1970年代、「飛び出せ!青春」「われら青春!」など学園ドラマに出演し、青春スターとして人気を博した、保積ペペ(ほづみ ペペ)さん。今回はそんな保積さんのデビューからの足跡をご紹介します。

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年齢は?出身は?身長は?本名は?芸名の由来は?

保積さんは、1958年4月21日生まれ、
東京都のご出身、

身長180センチ、
体重80キロ、

学歴は、
明治大学付属中野高等学校定時制卒業、

趣味はゴルフだそうです。

ちなみに、保積さんの本名は、「保積正幸」ですが、芸名の「ぺぺ」という名前は、子役時代、外国の子どもに似ていることから名付けられたそうです。

「保積春大」名義で活動していた時期もあり)

「コルゲンコーワ」のCMで子役デビュー

保積さんは、1964年、6歳の時、興和の風邪薬「コルゲンコーワ」のCMで、薬局の前に置かれているマスコット人形ケロちゃんに、

「おまえ、ヘソないじゃないか」

と言いながら、いたずら書きをする少年役で芸能界デビューすると、

(ただ、このCMは、その言葉遣いの悪さや、お店のものにいたずら書きをする、
 というシーンが物議をかもしたほか、おへそが見えない子どもがいじめられる、
 との理由から、放送禁止となっています。)

その後は、テレビドラマや映画に子役として出演し、1966年には、同名漫画が原作の実写ドラマ「丸出だめ夫」で主人公の丸出だめ夫役に抜擢。

このドラマは、勉強、運動、何をやってもダメな小学4年生の「丸出だめ夫」と、だめ夫の父親で科学者の「丸出はげ照」が発明したロボット「ボロット」が繰り広げるドタバタコメディなのですが、

保積さんは、頭は悪いが心優しいだめ夫役を好演し、ドラマのヒットともに保積さんも一躍知名度を上げられます。


「丸出だめ夫」より。右の少年が保積さん。左は十朱久雄さん。

(ちなみに、父親「丸出はげ照」を演じられたのは、十朱幸代さんのお父さんの十朱久雄さん。)

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「飛び出せ!青春」で青春スターに

そして、1970年代に入り、中学生になると、

「飛び出せ!青春」(1972年)
「われら青春!」(1974年)


「飛び出せ!青春」より。(左から)村野武範さん、剛達人さん、保積さん、頭師佳孝さん。

など、学園ドラマで高校生の生徒役を演じ、青春スターとして人気を確立。

「われら青春!」で主演を務めた中村雅俊さんは、当時の保積さんについて、中学生ですでに付き人がいたことや、主演の中村さんよりもギャラが高かったこと、そのほか、撮影開始の2月の寒い時期には、高価な毛皮のコートを着ていたことなど、保積さんがいかに売れっ子だったか、というエピソードを明かされています。


「われら青春!」より。左が保積さん、右が中村さん。

ただ、青春スターのイメージが強すぎたのか、その後、保積さんは俳優として伸び悩み、2時間ドラマなどでチンピラ役や犯人役などの、チョイ役を演じるにとどまっています。

「保積ペペのデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」に続く

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