俳優で声優の、志垣太郎(しがき たろう)さん。デビュー当時は本名の「河村稔」名義で活動されていましたが、1970年に出演したNHKのテレビドラマで、現在の芸名「志垣太郎」を名乗られたのだそうです。二枚目なのに、ちょっと不思議な行動(?!)からバラエティにも引っ張りだこです。
声優!
声優としての志垣さんといえば、
真っ先に、アニメ「ベルサイユのバラ」の、
「アンドレ」の声の人として、
思い浮かべる方も大勢おられるのではないでしょうか。
1979年放送ということで、ずいぶん古いですが、
ストーリーは今なお、人気があり、
宝塚歌劇団の舞台でも広く知られていますね。
女の子にも関わらず、
男の子として育てられたオスカルと、
幼いころから兄弟のように育ち、
そしてオスカルを見守り、
献身的に支えるアンドレですが、
志垣さん演じるアンドレも、そのイメージ通り、
明るくハキハキした声で、
そして情熱的に演じておられました!
正直、今の不思議キャラの志垣さんからは、
全然イメージできませんが・・・
確かに、ルックスだけなら二枚目なので、
当時、アンドレの役がピッタリだったのでしょうね(^^)
若い頃は?
1971年、テレビドラマ「おれは男だ!」で
主演の森田健作さん演じる、小林弘二のライバル、
西条信太郎を演じた志垣さん。
それがきっかけで、若い女性達の間で、
一躍アイドル的な人気を誇ったのだそうです。
確かに整った、凛々しい顔立ちで、
今も面影がありますね。
嫁は?
志垣さんの奥さんは、
元女優で歌手の白坂紀子(しらさか のりこ)さんです。
お二人の出会いは、1982年、
テレビドラマ「水戸黄門」での共演だそうです。
志垣さんが白坂さんに一目惚れし、
結婚されたのだそうです。
志垣さんの、奥さんに対する執着はすさまじく、
異常な愛情を妻に注ぐ、過干渉な夫として、
テレビ番組に出演されたこともありました。
結婚されて以来、
奥さんの洋服はすべて志垣さんが選んでおり、
試着室にも一緒に入ってしまうほどだそうです!
もう、全部上から下まで中身まで含めて、
私は妻を咀嚼(そしゃく)してあるんで。
と発言され、共演者がドン引きしたのだとか(^^;)
これはバラエティ番組の中の話なので、
多少はネタ的な部分もあるでしょうが、
それほど奥さんにベタボレということですね♪
息子は?
志垣さんの息子さんは、
俳優の匠(たくみ)さんです。
立教大学を卒業後、奥田瑛二監督の作品で、
オーディションを受けられ、見事合格。
2013年に奥田瑛二監督の映画「今日子と修一の場合」
でデビューを飾られました。
当初は、志垣さんの息子であることを
伏せられていたようですが、
映画「今日子と修一の場合」のトークショーで、
カミングアウトされたそうです。
風呂うどんって?
志垣さんが2014年6月に出演された、
バラエティ番組「有吉反省会」での反省内容が、
面白すぎると話題になっています。
それは、なんと、
「ほぼ毎朝、風呂でうどんを食べること」
だそうです!
志垣さんが19歳の頃、
家でうどんを作られたんですが、
忙しくて食べる時間がないため、
風呂で食べられたのがきっかけだそうです。
志垣さんいわく、
お風呂場に太陽の光が反射し、
うどんがキラキラと輝き始めた。
ということで、
「最高だ!」と思ったそうです。
それ以来、40年以上もの間、
ほとんど朝食は「風呂うどん」なんだとか。
この話にはまだ続きがあって、
実は、このうどん、
奥さんの手作りなんだそうです。
奥さんは、このうどんを作るために、
毎朝3時に起きられているんだとか!
それに、志垣さんは、
時々、風呂の中にうどんをこぼしてしまうそうで、
うどんが排水溝に詰まり、掃除が大変なんだとか。
ちなみに奥さんにも、
「一緒にどう?」
と誘ってみたところ、断られたとか。
当たり前やん!
と思いきや、よく考えたら、
寒い冬場に、お風呂でうどん・・・
体も温まりそうですし、案外、悪くないかも(^^)
さて、いかがでしたでしょうか?
二枚目実力派俳優として活躍されていた一方で、
「風呂うどん」のような天然ぶりを発揮している志垣さん。
60歳を超えているとは思えない若々しさは、
この天然ぶりのせいかもしれませんね。
これからも、その不思議キャラで、
楽しませてほしいですね♪
末永いご活躍を期待しています!!
https://www.youtube.com/watch?v=pqV4bvwekYE