「平成仮面ライダーシリーズ」をはじめ、数々のスーパー戦隊シリーズで監督を務められている、柴﨑貴行(しばざき たかゆき)さんですが、やはり、幼い頃から特撮番組が大好きだったようです。そんな柴﨑さんの経歴を調べてみました。

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若い頃は「仮面ライダークウガ」「仮面ライダー555」で助監督

柴﨑さんは、幼い頃、両親が共働きだったためテレビが好きで、特に特撮番組や洋画に夢中になると、中学・高校生の時には、演技をすることや作品を作り上げるお芝居に興味を持つようになり、ビデオカメラを購入するほか、専門誌を愛読する演劇少年だったそうです。

そんな柴﨑さんは、1999年、21歳のとき、たまたま「燃えろ!!ロボコン」の撮影現場に助監督として参加されると、特撮作品のお芝居・アクションの、面白さ、難しさに魅力を感じ、翌2000年には、平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダークウガ」に助監督として参加。


「仮面ライダークウガ」

2003年には、特撮ドラマの監督で先輩の鈴村展弘さんの推薦で、「仮面ライダー555」の第31話より、鈴木さんの後継としてチーフ助監督に昇格すると、「スーパーヒーロータイム」のジャンクションや「てれびくんオリジナルビデオ」などの演出も一手に手がけられるようになったのでした。

「仮面ライダーオーズ/OOO」など「平成仮面ライダーシリーズ」の監督

そして、2006年、28歳の時、「仮面ライダーカブト」43話44話で、監督デビューされると、以降、

  • 仮面ライダーカブト
  • 仮面ライダー電王
  • 仮面ライダーキバ
  • 仮面ライダーディケイド
  • 仮面ライダーW
  • 仮面ライダーオーズ/OOO
  • 仮面ライダーフォーゼ
  • 仮面ライダーウィザード
  • 仮面ライダー鎧武/ガイム
  • 仮面ライダードライブ
  • 仮面ライダーゴースト

と、「仮面ライダーゴースト」までの「平成仮面ライダーシリーズ」の全作品で監督を歴任。


「仮面ライダーゴースト」

2010年には、「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー」で映画監督デビューもされると、2011年には、劇場版で2作目となる「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」も手がけられています。

また、柴﨑さんは、「平成仮面ライダーシリーズ」を手がけるかたわら、「侍戦隊シンケンジャー」(2009)、「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012)、「動物戦隊ジュウオウジャー」(2016)、「宇宙戦隊キュウレンジャー」(2017)など、ほかのスーパー戦隊シリーズも手がけられています。

ちなみに、柴﨑さんは、師事していた長石多可男さんが常に現場で、

子どもが見るものだから子どもに分かりやすく

と、口癖のように言われていたことから、映画監督デビューされた際には、子どもに向けて作ることを強く意識して制作されたとのことでした。

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俳優としても

ところで、柴﨑さんは、監督以外にも、自身がチーフ助監督を務められた「仮面ライダー響鬼」(2005)内で「仮面ライダー裁鬼」の履歴書の顔写真として登場するほか、

2013年には、「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」第4話に、牧師風の男(スマホモンガー人間態)としてゲスト出演されるなど、俳優としても出演されています。


「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」より。スマホモンガー人間態に扮する柴﨑さん。

さて、いかがでしたでしょうか。

柴﨑さんの「平成仮面ライダーシリーズの監督で俳優も」について、まとめてみました。

戦隊ものならではの迫力ある映像で、戦隊ファンの熱い支持を集め続けている柴﨑さん。

2019年3月には、配信ドラマ「仮面ライダージオウ」の スピンオフ「RIDER TIME 龍騎」で監督を務められるなど、ノリにノッている柴﨑さんからはまだまだ目が離せません!!

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