1978年、矢沢永吉さんの自伝本「成りあがり」の構成と編集を手掛けると、1979年には、沢田研二さんの楽曲「TOKIO」の作詞をを担当し、
1980年代には、「じぶん、新発見。」「不思議、大好き。」「おいしい生活」「くうねるあそぶ。」などのコピーを次々と生み出し、一躍、有名になった、糸井重里(いとい しげさと)さん。
そんな糸井重里さんは、現在の妻の樋口可南子さんとは、不倫の末の結婚だったといいます。
今回は、糸井重里さんと妻・樋口可南子さんの結婚に至るまでの経緯、一人娘の池田あんださんについてご紹介します。
「糸井重里の生い立ちは?幼少期は父子家庭!高校はバンド!大学は学生運動!」からの続き
糸井重里は元妻との結婚の翌年に樋口可南子との不倫が発覚していた
糸井重里さんは、1981年、32歳の時、2歳年下の一般女性と結婚すると、同年には、一人娘が誕生したそうですが、
翌年の1982年には、女優の樋口可南子さん(当時22歳)との不倫が発覚しています。
1982年5月26日のこと、糸井重里さんは、都心のホテルで樋口可南子さんと一夜を明かすと、翌日5月27日正午前、2人そろってチェックアウトし、糸井重里さんの愛車・ルノーに乗り込もうとしたところを、ホテルで張り込んでいた週刊誌の記者にスクープされたのでした。
ちなみに、糸井重里さんは、記者に直撃取材を受けると、「後で連絡します」と言い、車を出そうとエンジンをかけるも、気が動転していたようで、何度も失敗したそうですが、
一方、樋口可南子さんはというと、落ち着いた様子でにこやかな表情だったといいます。
糸井重里は樋口可南子との不倫交際を認めていた
こうして、糸井重里さんと樋口可南子さんのスクープ記事が週刊誌に掲載されると、
糸井重里さんは、これを受け、6月2日、
弁解するつもりはない。誰かを好きになることは、誰にでもあること。女房もわかってくれています。そういう女房を僕は選んだんです。離婚もありません。
と、樋口可南子さんとの関係を認めています。
また、樋口可南子さんも、6月5日、CMの海外ロケから帰って来た際、記者に直撃取材を受け、
結婚は彼も望んでいないし、私も望んでいません。
糸井さんは私の大事な人。
と、糸井重里さんとの不倫関係を認めています。
そして、
私、奥さんのいる男性を好きになったんじゃないんです。好きになった男性に、たまたま家庭があっただけ
と、発言したのでした。
(この発言は「芸能史に残る名言」として今でも語り継がれています)
さらには、糸井重里さんの奥さんも、週刊誌の取材に対し、
クリスチャンとして、人が人を裁くことはできません。人間が犯した過ちは、許してあげようと思っています
あの人にとってはそれも仕事のうちなんです。私は夫の仕事には口出しはしないことにしている。
と、夫の不倫を認めており、この堂々としたと”公然不倫”は世間を驚かせたのでした。
(糸井重里さんの奥さんは敬虔なクリスチャンでした)
糸井重里は元妻との離婚が成立し11年越しで樋口可南子と入籍していた
その後、糸井重里さんと樋口可南子さんは、渋谷区内のマンションで同棲を始めたそうですが、1986年には、糸井重里さんとタレントとの密会が写真誌に報じられます。
すると、樋口可南子さんは、主演映画「ベッドタイムアイズ」の制作発表の際、
彼との仲はもう清算しました。きちんとケジメをつけました
と、語っていたのですが・・・
交際から11年の歳月を経て、1993年5月、糸井重里さんと奥さんの離婚が成立すると、同年8月17日、糸井重里さんは、樋口可南子さんと入籍したのでした。
糸井重里の子供は一人娘の池田あんだ
ちなみに、糸井重里さんには、元妻との間に女の子が1人誕生しているのですが、娘さんは、1981年に誕生した、池田あんださんです。
池田あんださんは、本名を「糸井ゆうな」さんと言うそうですが、お父さんの糸井重里さんが大の野球好きであることから、野球の「安打」にちなみ、活動名を「あんだ」と名付けられたのだそうです。
(もともとは、「糸井あんだ」名義でしたが、結婚後は「池田」を名乗っているようです)
池田あんださんは、糸井重里さんが主宰するウェブメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」で活動しており、
お父さんについて、
褒めるときには褒めるし、「それ、違う」とかも言われるし。わたしの場合は、小さいとき一緒に住んでなかったんですけど、毎週末一緒に遊びに行ったりとかしてました。
なんか、友だち感覚みたいな感じで。今日はパパが来るから、どっか行ける、みたいな感じで。だから、接し方がふつうの親子と違うんじゃないかなあ。
と、語っており、親子の仲は良好のようです。
(糸井重里さんと樋口可南子さんの間には子供はいません)
1968年にデザイン事務所に入社するも、1973年に倒産したことから、その後、フリーのコピーライターとして活動を開始し、コピーライター以外にも、作詞、文筆(誌、小説、エッセイ)、ゲーム製作など、様々な分野で創作活動を展開 …