2022年10月16日、15年ぶりに阪神タイガースの監督に復帰すると、2023年9月14日には、阪神タイガースを18年ぶりのリーグ優勝に導いた、岡田彰布(おかだ あきのぶ)さんですが、シーズン中は、「優勝」という言葉を封印し、「アレ」と表現していました。実は、この「アレ」は、もし優勝争いとなった場合に、選手が優勝できると浮つかない為のものだったといいます。

「岡田彰布は2023年に阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いていた!」からの続き

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2回目の阪神監督就任会見の際、「優勝」という言葉を封印し「アレ」を使うと宣言していた

岡田さんは、2022年10月16日、大阪市内のホテルで行われた、阪神タイガース監督就任会見の際、

報道陣に、ファンへの思いについて問われ、

『優勝します』とかよう言わないですけど、ずっと優勝は『アレ』しか僕は言ってなかったんで。はっきり『優勝します』とかよう言わないですけど、シーズン終わる頃には楽しみにしてもらったら僕はいいと思いますね

と、語ると、

11月24日、秋季練習の初日には、選手たちにも、

一年目から優勝を目指すからな。今日だけは優勝と言うけど、明日からは『アレ』って言うからな

と、「優勝」という言葉は封印し、「アレ」と言うことを宣言しています。

(「アレ」を言い出したのは岡田監督ですが、阪神球団のスローガンとなった「ARE」のA・R・Eのアルファベットに続く英語(Aim! Respect! Empower!)を考えたのは、妻の陽子さんだそうです)

「優勝」という言葉を封印したのは2008年阪神監督時代の交流戦優勝を逃したことが始まりだった

というのも、岡田さんは、1回目の阪神監督時代の2008年、ソフトバンクと交流戦の優勝争いを、最終戦で逃しているのですが、後に、

コーチがな、ミーティングでよ。『お前ら、こんなんやったら優勝でけへんぞ』って言いよったんよ。あれからアカンようになったんよ

そやから俺、言うたんよ。『そんなしょうもないこと、絶対言うな』って。その気になったら、アカンということよ

と、語っており、

選手が、優勝できると浮ついた為に優勝を逃したと考えていたのでした。

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「アレ」は2010年に弱小チームだったオリックス監督時代から使い始めていた

そんな岡田さんは、2010年、オリックス監督就任1年目の時、セ・パ交流戦での優勝が狙える位置になった際にも、「優勝」という言葉を使わず、「アレ」という表現を使用しているのですが、

(当時、オリックスは、(岡田さんが就任するまで)10年間でBクラス9回(最下位5回)と、弱小チームでした)

これが功を奏し、見事、オリックスを交流戦優勝に導いています。

「岡田彰布は「アレ」をオリックス監督時代に使い交流戦優勝を決めていた!」に続く

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