小林旭は「熱き心に」の大ヒットで借金51億円を完済していた!


「日活」の看板スターとして活躍するかたわら、抜群の歌唱力で、歌手としても人気を博した、小林旭(こばやし あきら)さん。実は、小林さんは、事業の失敗により、2度も巨額の借金を抱えたことがあったのですが、この危機を救ったのは、映画ではなく、歌だったようです。

「小林旭は昔ヤクザから役作りを教わっていた!」からの続き

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歌手としても人気を博す

小林さんは、俳優業の一方で、1958年には、「女を忘れろ」で歌手デビューもされると、

「女を忘れろ」

その後も、

1958年11月「ダイナマイトが百五十屯」
     12月「真夜中の街角」
1959年1月「パパの歩いた道」
     3月「ホロホロ東京」
     4月「俺に逆らうな」
     5月「地獄船」
     7月「十字路」

と、立て続けに日活映画の主題歌を担当され、

1959年9月には、「銀座旋風児」
     10月には、「ギターを持った渡り鳥」

が、それぞれ、同名の映画とともにヒットを飛ばし、歌手としても成功されています。

「自動車ショー歌」でコロナ鎮静祈願?

ちなみに、小林さんを「自動車ショー歌」で検索されている方が数多くいらっしゃるようです。

というのも、小林さんは、1964年にリリースした、「自動車ショー歌」が大ヒットしているのですが、

当初、その歌詞というのが、

あの娘をペットにしたくって、日産するのはパッカード、骨の髄までシボレーで、あとでひじてつ、クラウンさー、ジャガジャガ飲むのもほどほどに、ここらで一発シトロエン

だったそうですが、「ここらで一発シトロエン」のフレーズが、放送禁止処分を受けたため、「ここらで止めてもいいコロナ」に変更して吹き込み直し、再発売されており、

この、変更された方の歌詞「ここらで止めてもいいコロナ」と、大流行中のコロナウィルス早期鎮静の願いがかかっているようです。

あまりの歌のうまさに歌手デビューが決まっていた

ところで、小林さんのお母さんは、小唄の師匠だったそうですが、小林さんも、その血をひいてか、歌唱力が抜群だったそうで、

(小林さんは、昔から、林伊佐緒さんの「真室川音頭」などを好んで聴いていたそうです)

映画「孤獨の人」の撮影時、撮影現場で西河克己監督が、「歌を歌える生徒役がいないか」と声をかけたことから、小林さんが「木曽節」を歌唱すると、

そのあまりのうまさに、現場が静まり返ったそうで、たまたまそこにいた、当時の「コロムビアレコード」の目黒賢太郎ディレクターによって、小林さんの歌手デビューが決まったのだそうです。

14億円の借金を「昔の名前で出ています」で完済

こうして、俳優、歌手ともに順調だった小林さんでしたが、1970年には、14億円もの借金を抱えてしまいます。

というのも、小林さんは、当時、ゴルフ場を経営されており、自身もゴルフが大好きだったことから、

プロでも攻略に困るコースを作ろう

と、ゴルフ場の開発を手がけられたのですが、

あまりにコースが難し過ぎたことから、お客が集まらず、14億円もの借金を抱えてしまったのでした。

そこで、小林さんは、借金返済のため、キャバレーなどをドサ回りをされるのですが、そんな中、1975年にリリースしたシングル、「昔の名前で出ています」が、当初はまったくヒットしないながら、


「昔の名前で出ています」

地道なキャバレー周りが功を奏し、2年後の1977年に入ると、徐々に売上が伸び、同年12月には、「第28回NHK紅白歌合戦」に出場するほか、最終的には、累計270万枚も売り上げるメガヒットとなり、見事、14億円もの借金を完済されています。

リゾートホテル経営の失敗で借金51億円

そんな小林さんは、1985年にも、「熱き心に」がヒットし、翌年の1986年に及ぶロングヒットとなっているのですが(同年、この曲で、2回目の「NHK紅白歌合戦」に出場されています)、

今度は、蓼科高原や沖縄などでリゾートホテルの経営を手がけ、またしてもバブル崩壊の煽りなどにより失敗。なんと、51億円もの借金を抱えてしまいます。


「熱き心に」

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地方の営業回りで借金51億円を完済

それでも、小林さんは、地道に地方の営業回りを続けられたそうで、

1992年「さすらい」
1993年「あれから」
1994年「熱き心に(2回目)」
1995年「腕に虹だけ」
1996年「北帰行」

と、5年連続で「NHK紅白歌合戦」出場を果たすと、地方公演のギャラも1回1000万円にまで上がったそうで、51億円の借金も、ついに、2003年には完済されたのだそうです♪

「小林旭が若い頃は浅丘ルリ子と真剣交際していた!」に続く

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