1993年にアイドルグループ「ribbon」が自然消滅した後は、本格的に女優に転身し、数々のテレビドラマや映画でメインキャストを務め、人気女優の地位を確立された、永作博美(ながさく ひろみ)さん。そんな永作さんの出演作品を、コメントや画像を交えてご紹介します。

「永作博美の若い頃は?アイドル氷河期にribbonでブレイク!」

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「劇団☆新感線」の「TIMESRIP 黄金丸」で舞台デビュー

永作さんは、アイドルグループ「ribbon」として活動するかたわら、1991年には、「出会いはオンタイム」でテレビドラマデビュー、1993年には、「劇団☆新感線」「TIMESRIP 黄金丸」で初舞台を踏まれると、

その後、「ribbon」自然消滅後は本格的に女優に転身し、1994年、連続ドラマ「陽のあたる場所」にレギュラー出演されます。(この作品が実質的にデビュー作)


「陽のあたる場所」より。

ちなみに、永作さんは、

当時は芝居をしたくなくて、けいこ場で反抗的な目をしてたかなって思う

と、当初は役者の仕事が嫌だったそうですが、

「TIMESRIP 黄金丸」で初舞台を踏み、

芝居を開眼させられた

そうで、以来、本格的に女優に転身されたのだそうです。

「週末婚」で初の単独主演

以降、永作さんは、立て続けにテレビドラマに出演されると、1999年には、お互いの境遇を嫉妬し合う姉妹の愛憎関係を描いた連続ドラマ「週末婚」内館牧子さん脚本)で初の単独主演。

永作さんの役どころはというと、美人で華々しい生活を送る姉・陽子(松下由樹さん)に憎悪をつのらせる、地味なOL・月子役なのですが、

一方で、陽子は、月子の恋愛に嫉妬し、月子の結婚話を破断に追い込もうとするなど、永作さんと松下さんの間で繰り広げられる、どろどろの愛憎劇が、大きな話題となったのでした。


「週末婚」より。永作さんと松下由樹さん。

「人のセックスを笑うな」で魅力的なヒロイン

そんな永作さんは、2008年には、魅力的な人妻の美術講師に翻弄される美術学生・みるめ(松山ケンイチさん)の姿を通し、ストレートに人を愛することの素晴らしさ、切なさ、こっけいさを描いた、同名小説を原作とする映画「人のセックスを笑うな」で、魅力的なヒロインの美術講師ユリ役を演じられているのですが、


「人のセックスを笑うな」より。永作さんと松山ケンイチさん。

永作さんは、自由奔放でキュートなユリを演じられたことについて、

演じるときは、役の存在が観客の皆さんに届けばいいなあと思いながら演じていました。

脚本を読んだ段階から境界線がなくて分からない人って感じていたのですが、演じた後でも、やっぱりつかみどころのない人でした(笑)!

でもそれが本当に新鮮で、わたしもユリと一緒にふわふわした気持ちになれて気持ちが良かったです。

観てもらえたら、それで幸せです。人を好きになるとか、すごく一生懸命になる姿を描いています。

この作品を観て、情熱的になることの気持ち良さや楽しさを味わっていただけたらうれしいです。

と、語っておられました。

「八日目の蝉」で誘拐犯役

そして、2011年には、不倫相手の子どもを誘拐した女と、誘拐犯に育てられた女の、二人の4年間に渡る逃亡生活とその後の運命を描いた、直木賞作家・角田光代さんのベストセラー小説を原作とする映画「八日目の蝉」で、

愛人の娘である恵理菜を誘拐し、実の子として育てながら逃避行を続けた、野々宮希和子役を演じられているのですが、


「八日目の蝉」より。

永作さんは、このような難度の高い役を演じたことについて、

果たして希和子の感情や背負っているものを表現できるのか、角田さんが原作で描いた人間像に達することができるのかという不安があって、プレッシャーも大きかったです。

でも、それ以上に役者として想像したときの役の魅力があまりにも大きくて、難度の高さもやりがいと感じる自分がいました。

撮影中は、いろいろと悩んでいてもしょうがないから、何も考えずに、ひたすら芝居に身を投じるようにしていました。

と、語っておられます。

出演作品(テレビドラマ、映画、cm)

それでは、ここで、永作さんの主な出演作品をご紹介しましょう。

テレビドラマでは、

1991年「出会いはオンタイム」
1991、1994、1996、1999、2004、2007、2011、2017年「世にも奇妙な物語シリーズ」
1994年「陽のあたる場所」
1995年「さんかくはぁと」
1996年「恋のクロスロード」
     「ひとり暮らし」


「さんかくはぁと」より。山本耕史さんと永作さん。

1997年「いとしの未来ちゃん」
     「金のたまご」
     「青い鳥」
1998年「冷たい月」
     「ひとりぼっちの君に」
     「くらげが眠るまで」


「冷たい月」より。

1999年「週末婚」
     「ディア・フレンド」
2000年「伝説の教師」
     「百年の物語」
     「午前三時のルースター」


「週末婚」より。仲村トオルさんと永作さん。

2001年「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」
     「慎吾ママドラマスペシャル おっはーは世界を救う」
2002年「婚外恋愛」
     「海猿」
2003年「伝説のマダム」


「婚外恋愛」より。永作さんと堺雅人さん。

2004年「ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏」
     「四谷くんと大塚くん/天才少年探偵登場の巻」
     「一番大切なデート」
2005年「交渉人 」
2006年「時効警察」
      NHK大河ドラマドラマ「功名が辻」


「ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏」より。

2008年「週刊真木よう子」
     「四つの嘘」
2009年「いのちの島」
     「蛇のひと」
2010年「曲げられない女」


「曲げられない女」より。(左から)谷原章介さん、塚本高史さん、永作さん、菅野美穂さん。

2011年「11文字の殺人」
     「愛・命 〜新宿歌舞伎町駆け込み寺〜」
2012年「ダーティ・ママ!」
2014年「私という運命について」
     「さよなら私」


「私という運命について」より。江口洋介さんと永作さん。

2015年「福岡発地域ドラマ『いとの森の家』」
2016年「刑事バレリーノ」
2017年「沈黙法廷」
2019年「みかづき」
     「プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡」


「みかづき」より。永作さんと高橋一生さん。

映画では、

2003年「ドッペルゲンガー」
2004年「石井のおとうさんありがとう」
2005年「空中庭園」
2006年「天使」
     「好きだ、」
     「気球クラブ、その後」


「ドッペルゲンガー」より。

2007年「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
     「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」
     「クローズド・ノート」
2008年「人のセックスを笑うな」
     「同窓会」
     「その日のまえに」
     「魔法遣いに大切なこと」


「同窓会」より。宅間孝行さんと永作さん。

2009年「クローンは故郷をめざす」
2010年「脇役物語」
     「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」
2011年「八日目の蝉」
2013年「四十九日のレシピ」
2015年「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら- 」
     「ソロモンの偽証」
     「夫婦フーフー日記」


「脇役物語」より。永作さんと益岡徹さん。

CMでは、

1995年「トヨタ自動車『カローラツーリングワゴン』」
1997年「オーエムエムジー『O-net』」
     「ソニー・コンピュータエンタテインメント『PlayStation』」

1998年「リクルート『ゼクシィ』」
     「常盤薬品『ベジタブルウォーター』」

1998~2000年、2012年~「花王『エッセンシャル ダメージケア』」

2001年「キリンビバレッジ『生茶』」
     「資生堂『リチャードホワイティス』」

2004年「サントリー『それから』」
2006年「月桂冠『つき』」
2008~2009年「大和ハウス工業『xevo』」
          「大塚製薬『ネイチャーメイド』」

2009年「日本ハム『新鮮生活ZERO 糖質0ロースハム』」
2009~2010年「ライオン『スマイル40EX』」

2010~2011年「資生堂『ELIXIR SUPERIEUR』」
2011年~「サッポロビール『サッポロ 金のオフ』」
2012年~「カネボウ化粧品『コフレドール』」
      「明治『プレミアムアイスクリーム グラン』」

2013年「アコム」
2013年~「日本コカ・コーラ『ジョージア ほっとジョージア』」
2015年「トヨタ自動車『TNGA STORY』」
2016年「エーザイ『チョコラBB』」

ほか、数多くの作品に出演されています。

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写真集

また、写真集も、

1997年「Uk.asagan」


Uk.asagan―永作博美写真集

1998年「月刊永作博美(SHINCHO MOOK)」


月刊永作博美 (SHINCHO MOOK)

2001年「NAGASAKU BOXX」


永作博美 NAGASAKU BOXX

と、リリースされています。

さて、いかがでしたでしょうか。

永作さんの、

  • 年齢は?出身は?身長は?本名は?
  • 若い頃はアイドル氷河期にアイドル
  • アイドルグループ「ribbon」で人気を博す
  • バラドルとしても活躍するも・・・自然消滅へ
  • 「劇団☆新感線」の「TIMESRIP 黄金丸」で舞台デビュー
  • 「週末婚」で初の単独主演
  • 「人のセックスを笑うな」で魅力的なヒロイン
  • 「八日目の蝉」で誘拐犯役
  • 出演作品(テレビドラマ、映画、CM)
  • 写真集

について、まとめてみました。

アイドル歌手から、見事、演技派女優へと転身された永作さん。進化し続ける永作さんからは、今後も目が離せません!!

「永作博美の旦那は映像作家!馴れ初めは?子どもは?」に続く

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