戸次重幸！大泉洋と？母は？結婚相手は市川由衣！

北海道の演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで俳優の、戸次重幸（とつぎしげゆき）さん。北海道のバラエティ番組「おにぎりあたためますか」や「ハナタレナックス」にレギュラー出演されています。

役者を志す

戸次さんは、小学生の頃から、
建築士になるのが夢だったそうです。

しかし、それは、
ご両親が戸次さんに望んでおられた職業で、

幼い頃から、刷り込まれていたのだと、
高校生の時に気がつき、

じゃあ自分は何がやりたいんだろう？

と、考えていた矢先、

偶然、イッセー尾形さんの、
一人芝居を観られたのでした。

体一つで、観客を釘付けにしている姿を見て、
感銘を受け、

これだ！

と、その場で、
役者になる決意をされたのでした。

ご両親の意向で、
一応、大学へ進学することにはなりましたが、

その時はすでに、役者になることしか、
頭になかったそうです。

「TEAM NACS」として

大学では迷わず、演劇研究会に入られ、
そこで、大泉洋さん、安田顕さんらと出会われます。

そして、「TEAM NACS」を結成。
「TEAM NACS」は、
１９９６年の初公演を皮切りに、

回数を重ねるごとに、観客動員数を伸ばし、
非常に大きな劇団となります。

戸次さんは、大学卒業後は、
「TEAM NACS」のメンバーとして活動する一方で、

ローカルタレントとして、
地元、北海道のテレビやラジオなどに出演。

その後、戸次さんが３２歳の時、
初の連続ドラマ「サプリ」の出演をきっかけに、
東京へ進出されるようになったのでした。

学生時代にお芝居を始められてから、
すでに１０年以上が経っていましたが、

大学を卒業して、すぐに上京していたら、
役者にはなれなかっただろう。

と戸次さんは思われているそうです。

「TEAM NACS」のメンバーだからこそ、
現在の活躍に結びついている、
と考えられているのですね。

役者としての基礎

戸次さんは、北海道時代、
脚本を執筆されたり、舞台の演出を手がけられるなど、
マルチに活動しておられたそうです。

その理由として、北海道では、
ドラマがほとんど制作されないことから、

役者一本でやっていくことが、
とても難しかったのだそうです。

なので、役者以外にも、
何でもできないといけないことから、
本当におバカなこともされたそうです。

もともとは、ご自分がやりたい、
と思ったことではなく、

大好きな役者をやっていくために、
必要なことだったのですね。

しかし、そのご経験が、
現在、役者をやるうえで、基礎体力や筋力になっていると、
確信されているそうです。

そんな、戸次さんの、
気になる話題について調べてみました！

大泉洋と？

戸次さんにとって、大泉さんとの出会いは、
特別なものだったようです。

戸次さんは、「TEAM NACS」というグループに、
所属している強みがあったからこそ、
現在の自分があるとおっしゃっていましたが、

その「TEAM NACS」を全国的に知らしめたのが、
大泉さんだったのです。

戸次さんは、大泉さんのことを、

あいつは、グループの知名度を上げるためにも、
まずは俺が売れるから、
と先陣を切ってメディアに露出し、
事実、全国区で売れてくれた。

そのマインドにメンバー各自が刺激され、
それぞれの仕事に精力的に取り組み、
自身の世界を広げていくことができたわけです。

と、語っておられました。

お二人は、北海道のバラエティ番組、
「おにぎりあたためますか」
でレギュラー出演されているのですが、

その時、大泉さんは、

「俺、シゲのこと、本当にかっこいいと思ってる」
「生まれ変わったらシゲになりたい」

と、おっしゃっており、

逆に、戸次さんは、大泉さんのことを、

「大泉を色んな意味で尊敬している」

と、おっしゃっていたそうです。

お互い切磋琢磨し合える関係ということで、
素晴らしいですね！

母は？

戸次さんは、以前、
本名である「佐藤重幸」名義で活動されていたそうです。

２００８年から、
現在の「戸次重幸」に改名されているのですが、

実は、この「戸次」という珍しい姓は、
亡きお母さんの旧姓なのだそうです。

戸次さんは、公式ホームページで、
改名の理由を、

私「佐藤重幸」は、
この度改名する事になりました。

新しい名前は、
「戸次（とつぎ）重幸」となります。

今までは「佐藤」の本名で、
活動させてもらっていましたが、

今後はこの「戸次」の芸名を、
名乗らせて頂きます。

この「戸次」という姓。
母の旧姓で、正確には「べっき」と読みますが、
読み易さを考え「とつぎ」とさせて頂きました。

実は、昨年末に母を癌で亡くしました。

その母への想いを胸に抱いて、
今後も芸能活動に励んでいきたい、
という気持ちからの決断です。

もうすぐ一周忌を迎えるこのタイミングで
変えようと考えていました。

と、綴っておられました。

戸次さんのお仕事が、
全国的に増え始めたタイミングで、
お母さんが病に倒れられたそうですが、

それでも、戸次さんは、
休みなく、仕事に打ち込まれたそうです。

戸次さんを誰よりも応援し、
仕事での成功を願っていたお母さんの気持ちに、
応えたいと思っておられたのでしょう。

戸次さんの、お母さんへの強い想いが分かる、
エピソードですね。