1977年に「旅立ち」でデビュー、翌年の1978年には、「季節の中で」が大ヒットし、一躍スターダムに駆け上った、フォークシンガーの松山千春(まつやま ちはる)さん。以降、人々の心に残る、数多くの名曲を世に送り出されています。


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年齢は?出身は?身長は?本名は?

松山さんは、1955年12月16日生まれ、
北海道足寄郡足寄町のご出身、

身長170センチ、
体重55キロ、

血液型O型、

学歴は、
北海道足寄高等学校卒業、

ちなみに、
松山千春は本名です。

貧しい少年時代

松山さんは、生後まもなく、
「股関節脱臼」と診断され、
半年ほど入院されたそうですが、

お父さんは、入院費を捻出するため、
多額の借金を背負われたそうで、

その後の返済が家計を圧迫し、
苦しい生活を余儀なくされたそうです。

また、松山さんのお父さんは、たったひとりで、
1954年、地元、足寄町で旬刊紙
(10日ごとに発行される新聞)を創刊、
執筆されていたのですが、

1965年、足寄町長の不正を、
新聞に取り上げられると、裁判沙汰となってしまい、
町長からの圧力で購買者数が激減。

家計は、よけいに苦しくなり、
まだ10歳だった松山さんは、
納豆売りをして生活を助けられたそうです。

(その後、お父さんは勝訴されています♪)

「全国フォーク音楽祭」で芸能界入り

そんな松山さんは、
ちょうどその頃、お姉さんの影響で、

「ピーター・ポール&マリー」(PPM)
「ジョーン・バエズ」
「ブラザーズ・フォー」

などのフォークソングと出会われると、

その翌年には、フォークソングシンガー、
岡林信康さんの弾き語りライブを観に行き、
衝撃を受けられたそうで、すっかり、
フォークソングの虜となられます。

そして、高校卒業後は、
家計を助けるために大学へは進学せず、

叔父さんが経営する小料理屋やクラブで働きながら、
その合間に作詞作曲を行うようになり、

1975年、一時、実家に戻られた折、
お父さんの仕事を手伝いながら、

「全国フォーク音楽祭」の北海道大会に応募すると、
見事出場を果たされたのでした。

すると、STVラジオの、
竹田健二ディレクターに見出され、

翌年の1976年には、同局の、
「サンデージャンボスペシャル」内に設けられた、
15分ほどのコーナー「千春のひとりうた」で、
芸能界デビュー。

当時の松山さん。

松山さんは、竹田さんから毎週2曲ずつ、
新曲を作ってくるように課題を与えられたことで、
オリジナル曲のストックを増やし、

このコーナーで、
人前で歌う訓練をされたのでした。

「旅立ち」でデビュー

そして、続く翌年の1977年8月には、
「旅立ち」で、念願のレコードデビュー。

その後、師匠と仰いだ竹田さんが、
36歳という若さで突然亡くなってしまい、
松山さんは、一時、失意に暮れますが、

同年10月には、
「オールナイトニッポン(水曜日2部)」の、
パーソナリティに抜擢され、全国的な人気を博すと、

その後、1978年4月には、
「月曜1部」に昇格し、さらなる人気を博しています。

「季節の中で」の大ヒットで一躍人気アーティストへ

また、同年8月には、5枚目のシングル「季節の中で」が、
自身初となる、オリコンシングルチャート1位を獲得する、
大ヒットを記録し、一気にスターダムを駆け上ると、

「季節の中で」

その後も、

1979年「夜明け」
1980年「恋」
1981年「長い夜」
1996年「君を忘れない」
1998年「大空と大地の中で」



など、数多くの名曲を発表し、
人気アーティストとして、
不動の地位を築かれたのでした。

ちなみに、松山さんは、デビュー以来、
精力的にコンサート活動を続けられており、

2007年には、コンサート公演回数が、
なんと、2000回を記録しています!

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結婚は?

ところで、松山さんの、
気になるプライベートですが、

1985年、札幌のデパートで働かれていた、
2つ年上の金田孝子さんという方と結婚されています。

松山さんは、まだ無名だった頃に、
札幌で孝子さんと知り合われ、

約8年の交際の末、
結婚に至ったそうで、

松山さんは、奥さんのことを、

(マスコミに公表していないことから)
孝子っていう女は美人じゃないしね、

ただ、耐えることは人一倍耐えるね、
いや、ほんとだよ素晴らしいです。

と、明かされていました。

また、お二人の間には、
30歳くらいの娘さんがいらっしゃるようです。

(情報がないことから、おそらく、芸能人ではなく、
 一般のお仕事をされているのでしょう。)

さて、いかがでしたでしょうか?

家族の絆、自然への思い、恋愛など、
普遍的な人間の気持ちを歌い、
今もなお、根強い人気を誇る松山さん。

若い頃は、家族のトラブルや、
生涯の師と仰いだ方との死別など、
辛く苦しいことが多かったようですが、

だからこそ、その魂のこもった歌声が、
人々の心を捉えるのかもしれません。

これからも、素晴らしい曲を、
歌い続けて欲しいですね。

応援しています!!

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