名優・加藤剛を父に持ち、自身も俳優として活動している、加藤頼(かとう らい)さん。そんな加藤さんの出演作品やお父さんとの関係などについて調べてみました。

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年齢は?出身は?身長は?本名は?

加藤さんは、1980年7月16日生まれ、
東京都のご出身、

身長171センチ、

血液型はO型、

学歴は、
成城大学卒業、

趣味・特技は、
野球、音楽鑑賞、殺陣、歌、中学・高校国語科教員免許、

ちなみに、本名は加藤小次郎で、
旧芸名は「頼三四郎(らい さんしろう)」(2013年に改名)、

お父さんは、俳優の加藤剛さん、
お母さんは、女優で声優の伊藤牧子さん、
お兄さんは、俳優の夏原諒さんです。

父は加藤剛

頼さんのお父さんは、俳優の加藤剛さんですが、

剛さんは、頼さんが生まれた時、すでに「大岡越前」などで忙しかったにもかかわらず、それでも、幼稚園の送り迎えをしてくれたり、運動会などの学校行事には必ず参加してくれる、とてもやさしいお父さんだったそうで、

そのうえ、お父さんが学校に来ると、周りのお母さんたちが、

あ、加藤さんだ!

とざわめくのを聞いて、子供心にも、とても誇らしかったそうです。


「大岡越前」で大家忠相に扮する加藤剛さん。

若い頃は?

さて、加藤さんはというと、2004年に、お父さんと同じ、劇団「俳優座」に入団されると、2006年には、松崎建ん語さんと「RaiKenPlus」を結成されるなど、舞台を中心に活動されています。

(ただ、「RaiKenPlus」は現在は活動されていないようです)

大岡越前

また、頼さんは、

2006年「大岡越前 ナショナル劇場50周年記念特別企画2時間スペシャル」
2013年「大岡越前」
2014年「大岡越前2」
2016年「大岡越前3」
2017年「大岡越前スペシャル 白洲に咲いた真実」(NHKBSプレミアム新春時代劇)
2017年12月~「大岡越前4」

と、お父さんの剛さんの代表作である「大岡越前」に、同心・片瀬堅太郎役で出演。(2006年は岬大介役)


「大岡越前スペシャル 白洲に咲いた真実」より。
加藤頼さん(左)と加藤剛さん(右)。

そのほか、舞台「大岡越前 -卯の花が咲くとき-」では、「RaiKenPlus」が脚本を担当し、第一部では、若かりし頃の大岡忠相(おおおか ただすけ)を演じられています。


加藤剛さん(左)と加藤頼さん。

出演作品(テレビドラマ、舞台)

それでは、ここで、
加藤さんのそのほかの出演作品もご紹介しましょう。

テレビドラマでは、

2008~2013年「森村誠一サスペンス 刑事の証明」
2010年「坂の上の雲」
2011年「森村誠一サスペンス 正義の証明」
2013年「森村誠一サスペンス 魔性の群像 刑事・森崎慎平」
2014年「軍師官兵衛」
2015年「水戸黄門 スペシャル」


「森村誠一サスペンス 刑事の証明」より。
(左から)村上弘明さん、加藤さん、前田吟さん。


「森村誠一サスペンス 魔性の群像 刑事・森崎慎平」より。
(左から)田中壮太郎さん、小泉孝太郎さん、加藤さん。

舞台では、

「フロス河の水車場」
「夏の夜の夢」
「ザ・パイロット」
「上意討ち」
「颶風のあと」
「蟹工船」
「月光の海 ギタラ」


「上意討ち」より。

などに出演されています。

(映画には出演されていないようです)

加藤剛が死去

頼さんとお父さんの剛さんは、2017年にも、「徹子の部屋」で共演されるなど、仲の良い親子ぶりを披露されていましたが、

剛さんの顔色が悪いとネット上で話題となると、翌年の2018年3月には、病院の検査で「胆管ガン」であることが判明。

そして、ガン発覚後、わずか3ヶ月で、剛さんは、頼さんら家族に看取られて他界されています。

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お別れ会

さて、いかがでしたでしょうか。

2018年9月30日には、お父さんの剛さんを偲ぶ「加藤剛お別れの会」を、「俳優座」とお兄さんの夏原諒さんとともに主催され、

今日は次の公演の心配をしなくていい。最後の晴れ舞台です。最後のカーテンコールとして、お集まりになった皆様の拍手を捧げていただけたら。

と挨拶された頼さん。

実は、「お別れ会」は、当初は、9月22日に開催予定だったのが、予想をはるかに上回る反響があり、

俳優座を含めて相談しました。父の最後の会ですので、多くの方々に一番いい形で送っていただきたいと。周囲のご迷惑を考えてもその方(変更)がいいなと。

と、急遽、日程と会場を変更されたそうですが、頼さんも、いつか、そんな偉大なお父さんのような俳優になってほしいものですね。

応援しています!!

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