2度の結婚と離婚を経るほか、様々な女性との交際が噂されてきた、クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)さんですが、子供は、2人の前妻との間のほかに、別の女性との間に誕生した子供を含め、8人いらっしゃいます。今回は、そんなイーストウッドさんの子供たちをご紹介します。
「クリント・イーストウッドの現在の彼女はミック・ジャガーの元恋人?」からの続き
長女(1番上)はローリー・イーストウッド(婚外子)
イーストウッドさんは、最初の妻・マーガレットさんとの間に2人(男の子と女の子)、2番目の妻・ディナさんとの間に1人(女の子)、妻以外の4人の女性との間に5人と、計8人のお子さんがいらっしゃいます。
まず、長女は、1954年に誕生したローリーさんで、イーストウッドさんは、1953年12月に最初の妻・マーガレットさんと結婚されているのですが、ローリーさんの母親は、マーガレットさんではなく、イーストウッドさんが、マーガレットさんと婚約中に交際していたシアトルに住む女性との間に生まれた娘だそうです。
しかも、ローリーさんの母親は、自身の妊娠をイーストウッドさんに知らせないまま、ローリーさんを出産後、養子に出されたそうで、
ローリーさんは、本当の両親を知らずに育ったそうですが、30歳頃、自分のルーツを知りたくなり、両親を調べたところ、父親がイーストウッドさんであることが分かったそうで、
イーストウッドさんに申し出ると、イーストウッドさんは、突然、現れた娘の存在をとても喜んだとのことで、以降、お二人はとても良い関係を築かれているそうです。
(ちなみに、ローリーさんによると、イーストウッドさんとは真逆で、お母さんは会ってくれなかったそうです)
イーストウッドさんと長女のローリーさん。
次女(2番目)はキンバー・リン・イーストウッド(婚外子)
次女は、1964年に誕生した、キンバー・イーストウッドさんで、イーストウッドさんと、スタントウーマンやダンサーとして活動していたロクサーヌ・チュニスさんとの娘です。
キンバーさんは、現在、映画プロデューサーやメイクアップアーティストとして活動されているそうです。
次女のキンバー・リンさんとイーストウッドさん。
長男(3番目)はジャズ・ミュージシャンのカイル・イーストウッド
長男は、最初の妻・マーガレットさんとの間に、1968年5月19日に誕生した、カイル・イーストウッドさんで、ジャズ・ミュージシャン(ベーシスト)です。
長男のカイル・イーストウッドさん。
カイルさんは、お父さんのイーストウッドさんの影響で、幼い頃から映画やジャズに興味を持ち、大学時代には、映画監督を目指して映画の勉強していたそうですが、その後、ミュージシャンに転身したそうで、
「ルーキー」(1990)
「硫黄島からの手紙」(2006)
「グラン・トリノ」(2008)
「インビクタス/負けざる者たち」(2009)
など、お父さんが手掛ける映画の音楽を担当。
映画監督には今も興味があるそうですが、それより、音楽を通じて映画に関わる喜びのほうが大きいそうです。
ちなみに、カイルさんによると、イーストウッドさんは、普段、とても穏やかなお父さんだそうで、
インタビューで、お父さんの好きなところと嫌いなところを聞かれると、
仕事に関して誠心誠意働いて、同時にパッションを失わないでいる。それで80歳(2009年)近くになって自分のベストワークともいえる作品を次々に連発していることは、誰にもマネできないこと。息子である自分にも大いに励みになっています。
嫌いな点かぁ、いい質問ですね。あまりないけど、これまでも作品を通じてぶつかり合うこともしばしばあったし、父が下した決断が必ずしも自分の承服できる内容でない場合もあった。
ああ、父はときどき頑固なところがある。それが嫌いといえば嫌いかな。僕も同じで、相当頑固だけど(笑)
と、語っており、こちらも親子関係は良好なようです♪