1985年に、姉・安田祥子さんと童謡アルバム「あの時、この歌」をリリースすると、1986年からは、姉・安田祥子さんと共に童謡コンサートをスタートさせ、以降、長年に渡り、姉・安田祥子さんと共に童謡を歌い続けている、由紀さおり(ゆき さおり)さん。
今回は、そんな由紀さおりさんと安田祥子さんが共に童謡を歌い始めた経緯やアルバムなどをご紹介します。

「【画像】由紀さおりの若い頃(ソロ)から現在までの歌手としての経歴は?」からの続き
由紀さおりが姉・安田祥子と童謡を歌い始めたきっかけは32歳の時の紅白落選だった
女優、タレント、司会者と、幅広く活動していた由紀さおりさんは、本業の歌手でも、「夜明けのスキャット」の大ヒット以来、10年連続で「NHK紅白歌合戦」に出場していたのですが、
11年目の1980年も、当然、出演するものと思い、衣装も用意していた中、落選してしまい、「なぜ?」と考え込んだといいます。
そして、この頃、シンガーソングライターの台頭が著しくなっていたことから、歌謡曲は自分で作る人に比べて説得力がないのでは、と歌謡曲を歌うことへの自信もなくしてしまったそうで、
悶々とした日々を送る中、ふと、
もう一回、自分の歌探しをしないと、これから先は人前で歌っていけないな
と、思い立ち、
4年後のデビュー15周年は、NHKホールで、コンサートをしたい
と、大きな目標を立てると、
4年後の1984年のコンサート実現に向けて、資金作りのため、地道なキャバレー巡りを再開したのだそうです。
そして、ついに、NHKホールを借りる目処がついたそうですが・・・
今度は、突然、
オーケストラを入れて、一人で2時間半も歌えるかしら。
と、不安になったそうで、
そのことをお母さんに相談すると、
あなた、お姉ちゃんと一緒にやったらどうなの?
と、姉・安田祥子さんをゲストに招くことを提案されたそうで、
由紀さおりさんが安田祥子さんに共演の話をもちかけると、安田祥子さんはこの申し出を快諾したのだそうです。
(当時、姉の安田祥子さんは、オペラの道に進もうとニューヨークに渡るも、世界のレベルの高さに断念し、帰国して自分の歌探しをしていたそうです)
由紀さおりは36歳の時に姉・安田祥子と姉妹で童謡コンサートを開始していた
こうして、由紀さおりさんは、1984年、15周年記念コンサートを開催し、15分という短い時間ながら、お姉さんの安田祥子さんと共通の原点であった童謡を歌ったところ、大反響を呼んだそうで、
1986年には、童謡アルバム「あの時、この歌」をリリースし、
(デビュー直後から個人事務所を起すなど、由紀さおりさんの芸能活動をサポートしていたお母さんの要望だったそうです)
同年、会場でCDを手売りする手作り感あふれる童謡コンサートを開催すると、チケットも瞬く間に完売したそうで、

あの時、この歌 第1集
この年の暮れには「第28回日本レコード大賞企画賞」を受賞するほか、1987年には、安田祥子さんと共に「第38回NHK紅白歌合戦」出場を果たしたのでした(由紀さおりさんにとっては9年ぶりの出場)。
ちなみに、由紀さおりさんと安田祥子さんは、以降、紅白歌合戦は、2001年の「第52回NHK紅白歌合戦」まで常連歌手として出演しているのですが、
1994年には、童謡アルバム「あの時、この歌」シリーズがセールス100万枚を突破するほか、1995年には、ニューヨークのカーネギーホールでも童謡のコンサートを開催しています。

「あの時,この歌 第2集」
由紀さおりと安田祥子は「トルコ行進曲」のスキャットほかアニメ主題歌も歌唱
また、由紀さおりさんと安田祥子さんは、童謡のほか、オリジナル楽曲、歌謡曲、クラシック、アニメ主題歌なども、共に歌唱しており、
1997年、「第48回NHK紅白歌合戦」でモーツァルトの名曲「トルコ行進曲」をスキャットで(ティアララルン♪ティアララルン♪)披露すると、大きな話題となり、現在でも、ネット上では、世代を問わず、その神がかった二人の歌唱に、圧倒されるユーザーが続出しています。
「トルコ行進曲」
そして、2000年には、映画「ドラえもん のび太の太陽王伝説」の主題歌「この星のどこかで」も、二人で歌唱しています。
「この星のどこかで」
由紀さおりと安田祥子のアルバム(デュエット)
それでは、最後に、由紀さおりさんと安田祥子さんのアルバム(デュエット)をご紹介しましょう。
- 1985年「あの時、この歌 第一集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第一集~童謡を歌う」
- 1986年「あの時、この歌 第二集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第二集~童謡を歌う」
- 1986年「あの時、この歌 第三集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第三集~童謡を歌う」
- 1987年「あの時、この歌 第四集~愛唱歌を歌うⅠ」

「あの時、この歌 第四集~愛唱歌を歌うⅠ」
- 1987年「あの時、この歌 第五集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第五集~童謡を歌う」
- 1988年「あの時、この歌 第六集~海沼実を歌う」

「あの時、この歌 第六集~海沼実を歌う」
- 1990年「あの時、この歌 第七集~ピアノのけいこ」

「あの時、この歌 第七集~ピアノのけいこ」
- 1991年「あの時、この歌 第八集~愛唱歌を歌うⅡ」

「あの時、この歌 第八集~愛唱歌を歌うⅡ」
- 1992年「あの時、この歌 第九集~子守歌を歌う」

「あの時、この歌 第九集~子守歌を歌う」
- 1992年「あの時、この歌 第十集~いずみたくメロディーを歌う」

「あの時、この歌 第十集~いずみたくメロディーを歌う」
- 1996年「歌・うた・唄 Vol.1~ウィーンにひびく歌~」
- 1997年「歌・うた・唄 Vol.2~スタンダード日本 II~」
- 1997年「歌・うた・唄 Vol.2~スタンダード日本 III~」
- 1998年「歌・うた・唄 Vol.3~サトウハチローを歌う~」
- 1999年「歌・うた・唄 Vol.4~舶来唱歌集〔街角篇〕~」
- 2000年「歌・うた・唄 Vol.5~あしたの想い出~」
- 2002年「歌・うた・唄 Vol.6~学園に歌は流れて~」
- 2003年「歌・うた・唄 Vol.7~歌声が若かった頃~」
- 2004年「歌・うた・唄 Vol.8~名画座・にっぽん~」
- 2005年「歌・うた・唄~あなたが選ぶBEST 20~」
など、数多くのアルバムをリリースしています。
「【画像】由紀さおりの若い頃から現在までの出演映画ドラマ舞台CMは?」に続く
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