1978年、20歳の時、ポーラテレビ小説「こおろぎ橋」の主演でデビューすると、当初は清純派女優として売り出されるも、その後は、「戒厳令の夜」「北斎漫画」「もどり川」「卍」「ベッドタイムアイズ」などの映画で、官能的な演技を披露して人気を博した、樋口可南子（ひぐち かなこ）さん。
そんな樋口可南子さんは、プライベートでは、コピーライターの糸井重里さんと結婚しています。
今回は、樋口可南子さんの、夫・糸井重里さんとの馴れ初め、結婚に至った経緯、結婚後の関係（夫婦仲）、子供について調べてみました。
「樋口可南子の若い頃はヘアヌード写真集！生い立ちは？現在までの出演ドラマ映画は？」からの続き
樋口可南子の夫・糸井重里との馴れ初めは？
樋口可南子さんは、1993年8月17日、34歳の時、コピーライターでタレントの糸井重里さんと結婚しています。
樋口可南子さんと糸井重里さんは、1981年頃、テレビ番組の対談で知り合ったそうですが、
糸井重里さんが樋口可南子さんに、出演作でヌードを見せることに関して、
こういう姿を見られて恥ずかしくないんですか？
と、質問すると、
樋口可南子さんは、
裸になるというのは、素の自分を晒すというのとは全然別の次元のことで、女優をやってて恥ずかしいと思う瞬間はもっと別のところにある。
と、答えたそうで、
糸地重里さんは、その返答に強い興味を惹かれたそうです。
樋口可南子は糸井重里と不倫関係だった
そして、その約1年後の1982年、樋口可南子さんは、糸井重里さんとホテルで密会しているところを、写真週刊誌にスクープされてしまうのですが、
なんと、糸井重里さんは、1年前、樋口可南子さんに出会ったのと同じ頃に、2歳年下の妻と結婚しており、さらには、スクープされた時、前年に生まれたばかりの娘がいる状況だったといいます。
ただ、この不倫が発覚した際、マスコミにコメントを求められた樋口可南子さんは、
妻子ある人を好きになったんじゃありません。その人にたまたま家族があっただけです。
と、堂々と発言。
そして、糸井重里さんも、
誰かを好きになることは、誰にでもあること。（女房は）わかってくれています。そういう女房を、僕は選んだのですから。別れるということはありません
と、コメント。
さらには、糸井重里さんの奥さんも、糸井重里さんが言うように、
不倫も仕事の一環
クリスチャンとして、人が人を裁くことはできません。人間が犯した過ちは、許してあげようと思っています
と、寛容な態度を見せており、奥さん公認の不倫だったのでした。
（糸井重里さんの奥さんは敬虔なクリスチャンだったそうです）
樋口可南子と糸井重里は同棲中に破局していた？
それから、ほどなくして、樋口可南子さんと糸井重里さんは渋谷区内のマンションで同棲をスタートさせたそうですが・・・
1986年には、糸井重里さんとタレントの密会が写真誌に報じられると、
樋口可南子さんは、主演映画「ベッドタイムアイズ」の制作発表会を開いた際、その席上で、
彼との仲はもう清算しました。きちんとケジメをつけました
と、糸井重里さんと破局したことを明かしたのでした。
「ベッドタイムアイズ」より。
樋口可南子は交際開始11年後に糸井重里と前妻の離婚が成立し入籍していた
しかし、実は、樋口可南子さんと糸井重里さんの仲は続いていたようで、交際開始から11年経った1993年5月、糸井重里さんと奥さんの離婚が成立すると、
樋口可南子さんは、同年7月6日、東京・目白のホテルで記者会見を開いて、
プロポーズはまだですが『一緒になろう』とは言い合っていました。11年間、2人だけで出歩かないように隠れながら生活してきたので、今日会見することになって、ちょっぴりホッとしています。
まさに山を越え、野を越え、今に至った感じです
自分たちのことだけしか考えていなかったことが悔やまれます。迷惑をかけた近しい人々を、これからいちばん大切にしていきたい
と、喜びを語りつつ、結婚前提で交際していることも明かし、
1993年8月17日、糸井重里さんと入籍したのでした。
ちなみに、糸井重里さんとの不倫は、11年間、奥さん公認だったのですが、これほどまで長引いたのは、糸井重里さんの娘が成長してから結婚したい、という樋口可南子さんの意向によるものだったと言われています。
樋口可南子と夫・糸井重里の夫婦仲は良好
そんな樋口可南子さんと糸井重里さんは、結婚後もずっと夫婦仲は良好で、糸井重里さんが運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」には、樋口可南子さんが頻繁に登場しています。
また、樋口可南子さんは、2015年、映画「愛を積むひと」の新婚さん限定試写会＆トークイベントに出席した際、夫役の佐藤浩市さんが、夫婦について、
夫婦の年齢は、年を経ていくとある時フラットになる。それから先は、女性の方が確実に大人になる。これは経験値の問題じゃなく、対応力の問題で、主従が逆転する
（樋口可南子さんが「主従が!?」と笑って突っ込むと）ごめん(笑)。年齢がね。女性に対する依存度は高くなるんじゃないかなと
と、語ったのに対し、
うちも(夫の糸井重里が)10歳上ですが、姉さん女房だと紹介されたりします(笑)。でも、時には自分の方が子どもになったり、向こうがお兄さんや、お父さん、弟になったりして、年をとるといろんな顔が出てきて面白いです
と、夫婦仲睦まじい様子を語っています。
樋口可南子と夫・糸井重里の間に子供はいない
ちなみに、樋口可南子さんと糸井重里さんの間に子供はいません。
そのかわり、ジャック・ラッセル・テリアという犬の、ブイヨンちゃん（2017年時点で14歳）をとても可愛がっていたそうですが、ブイヨンちゃんは2018年3月21日に亡くなったようで、
樋口可南子さんと糸井重里さんは、ブイヨンちゃんとの思い出展「ブイヨンからのおれい」を開催しています。
糸井重里さん、ブイヨンちゃん、樋口可南子さんの3ショット。
樋口可南子さんは、子供を持たなかった理由について明かしていませんが、仕事が充実していたことはもちろん、糸井重里さんと夫婦水入らずの生活が楽しかったからかもしれませんね。
1978年、20歳の時、テレビドラマ「こおろぎ橋」で主演デビューすると、1980年には、映画デビューとなる「戒厳令の夜」で、いきなり官能的な演技を披露した、樋口可南子（ひぐち かなこ）さん。 そんな樋口可南子さんは、以降 …
