6歳から子役として活動されると、1986年、13歳の時には、「愛の嵐」「魔夏少女」などのテレビドラマで注目を集め、一躍人気女優の仲間入りを果たした、小川範子(おがわ のりこ)さん。1988年からは「はぐれ刑事純情派」シリーズにレギュラー出演されるなど、着実に女優としてのキャリアを積まれていましたが、2005年に結婚されると、表舞台からは遠ざかられています。


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年齢は?本名は?大学は?

小川さんは、1973年7月20日生まれ、
(2018年現在44歳)、東京都のご出身、

身長156センチ、

血液型はB型、

本名は、
吉田 重美(よしだ しげみ)、
(旧姓:谷本)

学歴は、
早稲田大学社会科学部卒業、

だそうです。

「谷本重美」名義で子役として活動

小川さんは、1979年、6歳の時に劇団に入られ、
本名の「谷本重美」名義で、

「Little Angels 少女の詩」
「街には女の子たちがいっぱい」

などの写真集に少女モデルとして出演し、

「Little Angels 少女の詩」

「鉄道公安官」でテレビドラマデビューされると、

翌年の1980年には「瓦礫の詩」で、
初舞台を踏まれ、

その後も、
テレビドラマでは、

1981年「岡っ引どぶ」
1982年「おいしい夫婦」
     「噂の刑事トミーとマツ 第2シリーズ」
     「バッテンロボ」

「噂の刑事トミーとマツ」より。(左から)松崎しげるさん、
小川さん、石立鉄男さん。

1983年「闇の中に薫る」
1985年「妻に何が起こったか」
1986年「乳姉妹」
     「十五少年漂流記」
     「特捜最前線」

「十五少年漂流記」より。

舞台では、

1981年「曠野の花嫁たち」
     「たけくらべ」
     「青い鳥」
(主演)
1982年「マッチ売りの少女」(主演)

ほか、数多くの作品に、
子役として出演されています。

「愛の嵐」「魔夏少女」「はぐれ刑事純情派」などで人気に

そして、1986年に、テレビドラマ「愛の嵐」で、
ヒロイン ひかる役の10代の頃を演じ、注目を集めると、

「愛の嵐」より。吉村英哉さんと小川さん。

翌年の1987年には、テレビドラマ「魔夏少女」
での演技が高く評価されて、一躍、人気若手女優の仲間入り。
(この頃、現在の「小川範子」名義に改名されています)

「魔夏少女」より。(左から)小川さん、
原田美枝子さん、三宅裕司さん。

その後も、小川さんは、児童養護施設が舞台のテレビドラマ、
「スタンドバイミー~気まぐれ白書~」(1987年)
での反抗的な少女や、

「スタンドバイミー~気まぐれ白書~」より。
(左から)小川さん、志穂美悦子さん、鷲尾真知子さん。

「3年B組金八先生スペシャル6新・十五歳の母」(1987年)での、
妊娠4ヶ月の中学生など、癖のある難しい役で、
きらりと光る演技を見せ、

「3年B組金八先生スペシャル6新・十五歳の母」より。
(左から)早崎文司さん、小川さん、武田鉄矢さん。

1988年には、2009年まで続く、
長寿ドラマ「はぐれ刑事純情派」シリーズに、
主人公 安浦刑事(藤田まことさん)の娘、
ユカ役でレギュラー出演。

「はぐれ刑事純情派」より。
(左から)小川さん、松岡由美さん、藤田まことさん。

1989年には、お昼のドラマ「夏色の天使」で主演を務められるなど、
演技派女優としての道を着実に歩まれたのでした。

アイドル歌手として

また、小川さんは、1987年には、女優業と並行して、
1stシングル「涙をたばねて」でアイドル歌手デビューされ、

以降、

1988年3月「永遠のうたたね」
     7月「こわれる」
    11月「ガラスの目隠し」
1989年3月「桜桃記(ひとひら)」
1989年7月「夏色の天使」

と、立て続けにシングルをリリース。
アイドルとしても活動されました。

早稲田大学に入学

そんな小川さんは、1993年には、
自己推薦入試で、早稲田大学社会科学部に合格。

女優業と学業を両立させつつ、
1997年には、無事、卒業されています。

ちなみに、小川さんは、
早稲田大学を選ばれた理由について、

歌が好きで、十四歳の時に歌手デビューしたのですが、
初めて歌ったのが早稲田祭でした。

非常に活気がある大学だと思い、
大学に行くなら早稲田だと思っていました。

と明かされ、

大学での思い出については、

一年生の時、語学のクラスの友人と列車で北海道を一周しました。
北海道には仕事で行くこともありましたが、飛行機で日帰りしたり。
ゆっくり遊ぶことが新鮮でしたね。

と、語っておられます。

出演作品

その後も、小川さんは、

映画では、

1995年「WINDS OF GOD」
1997年「なにわ忠臣蔵」
2004年「ドルフィンスイム」

テレビドラマでは、

1990年 月曜ドラマスペシャル「自主退学」
1991年「先生のお気に入り」
1992年「腕におぼえあり2」
1993年 月曜ドラマスペシャル「定年、長い余白」
1994年「十時半睡事件帖」
1995年「湯けむり純情~早春恋物語」

1996年 月曜ドラマスペシャル「出世と左遷」
1997年「番茶も出花」
1998年 土曜ワイド劇場「“繭の密室”連続殺人事件」
1999年 土曜ワイド劇場「おばはん刑事!流石姫子2」
2000年 NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」

2001年 火曜サスペンス劇場「監察医・室生亜季子29・不完全な心中」
2002年 火曜サスペンス劇場「警視庁鑑識班14」
2003年 月曜ミステリー劇場「警察庁特別広域捜査官宮之原警部
      丹後浦島伝説殺人事件」

2004年 土曜ワイド劇場「火災調査官・紅蓮次郎3」
2005年「チェオクの剣」

「火災調査官・紅蓮次郎3」より。(左から)小川さん、
船越英一郎さん、井田國彦さん。

と出演されていたのですが・・・

旦那はTBSのディレクター!子どもは?

2005年には、TBSのディレクター、
吉田秋生(よしだ あきお)さんと結婚。

なんと、当時、小川さん31歳に対し、
吉田さんは53歳と、22歳の年の差婚で、

さらには、吉田さんには離婚歴があり、
小川さんと結婚された時には、すでに、
成人した息子さんがいらっしゃったのだとか。

実は、お二人は、小川さんが13歳の時に出演された、
テレビドラマ「スタンドバイミー~気まぐれ白書~」で、
ご主人が制作を担当されていたことから、知り合われたそうですが、
(まさか、この頃から交際していたわけではないでしょうが・・・)

小川さんは、以前、テレビ番組で、渡瀬恒彦さんが、
好みのタイプだと話されていたことがあったそうなので、
ご自分よりもずっと年上のお父さんみたいな人がタイプだったのでしょうね♪

ちなみにお二人の間には、
お子さんはいらっしゃらないようです。

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現在は?

さて、そんな小川さんは、結婚後は主婦業に専念されており、
ほとんど表舞台には出ておられなかったのですが、

2017年12月、突然、
ベスト・アルバム「30th Anniversary Best」
をリリースされ、往年のファンを喜ばせると、

女優業から遠ざかっていますが、機会があればやってみたいです。
今の年齢でしか演じられない役もあると思います。

とも語っておられるので、久々に、
小川さんの女優姿も見られるかも。

小川さんの復活に期待を寄せつつ、
今後も小川さんの動向に注目です!!

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