2019年11月7日に開催された、「芸能生活60周年記念祝賀会」では、3人のお子さんが勢揃いして、千葉さんのために手紙を読むなど、親子仲睦まじいところを見せられた、千葉真一(ちば しんいち)さんですが、長男の真剣佑さんとは、かねてから不仲が囁かれています。実際のところどうなのでしょうか。
「千葉真一の3人の子供が『芸能生活60周年記念祝賀会』に勢揃い!」からの続き
真剣佑とは不仲だった?
「週刊新潮」(2019年11月21日号)によると、千葉さんの「芸能生活60周年記念祝賀会」は、ホテルニューオータ二の宴会場で行われ、
徳光和夫さんが司会を務められ、北島三郎さん、ヤンキー先生こと義家弘介衆院議員、すしざんまいの木村清社長、日体大の松浪健四郎理事長などが出席するほか、スポーツ紙もこぞって取材に訪れるなど、大盛りあがりとなったのですが、
本来なら、千葉さん、真剣佑さん、郷敦さんの親子スリーショットで、スポーツ紙の誌面を飾るはずが、撮影を許可された開演前の囲み取材に姿を現したのは、千葉さんたった一人。
祝賀パーティーで一人で囲み取材を受ける千葉さん
千葉さんに近い関係者は、
真剣佑が会場に来るかどうか、当日までハラハラしていたんですよ……
と、話しており、
実際、真剣佑さんが来られたのは、パーティーの終盤になってからだったというのです。
真剣佑がギャラ500万出さないと出席しないと発言?
というのも、祝賀パーティーの1ヶ月ほど前のこと、
突然、真剣佑さんが、
ギャラを払わないなら俺は出ない
と、言い出したそうで、
今回は、千葉ファミリーが勢揃いすることがウリだったことから、関係者は大慌て。
結局、真剣佑さんは、パーティーの終盤に登場したものの、囲み取材には応じず、弟の郷敦さんも千葉さんと一緒ではなく個別で取材に応じる形となったそうで、
千葉さんは、このことについて、
(真剣佑さんがギャラを請求した件について)いやいや、それはただの冗談なんだよ。俺と一緒に囲み取材に応じたり、ステージに顔を出してほしいとマッケンに伝えたら“俺が出るなら高いよ”って言われたんだ。
俺の周りには“出るなら500万”とか言ってたみたいだけど、あくまでも笑い話でさ。俺だって誰かのパーティーに呼ばれたら“出演料高いよ”くらいは言うからね。
と、説明。
また、囲み取材に息子さんたちが姿を現さなかったことについては、
マッケンが「同期のサクラ」に出演することが決まってね。テレビドラマは撮影スケジュールがタイトなんだ。本人も“撮影が忙しくてパーティーの最初から最後まではいられない。ごめんね”と言ってた。
郷敦はメイクとスタイリングに時間が掛かっただけ。パーティーであいつのサックスに合わせて「戦国自衛隊」のエンディングテーマを歌ったでしょ。直前まで2人で稽古していたせいで、囲み取材に出てくる時間がなくなったの。
報道陣を待たせるワケにはいかないから、“じゃ、俺ひとりでやっちゃうわ”と。それだけのことだよ。
と、取り繕っておられたのですが・・・
真剣佑の隠し子騒動をきっかけに不仲に?
実は、真剣佑さんは、ブレイク直前の2016年、5歳の隠し子がいると、写真週刊誌「フライデー」(2016年8月12日号)に報じられているのですが、
(「フライデー」によると、相手の女性は、もともと、両親(千葉さん・玉美さん)と親交のあった、日本人夫婦の妻(37歳)で、真剣佑さんが14歳の時に女の子を出産すると、その後、離婚し、シングルマザーとなって、真剣佑さんとの娘を育てているとのこと)
千葉さんが、これに対し、
息子はレイプされた
と、激怒し、女性を訴えると、
法廷では、なんと、真剣佑さん本人がレイプ(性的虐待)を否定し、裁判は中止されたというのです。
真剣佑が千葉に無断でトップコートに移籍
この報道に対し、真剣佑さんの所属事務所(千葉さんの個人事務所)は、すぐに、
事実無根。フライデーに対して法的措置も考える
と、発表するも、その後、「フライデー」を訴えたという話もなく、ウヤムヤに。
そして、肝心の隠し子報道が事実か否かも不明のままとなっていたのですが、この隠し子報道のあたりから、千葉さんと真剣佑さんの確執が始まったと言われており、
(親として当然のことと、千葉さんが相手の女性を訴えたことが、真剣佑さんの心に大きな傷を与えてしまったとも言われています)
実際、真剣佑さんは、大手芸能事務所「トップコート」の松坂桃李さんや菅田将暉さんのチーフマネージャーに自ら電話して自分を売り込まれると、2017年5月には、お父さんの事務所から「トップコート」に移籍。
さらに、移籍後は、「真剣佑」から「新田真剣佑」に改名されているのですが、
千葉さんは、「前田」(千葉さんの本名)を捨てた真剣佑さんのことを、
「前田」でいいのに。相談もなく勝手に改名した。
と、ぼやかれていたというのです。
真剣佑が千葉真一を嫌う理由とは?
それでは、なぜ、真剣佑さんは、それ程までにお父さんから離れたがっているのでしょうか。
というのも、千葉さんは、1970年に、世界に通用するアクションスターやスタントマンを養成する「ジャパンアクションクラブ (JAC)」(現在は「株式会社ジャパンアクションエンタープライズ」)を設立し、「東映」と提携して映画制作も手掛けていたのですが(かつては、真田広之さん、堤真一さん、伊原剛志さん、志穂美悦子さんなども所属)、
千葉さんが、映画制作のために湯水のようにお金を使ったため、莫大な借金を背負ってしまったほか、お人好しな性格のせいで、人間関係がメチャクチャになっているというのです。
(これらのことが、野際陽子さんとの離婚の一因だとも言われています)
さらに、千葉さんは、プライベートでは、真剣佑さんのお母さん(玉美さん)との長い別居中、54歳年下の女子大生との交際がスクープされ、玉美さんと離婚するも、女子大生とも破局し、玉美さんとの復縁を口にしたかと思えば、その女子大生との復縁が噂されており、
真剣佑さんは、自由奔放過ぎるお父さんに振り回されっぱなしで、いい加減、嫌気が差したと言われているのです。
ちなみに、千葉さんが、
真剣佑からお小遣いをせびられている
と、おっしゃっていたことがあったそうですが、
実際のところは、既に立場が逆転している可能性もあり、ことさら、仲の良い親子関係をアピールしたかったのかもしれません。
千葉さんと真剣佑さん。