1964年、15歳の時、スカウトされて芸能界入りすると、1970年、20歳の時には、テレビドラマ「姿三四郎」で人気を博し、1971年、22歳の時には、テレビドラマ「美しきチャレンジャー」でたちまちブレイクを果たした、新藤恵美(しんどう えみ)さん。
そんな新藤恵美さんですが、2008年頃より表舞台から姿を消しており、現在は、栃木那須塩原でパブスナックのママをしているといいます。
今回は、新藤恵美さんの、若い頃(女優デビュー)から現在までの経歴をご紹介します。
新藤恵美のプロフィール
新藤恵美さんは、1949年3月20日生まれ、
東京都小石川の出身、
身長159センチ、
学歴は、
星美学園中学校・高等学校
⇒頌栄女子学院卒業
ちなみに、本名は「佐藤恵美」というそうです。
新藤恵美は15歳の時にスカウトされて芸能界入りしていた
新藤恵美さんは、星美学園中学校・高等学校在学中の1964年、15歳の時、スカウトされて芸能界に入ると、
松竹のニューフェイスとして売り出され、1965年には、「俺たちの恋」で映画デビューしています。
新藤恵美は20歳の時に「姿三四郎」で人気を博すも撮影中イジメに遭っていた
その後、新藤恵美さんは、松竹の専属女優として、映画やテレビドラマなどに出演し、着実にキャリアを積む中、
1970年、20歳の時には、テレビドラマ「姿三四郎」で、村井早乙美役と南小路高子役の2役を演じて人気を博すのですが、
「姿三四郎」より。
実は、この撮影中、イジメに遭い、芸能界をやめようと思いつめていたそうで、
新藤恵美さんは、
印象深いドラマといえば、私が20歳の時に出演した「姿三四郎」ですね。芸能界に入ってまだ5年目でした。松竹の作品なんですけど、日活の撮影所を使ったんですね。
松竹と日活ではスタッフのカラーが全然違っていて、女優の扱い方もまるで違う。そんな人間関係にすごく悩んでしまいました。
打ち上げの時に記録係(スクリプター)さんが「恵美ちゃん、よく頑張ったわね。イジメにあっているのはみんな知ってたんだよ。家に帰って泣いていたらしいじゃない」って。私、「この撮影が終わったら芸能界やめよう」と思っていたんです。今となっては笑い話ですけど。
と、語っています。
新藤恵美は22歳の時に「美しきチャレンジャー」でブレイク
それでも、新藤恵美さんは、1971年には、主人公がボウリングで魔球を駆使して戦うスポ根ドラマ「美しきチャレンジャー」で主人公の小鹿みどり役を熱演すると、たちまちブレイクを果たしたのでした。
ちなみに、この「美しきチャレンジャー」は、当時のボウリングブームを背景に制作されたそうで、新藤恵美さんは、女子プロボウラーとして絶大な人気を博していた中山律子さんからボウリングの指導を受けたのだそうです。
「美しきチャレンジャー」より。新藤恵美さんと森次浩司(森次晃嗣)さん。
新藤恵美が33歳の時には「鬼龍院花子の生涯」で鬼龍院政五郎の妾・笑若役
そんな新藤恵美さんは、1982年、33歳の時には、映画「鬼龍院花子の生涯」で鬼龍院政五郎の妾・笑若役を演じています。
「鬼龍院花子の生涯」より。
新藤恵美は「ルージュ」など日活ロマンポルノ出演ほか写真集も多数出版
その後、新藤恵美さんは、
などの日活ロマンポルノにも出演するほか、
- 「女優」(1984年)
- 「新藤恵美写真集」(1985年)
- 「熱帯夜」(1991年)
- 「一夜の情事」(1992年)
- 「SPLASH」(1993年)
- 「陽炎 Kagero」(1999年)
- 「SPLASH 艶写文庫」(2012年)
など、写真集も多数出版しています。
新藤恵美の現在は栃木・那須塩原でパブスナックのママ
そんな新藤恵美さんは、2008年頃までは女優として活動していたのですが、以降、ほとんどメディアには登場しなくなり、2013年には、栃木・那須塩原でパブスナック「ベガ」を経営していることが報じられています。
実は、新藤恵美さんは、もともと東京に住んでいたのですが、2008年頃、飼っていた犬が子犬を3匹産んだ際、当時、住んでいたマンションの近所に動物アレルギーを訴えていた人がいたことから、
これをきっかけに、トラブルを避けるため、ゴルフで何度か訪れたことがある馴染の土地だった那須の別荘地に移住していたそうで、
移住後、最初の1年は、ずっと続けていたCMの仕事がある時だけ上京し、あとは、愛犬とゆっくり暮らしていたそうですが、
そのうち、この那須の地にあったパブスナック「ベガ」のママが再婚を機に引退することになり、店を引き継いでくれる人を探していたそうで、その話が、回り回って、新藤恵美さんの所に来たのだそうです。
とはいえ、新藤恵美さんは、15歳で芸能界に入り、アルバイトの経験もなかったそうで、最初はこの話を受けるかどうか迷ったそうですが、
女優とはまったく違う仕事だけど、ちょっとやってみようかしら、ダメだったらやめればいい
と、思うようになり、軽い気持ちで始めたのだそうです。
(お店のオープンに関しては、一切、宣伝しなかったそうで、坂口良子さんから花輪を贈られたぐらいだったそうです)
新藤恵美の店「ベガ」はJR宇都宮線黒磯駅から歩いて3分
ちなみに、パブスナック「ベガ」は、JR宇都宮線黒磯駅から歩いて3分ほどの所にあるそうですが、お店の経営は順調のようで、
新藤恵美さんは、
お客さんが話題にする私の作品は、ドラマの「姿三四郎」(70年、日本テレビ系)や「美しきチャレンジャー」ですね。最初「ボウリング、うまいの?」という話から「まぁ、ゴルフよりは」とお答えしているうちに「次、対戦したい」と。今は月に1回、ボウリング大会が開かれているんですよ(笑)。
(芸能界の仕事については)年齢もありますので、今、お仕事は選ばせていただいているんです。舞台が入ったらお店を休みます。
ハリウッド映画を舞台化した「セメタリー倶楽部」という作品があって、もう再演しているんですが、もし再々演ということになれば‥‥。お客様も「そうなったら見に行くから、いつでも言って」とおっしゃってくださるんです。
と、語っており、充実した日々を送っているようです。
また、取材に訪れた記者は、
その店「ベガ」はJR宇都宮線黒磯駅から歩いて3分ほどのところにある。シックで艶っぽい新藤が応対に出てくると、映画のワンシーンを見ているような錯覚に陥った。
と、綴っており、
新藤恵美さんの美貌は健在のようです。
そんな新藤恵美さんは、2015年の取材に対しても、
今も元気で店をやってますよ
以前は、お客さまとボウリング大会をやっていたこともありましたが、やはり、こちらで大人の遊びといえばゴルフですね。昨年もお店のお客さんとコンペを開いたりして楽しくやっていますよ
と、答えていたといいます。
「新藤恵美の元夫は?火野正平と不倫!再婚相手は?元カレに恐喝されていた!子供は?」に続く
1964年に芸能界入りし、松竹映画のニューフェイスとしてデビューすると、1971年には、魔球を駆使して戦うボウリングドラマ「美しきチャレンジャー」の主演を務め、たちまち人気を博した、新藤恵美(しんどう えみ)さん。 そん …