2019年、映画「空母いぶき」では、総理大臣役を演じられた、佐藤浩市(さとう こういち)さんですが、漫画雑誌「ビッグコミック」に掲載されたインタビュー記事での発言で大炎上してしまいます。

「佐藤浩市がLiLiCoのブログで激ヤセ姿!その原因とは?」からの続き

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映画「空母いぶき」でお腹の弱い総理大臣役?

佐藤さんは、2019年、国籍不明の武装集団に波留間群島の一部が占領されたことにより出動した、航空機搭載護衛艦「いぶき」の乗組員の運命を描いた、かわぐちかいじさんの同名漫画を原作とする映画「空母いぶき」で、総理大臣・垂水慶一郎役を演じられているのですが、


「空母いぶき」より。総理大臣に扮する佐藤さん。

原作が連載されている「ビッグコミック」(2019年5月25日号)のインタビューで、

最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代にある

と、明かすと、

インタビュアーからの、

総理は漢方ドリンクの入った水筒を持ち歩いていますね

という、総理大臣の設定についての問いに対しては、

彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます

と、答えられています。

安倍晋三首相を揶揄しているとネット上で大炎上

しかし、佐藤さんのこの発言は、「お腹の弱い総理」、つまり、「潰瘍性大腸炎」を患う安倍晋三首相(当時)を想起させ、

安倍の潰瘍性大腸炎を揶揄したんだろうな

佐藤浩市さんの件、あれはダメだよね。誰を嫌いでもいいけど、病気とか容姿とか生まれとかの本人に責任のない事を揶揄するような発言はダメだよ、絶対

お腹すぐ壊すってなんか揶揄してますよね。。見損ないました

と、安倍首相や過敏性大腸炎を患っている人を揶揄していると、ネット上で大炎上。「総理への侮辱」「差別発言」「反日」と佐藤さんは大バッシングを受けてしまいます。

また、原作では、垂水首相が、自分自身が命じたことで自衛隊員らが命を落とすことになると思いつめたストレスで「嘔吐」するシーンがあったことから、

原作に垂水首相がストレスやプレッシャーで嘔吐してるシーン有るのに何故わざわざ似た設定を追加する必要が有ったのだろうか?

と、「お腹を下す」設定に違和感を覚える声も多く上がります。

著名人からも大バッシングを受ける

そして、さらには、インタビューのこの一部分だけがSNSで拡散されたことから、

作家の百田尚樹さんは、

三流役者が、えらそうに!! 何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!

「下痢する弱い首相にしてくれ」という一役者の要求に、脚本をそう変えたと聞いて、もう絶対に観ないときめた

ジャーナリストの有本香さんは、

役を受けておいて、他人の持病(しかも難病)を揶揄し脚本書き換えさせて「反体制」した気になるなんて激しくカッコ悪い

幻冬舎の見城徹社長は、

最初から首相を貶める政治的な目的で首相役を演じている映画など観たくもない

ホリエモンこと、堀江貴文さんは、

佐藤浩市がひどいに決まってんだろ

と、著名人も一斉に佐藤さん叩きを始めます。

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百田尚樹を批判する芸能人も

すると、今度は、佐藤さん叩きの先頭に立つ百田さんに対し、

タレントのラサール石井さんが、

佐藤浩市氏のどこが三流なのか。役者の何を知ってるのか。自分の意に沿わないと三流なの?

謙虚さのかけらもない。何様?

と、不快感をあらわし、

お笑い芸人の村本大輔さん(ウーマンラッシュアワー)も、

違う考えに臆病でストレスに弱い三流愛国者達 by一流芸人

と、「三流役者」発言を皮肉ると、

太田光さん(爆笑問題)も、

ちょこっと言ったことを変なふうに自分なりに解釈して、なんだかんだギャーギャー騒ぐんだな

迷惑だろうね安倍さんも。あんなバカな連中が自分の味方だっていうと、安倍もバカだって思われちゃうからさ

と、コメントされたのでした。

(もちろん、佐藤さん側にも言いたいことはいろいろあったようですが、トラブルを避けるため、あえて同じ土俵には上がらず、静観されていたそうです)

「佐藤浩市は大炎上がトラウマでエゴリサーチが習慣化?」に続く

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