映画を中心に数多くの作品に出演されている、俳優の宇野祥平(うの しょうへい)さん。自主制作時代から前田弘二監督の常連俳優であり、その哀愁の帯びた演技が注目されています。
プロフィール!
宇野さんは、1978年2月11日生まれ、
大阪府のご出身です。
身長169センチ、
体重63キロ、
靴のサイズは26.5センチ、
血液型はA型、
趣味・特技は、
野球、ものまね、
資格は、
フォークリフト(1t未満)、
ちなみに、
胸囲88センチ、胴回76センチ、頭回58センチ、
首周37センチ、肩幅45センチ、袖丈58センチ、
裄丈80センチ、股下73センチ、服のサイズL、
と、事務所のホームページに、
公表されていました♪
(洋服のプレゼント狙いなのか!)
花屋から俳優に
宇野さんは、高校卒業後、
就職されるも、すぐに辞めてしまい、
花屋をやっていた叔父さんの紹介で、
別の花屋で働くことになったそうです。
そんなある日、花屋の店主からもらった、
花の本を読んでいると、
オッチャン(店主)は心から花を好きなんだなあ。
としみじみ思われたそうで、
自分も、好きなことを仕事に出来ないか、
と考えられたところ、
幼い頃、おじいちゃんに、
連れて行ってもらった映画を思いだされたのだとか。
その映画館では、観客が、
スクリーンの勝新太郎さんに向かって、
声を張り上げていたそうで、
宇野さんは、幼心に、
「スクリーンの向こうにはすごいものがある」
と、映画に憧れたことを、
思い出されたのでした。
専門学校
こうして、宇野さんは、
俳優を目指すことになるのですが、
すぐ東京には行かず、大阪梅田にある、
専門学校の放送映画学科に入学されると、
昼間は、ボートレースで、
大型ビジョンに流す映像を、
中継するアルバイトをしながら、
夜は学校に通い、授業が終わると、
仲間と自主映画を撮る、
という毎日を送るようになります。
下積みの日々
そして、2000年、22歳の時、
ついに、宇野さんにチャンスが。
映画「絵里に首ったけ」に、
出演するはずだった俳優が降板したことで、
代役のオファーが来たのです。
宇野さんは、これをきっかけに、
所持金5万円で上京。
友達のアパートを転々としながら、
録音スタジオにある喫茶店で働き、
生計を立てられたのでした。
ちなみに、その喫茶店では、
約9年もの間働かれたそうで、
マスターの奥さんが、お店にくる映像関係者に、
宇野さんを使ってくれるようにお願いしてくれるなど、
大変よくしてもらったそうです。
宇野さんは、そのことについて、
30歳を過ぎて、今の暮らしになるまで、
友だちの家を転々とする居候暮らしでしたけど、
そういう期間を下積みとか貧乏だと、
思ったことはないんです。なければないで何とかなるし、
いろんな人に助けていただいたおかげで、
そういう意識を持たずに暮らせたんだと思います。
と語っておられました。
好きなことをして、輝いている宇野さんだからこそ、
周囲の人々が手を貸したくなったのでしょうね♪
出演作品
それではここで、
宇野さんの出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
2000年「絵里に首ったけ」
「殺し屋1」
2001年「黄昏流星群 星のレストラン」
2002年「ハナムグリ」(前田弘二監督)
2003年「座頭市」
2004年「ヴィタール」
2005年「妖怪大戦争」
「女」(前田弘二監督)
「鵜野」(前田弘二監督)
2006年「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
「古奈子は男選びが悪い」(前田弘二監督)
「ラーメン」(前田弘二監督)
「鵜野」より。
2007年「遊泳禁止区域」(前田弘二監督)
2008年「アキレスと亀」
「先輩の女」(前田弘二監督)
「くりいむレモン 旅のおわり」(前田弘二監督)
2009年「カイジ 人生逆転ゲーム」
「ヴィヨンの妻」
2010年「ゲゲゲの女房」
2011年「超・暴力人間」
2012年「苦役列車」
2013年「横道世之介」
2014年「クローズEXPLODE」
「わたしのハワイの歩きかた」(前田弘二監督)
2015年「ジョーカー・ゲーム」
「久保明の日記」
2016年「64ロクヨン」
「久保明の日記」より。
テレビドラマでは、
2009年「深夜食堂」
2011年「深夜食堂2」
2012年「太陽は待ってくれない」
2013年「まほろ駅前番外地」
2014年「深夜食堂3」
2015年「洞窟おじさん」
「洞窟おじさん」より。
ほか、映画を中心に、
数多くの作品に出演されています。
結婚は?
そんな宇野さんの、
気になるプライベートなのですが、
ブログでは、亡くなったお母さんのことや、
おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出は、
語っておられるのですが、
ご自身の恋愛話などはなく、
残念ながら、結婚されているかどうかも、
分かりませんでした。
「深夜食堂 第四部」に出演!
さて、2016年10月から始まる、
テレビドラマ「深夜食堂 第四部」では、
引き続き、小道役を演じられる宇野さん。
この作品は、午前0時から朝7時までの営業のため、
常連客から「深夜食堂」と呼ばれる、
飯屋のマスター(小林薫さん)と、
ワケありな常連客との交流を描いているのですが、
宇野さん演じる小道も、「深夜食堂」の常連客で、
フリーカメラマンという役どころ。
宇野さんは、
この作品に出演されたことで、
海外で声をかけられた。
韓国でも中国でも。
日本で声をかけられたのも中国人だった。
と、おっしゃっていました。
日本国内だけではなく、アジア圏でも、
人気を誇っているこのドラマ。
美味しそうなメニューとともに、
織りなされる人間模様は、
世界共通なのかもしれませんね♪