抜群の歌唱力に加え、身長167センチという長身でスタイリッシュなビジュアルで人気を博した、今陽子（こん ようこ）さんですが、
実は、お母さんの介護をする中、67歳の時に、突然、胸が締め付けられるように痛み出し、救急搬送されると、「労作性狭心症」と診断され、緊急手術を受けていたといいます。
今回は、そんな今陽子さんが、「労作性狭心症」と診断されるまでの経緯、その原因、健康のために気をつけていること、現在、についてご紹介します。
「【画像】今陽子の若い頃は？デビューから現在までの代表曲や経歴は？」からの続き
今陽子は67歳の時に胸が締めつけられるような痛みを感じるようになっていた
今陽子さんは、2019年6月頃くらいから、胸がしめつけられるように痛むことがあり、心臓の専門医を訪ねたところ、LDL（悪玉）コレステロール値の異常と軽い狭心症を指摘され、治療薬のニトログリセリンを処方されたそうで、
胸に痛みを感じると、ニトログリセリンを服用するようになったそうです。
今陽子は67歳の時に突然胸の激痛に襲われ「労作性狭心症」と診断されていた
しかし、同年（2019年）9月9日の朝、目覚めた時からどうも気分がすぐれず、同居しているお母さん（この時92歳）のために朝食を作っていると、胸が締めつけられるように痛み出し、
この時も、治療薬のニトログリセリンを飲んだそうですが、全然効かず、呼吸困難になるほどの痛みが続いたそうで、
いつもと違う異変を感じた今陽子さんは、病院へ行かねばと思い、お母さんに声をかけて家を飛び出したそうですが、外は土砂降りの雨で、タクシーもつかまらず、襲ってくる痛みでその場にしゃがみ込んでいると、
ふと、交番が目に入って、救急車を呼べばいいことに気がつき、救急車を呼び、救急搬送されたのだそうです。
すると、検査の結果「労作性狭心症」と診断されたそうで、緊急手術を受けると、手術は無事に成功したそうで、手術から2日後には、仕事復帰し、船上での2回のライブを行うことができたのだそうです。
（「労作性狭心症」とは、心臓の血管が狭くなり、酸欠状態になる病気だそうで、今陽子さんは、カテーテルを心臓まで挿入し、バルーンで血管を押し広げて血流を回復させる手術を受けたそうですが、幸い、今陽子さんの場合、詰まった箇所が太い冠動脈ではなく、心臓周辺の細い血管だったことから、大事に至らずに済んだのだそうです）
今陽子は「労作性狭心症」の激痛の中で認知症の母の介護と2日後の船上ライブを心配していた
そんな今陽子さんですが、実は、手術前、激痛に耐えながらも、
家に一人残してきた認知症のお母さんのことが心配でたまらず、
母を一人残しては死ねない
との思いから、急いで、弟さんに電話をしてお母さんのことを頼んでいたほか、
2日後に予定していた、クルーズ客船「飛鳥II」での船上ライブのため、翌日には、寄港地である京都の舞鶴港まで移動しなければならかったことから、
医師に、明日にはどうしても退院したいことを訴え、所属事務所にも、今から心臓の手術をするが明日には船に乗る旨を伝えていたといいます。
（チケットを買ってくれたファンの方たちのことを思うと、絶対、仕事に穴をあけたくなかったそうです）
今陽子が「労作性狭心症」を患った原因はストレスだった？
ちなみに、今陽子さんは、仕事を続けながらの慣れない介護でヘトヘトになる中、お母さんの認知症の症状に振りまわされて、イライラして声を荒らげ、泣いて謝るお母さんの姿を見て、その後、自己嫌悪に陥ることもあったそうで、
そのような日々のストレスが積み重なって、心臓に負担をかけて、狭心症を患ったのではないかと考えているそうで、
健康には自信があったのに、病気になるなんて。それも心臓の病とは、と驚きました。「心臓に毛が生えている」と言われていた私がです（笑）
若い頃からずっと忙しいのがあたりまえで、心身ともに無理をして疲れていたんだなと思います。同時に、母の介護をめぐるストレスもあったのではないかと――。
と、語っています。
今陽子は健康のため、食事、ウォーキングのほか、考え方も変えていた
そこで、今陽子さんは、健康維持のため、体力が落ちたと感じた時や疲れを感じ始めた時には、お肉を食べるようにしているそうで、
舞台やコンサートの日が近づくと精神的に追い込まれ、体重も減っていくそうですが、そんな時にお肉を食べると元気が回復し、元気な状態のまま、本番に臨むことができるのだそうです。
また、ウォーキングをしたり、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを増やさないよう、食生活も気をつけるようになったほか、この病気をきっかけに、考え方を変えたそうで、
これまでは、何でも一人で抱え込み、全て自分でやらなければ気がすまないタイプだったのを、今では、上手に人に甘えたり、頼るようになったそうで、こうすることで、心も体もとても楽になったのだそうです。
今陽子の現在は？
実際、2022年現在、2ヶ月に1度、定期検査に通いながら、薬の服用を続けているものの、問題なく、元気に過ごしているとのことで、
今陽子さんは、
運良く、すぐに手術で対処できましたが、好きな歌が歌えるのも健康であればこそと、しみじみ感じました。
と、語っています。
「今陽子の前夫･松川達也との馴れ初めは？離婚理由は？再婚は？子供は？」に続く
