオーディオ機器を自作していたそうですが、試聴の為に購入したエルヴィス・プレスリーのレコードにはまり、しばしば友人たちの前でアカペラで歌っていると、
友人が勝手に「のど自慢大会」に応募したそうで、出場すると、見事、合格。これをきっかけに、ロカビリー歌手でデビューしたといいます。
今回は、そんなささきいさおさんの、生い立ち(小学校・中学校・高校時代)をご紹介します。
ささきいさおのプロフィール
ささきいさおさんは、1942年5月16日生まれ、
東京都目黒区の出身、
身長175センチ、
体重70キロ、
血液型はA型、
学歴は、
目黒区立駒場小学校
⇒暁星小学校
⇒武蔵高等学校中学校(中高一貫校)中退
趣味は、釣り、オーディオ・ビジュアル、ゴルフ(ハンデ16)など、
ちなみに、ささきいさおさんの本名及び旧芸名は、「佐々木功」(読み方同じ)で、
父方の曾祖父は、海軍主計総監で初代海軍主計学校長の奈良真志さん、
父方の祖父は、東京帝国大学出身で海軍主計中将の佐々木重蔵さん、
母方の祖父は、東京帝国大学出身で朝鮮火薬製造監査役を務めた寺井俊治さん、
母方の祖母の兄は、満州国最高法院院長の井野英一さん、農林大臣・法務大臣などを歴任した井野碩哉さん
という、エリート一族です。
ささきいさおは小学・中学・高校時代は成績優秀で東京大学の理工学部への進学を希望していた
ささきいさおさんは、早稲田大学出身で一級建築士のお父さんと、小説家でシナリオライターのお母さんの佐々木初子さんのもと、3人兄弟の末っ子として誕生すると、
小学生の時から音楽と体育以外は成績優秀で、高校時代は、東京大学の理工学部への進学を希望していたそうです。
(成績は学年で1~3位のトップクラスだったそうです)
ささきいさおは高校時代にはしばしばエルヴィス・プレスリーの歌をアカペラで歌っていた
そんなささきいさおさんは、高校生の時、機械が好きで、ラジオ、アンプ、レコードプレイヤー、スピーカーなどを自作していたそうですが、
(当時は、ハイファイブーム(高音質のオーディオブーム)だったそうです)
そのオーディオシステムが完成したことから、試聴するために、レコード屋さんに行き、「今、流行っているものをください」と言うと、エルヴィス・プレスリーのレコード「I need Your Love Tonight」を渡されたそうで、
家に帰って、聴いてみると、やみつきになってしまい、毎日、繰り返し聴くうちにすっかり覚えてしまい、修学旅行やキャンプで、よく、アカペラで歌い、みんなに披露したのだそうです。
ささきいさおは高校2年生の時に「のど自慢大会」に出演すると、審査委員長の服部良一に「君は東京のプレスリーだね」と褒められ、歌手を志していた
そんな中、そんなささきいさおさんは、高校2年生の時、(理由は不明ですが)突然、勉強が好きではなくなってしまい、成績も下降気味になったそうですが、
ちょうどその頃、友人が、勝手に日本テレビの「のど自慢大会」に申し込んだそうで、せっかくだからと、「のど自慢大会」に出場し、エルビス・プレスリーの歌を歌ったところ、カンカンカンカン!と合格の鐘が鳴り、
審査委員長だった、音楽家の服部良一さんからも、
君は東京のプレスリーだね
と、褒められたそうで、
このことがきっかけとなり、歌手を志すようになったのだそうです。
(友人に勧められて「のど自慢大会」に出たという話も)
ちなみに、ささきいさおさんは、その時のことを、
突然、勉強が好きじゃなくなっちゃってね。たまたまエルヴィス(・プレスリー)の歌を、のど自慢番組で歌ったら鐘がカンカンと鳴っちゃって。
演歌や歌謡曲じゃなく、ロックを歌う若者というのがインパクトあったんでしょうね。僕自身も、好きなことをやって食っていけたらいいなと思っちゃったんですよ。
と、語っています。
ささきいさおは高校在学中にロカビリー歌手としてデビューしていた
そんなささきいさおさんは、当時、法務大臣だった母方の祖母の兄の井野碩哉氏が、日本コロムビアのディレクターと知り合いだったことから、紹介してもらい、テストを受けると、
その場に立ち会った堀威夫さんからも、プレスリーに似ていると評価されて合格し、そのまま堀威夫さんがマネジャーとなったそうで、
高校在学中の1960年、エルヴィス・プレスリーの「本命はお前だ」のカバーで、ロカビリー歌手としてデビューしたのでした。
ちなみに、ささきいさおさんによると、(芸能界の恐さを分かっていない)両親と親戚から、よってたかって、「(歌手を)やれ」と言われたそうで、本当にとんとん拍子でデビューしたのだそうです。
「【画像】ささきいさおの若い頃は?現在までの経歴を時系列まとめ!」に続く
ささきいさおさんのデビューシングル「本命はお前だ」より。
高校在学中の1960年、ロカビリー歌手として、エルヴィス・プレスリーのカバー曲「本命はお前だ」でデビューすると、その後、アニメの主題歌や挿入歌を歌唱するようになり、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」が空前の大ヒットを記 …