元宝塚歌劇団、宙組トップ娘役で、現在は女優として活躍されている、陽月華(ひづき はな)さん。宝塚時代は、娘役ながら、クールで凛々しいヴィジュアルと、キレのあるダンスで、人気を博されました。


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プロフィール!

陽月さんは、1980年9月2日生まれ、
東京都足立区のご出身です。

身長164センチ、
血液型はO型、

本名は、
梅津洋子(うめづ ようこ)さん、

だそうです。

イメージングで宝塚に合格?!

陽月さんは、もともと、
お芝居が好きだったそうですが、

宝塚歌劇に憧れ始めたのは、
高校に入ってからだったそうです。

宝塚歌劇のファンだった叔母さんの影響を受け、
お芝居を観るうちに、ハマっていったのだとか。

そして、陽月さんはバレエを習い始め、
次第に、宝塚の「受験生」になることが、
夢になっていったのだそうです。

陽月さんは毎晩寝る前に、
受験会場に入っていくところから、

1次試験 ⇒ 合格発表 ⇒ 2次試験 ⇒ 合格発表

という流れを、
とても具体的に想像されていたそうですが、

宝塚の本を読み漁っておられたおかげで、
細かい所まで、容易に、
想像することができたそうです。

その想像のおかげか、
1998年、宝塚音楽学校に合格。

憧れの宝塚に入られ、
毎日が楽しくて仕方なかったそうです♪

初めての挫折

まるで、夢の続きを生きているようで、
舞台を仕事だと思ったことはなく、

「ただ、楽しいことだった」

と、陽月さん。

しかし、そんな陽月さんを、
どん底に突き落とすような出来事が起こります。

陽月さんが宝塚に入団されて4年目の、
2003年、「王家に捧ぐ歌」に、
新人公演ヒロインとして出演されたときのこと。

初のヒロインだったにも関わらず、
陽月さんは体調が悪く、初めて出たくないと、
思った舞台だったそうです。

なんとか舞台には立ったのですが、
共演者の熱唱で、
観客からすごい拍手が沸き上がったのを聞いた瞬間、

陽月さんは、

ああ、心からの拍手だ。

私に対する拍手はおざなりな形だけのもの。
同じ拍手でも全然違う・・・

と、分かってしまったというのです。

緊張の糸がプツンと切れた状態だったため、
この舞台は、どのように終えたのかも、
覚えていないそうです。

陽月さんは、インタビューで、

その日は雨でした。
傘もなく、濡れながら帰りました。

家に帰ると、暗い部屋の中に、
いただいたたくさんの花が置いてありました。
「虚」という文字そのもののような風景でした。

と語っておられました。

そして、陽月さんは、ワンワン泣き、
翌日もずっと泣いていたそうです。

初めて芽生えたプロ意識

陽月さんは、その時初めて、
「舞台が怖い」と思われ、さらに、
「プロ」という言葉を意識されるようになったのでした。

それからは、ひたすら稽古に打ち込まれ、
1ヶ月後に控えた公演に備えられたそうです。

体調管理は特に気をつけられ、
1ヶ月後に行われた公演では、
ご自分の成長を感じられたそうです。

陽月さんは、天性の美貌や華やかさをお持ちなので、
そこがとても大きな魅力ですが、

そこに、プロとしての意識が加わり、
さらに、魅力的なパフォーマンスを披露することが、
出来るようになられたのですね。

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宝塚退団理由は?

そして、陽月さんは、2009年、
「薔薇に降る雨/Amour それは・・・」
での千秋楽を最後に、宝塚を引退されています。

しかし、陽月さんは、

「何かが降りてきたから」

と語るのみで、
退団理由を明言されていません。

ご自分の中で、いろいろと、
心境の変化があったのは確かですが、

具体的に何があったのかを調べてみると、

陽月さんは、2008年、
舞台稽古中に左足首を骨折され、

「黎明の風/Passion 愛の旅」「雨に唄えば」の、
両公演を全日程休演されるという、
トラブルに見舞われています。

同年9月に、
「Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー」で、
復帰されましたが、

左足首の具合があまりよくないのでは、
とファンの間でささやかれていたようです。

陽月さんは歌唱力に問題があり、
ダンスが持ち味だったにもかかわらず、

左足首を痛めたことで、
以前のような、キレのあるダンスを、
披露することができなくなったことが、
退団の理由の一つのようですが、

最大の理由は、
ずっと一緒にコンビを組まれてきた、
男役の大和悠河さんの退団ではないか、
と言われています。

左が陽月さん、右が大和悠河さん。

陽月さんは、2007年に、
大和さんの相手役に抜擢されて以来、
ずっとコンビを組んでこられたので、

大和さんの退団を受けて、それなら私も、
となったのも分かりますね。

こうして、
お二人は同時退団されたのですが、

宝塚では、トップ男役とトップ娘役が、
同時に退団するというのは、
よくあることだそうです。
紺野まひるさんと絵麻緒ゆうさんなど)

さて、宝塚退団後は、
テレビドラマや舞台を中心に、
意欲的に女優業に取り組んでおられる陽月さん。

その華やかな美貌を活かしたご活躍に、
今後も期待しています!!

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