リポーター、スポーツキャスター、ラジオのパーソナリティー、タレント活動のほか、野菜ソムリエ・雑穀エキスパートの資格を取得し、食生活が健康に及ぼす重要性を伝えつつ、新しいライフスタイルを提案する活動もしている、王理恵(おう りえ)さんですが、食生活の大切さを実感するようになったのは、お母さんの病気がきっかけだったといいます。
「王理恵が若い頃は博報堂に就職しJリーグ立ち上げにも参加していた!」からの続き
食の大切さに気がついたのは母親の病気がきっかけだった
理恵さんは、リポーター、スポーツキャスター、ラジオのパーソナリティー、タレント活動のほか、野菜ソムリエや雑穀エキスパートとして、食生活の大切さを推進する活動もしているのですが、きっかけはお母さんの病気だったそうです。
というのも、お母さんは、胃ガンのため、57歳で他界されているのですが、理恵さんは、そんなお母さんを3年間、病院で看病しながら一緒に過ごした際、お母さんが口から食べ物を食べられなくなってから、どんどん体が弱くなっていくのを目の当たりにしていたそうで、口から食べることがどれほど大切なことかを実感したのだそうです。
「人間の体は食べた物でできている」ということに気がついた
そして、それは、ただ単にカロリーを満たせばいいというものではなく、大事なことは、「何をどう食べるか」であり、結局、人間の体は、それまで食べてきたものでできている、ということを、お母さんの看病をしているうちに気づいたのだそうです。
(たとえば、リンゴや卵ダイエットのように、カロリーを満たしていても栄養素が偏った食生活は、若い時ならなんとか乗り越えられても、お母さんぐらいの年齢になると無理がきかなくなってくるとのこと)
気をつけて食べることを意識するだけでも体調が違ってくる
こうして、今の自分の食生活に必要なものを突き詰めて行き、結果、野菜や雑穀のエキスパートになっていたそうですが、理恵さんの考えとしては、特に、「〇〇を食べてはいけない」というものはないそうで、
気をつけられる時には気をつけて食べよう、と意識するだけでも、何も気にしないで食べるのとは、全然、体調が違うのだそうです。
(実際、理恵さんは、焼肉もお寿司も好きなのだそうです)
大学時代は食事のバランスが悪く体調が悪かった
ちなみに、理恵さんは、大学時代、ゴルフをしていたことから、筋肉もあり、カロリーも十分摂れていたにもかかわらず、朝起きると体がだるく、吹き出物もたくさんあり、どうして体調が悪いのか分からなかったそうですが、
(しかも、今よりも体重が20キロぐらい重かったそうです)
(細かく何品目と決めるのではなく)食事全体のバランスを意識するほか、豆、海藻類、昆布、ドライフルーツなどを食べるようになった現在は、体調が良く、風邪もひかなくなっていることから、当時は、週2~3回は外食で、野菜もほとんど食べなかったことが悪かったのだと実感しているそうです。