1999年12月3日、当時、オリックス・ブルーウェーブの選手だったイチローさんと結婚した、福島弓子(ふくしま ゆみこ)さんは、日々のルーティーンを重要視するイチローさんのスケジュールを完璧に把握し、イチローさんの予定に合わせて健康的な料理を作り続け、イチローさんの現役生活を支え続けたといいます。

今回は、そんな福島弓子さんのイチローさんへの献身の数々をご紹介します。

福島弓子とイチロー

「福島弓子とイチローの馴れ初めは?元彼・栗山英樹との破局理由は?」からの続き

Sponsored Link

福島弓子は夫・イチローの野球生活を支えるため、定められたルーティーンを完璧にこなしていた

結婚した翌年の2000年、イチローさんがメジャーリーグのシアトル・マリナーズと契約したため、弓子さんも、イチローさんとともに渡米しているのですが、実は、異国での生活を仕切ったのは弓子さんだったそうで、英語が堪能だった弓子さんが、シアトルに渡る前から、家探しや買い物などの準備を進めていたそうです。

また、こだわりが強かったイチローさんは、翌日の試合を逆算して、寝る時間、起きる時間など、すべての時間を決めていたそうですが、福島弓子さんは、そんなイチローさんの生活を支えるため、イチローさんが定めたいくつものルーティーンを完璧にこなしていたそうで、

福島弓子さんは、結婚当初、

私にできるのは、彼が野球だけに集中できる環境を作ること

と、言っていたといいます。

福島弓子は夫・イチローのために18年間特別なおにぎりを握っていた

まずは、イチローさんは試合前におにぎりを食べることをルーティーンにしていたそうですが、このおにぎりは、福島弓子さんが玄米を機械で精製したお米で握るという特別なもので、チームメイトも「スペシャルなおにぎり」と呼んでいたといいます。

(イチローさんが好んでいたおにぎりは、「海苔(のり)ナシ」のおにぎりだったそうで、イチローさんは、海苔を巻いて時間が経つとシナっとなるのが嫌で、かといって食べる直前に自分で巻くのもストレスになると言っています)

イチローさんが弓子さんの握ったおにぎりを食べていることが報じられたのは、結婚2年目の、シアトル・マリナーズに移籍したばかりの2001年2月頃ですが、以降、弓子さんはイチローさんが引退するまで18年間もの間、黙々と、この「特別なおにぎり」を握り続けていたのだそうです。

福島弓子はイチローの帰宅時間を予測して絶妙なタイミングで8~9品食事を並べていた

また、イチローさんの日常生活は、次の日の試合のために、球場を出るところから始まり、

  • 昼食を摂るのは球場に出かけるぴったり30分前(球場への出発時間が午後2時25分なら、食事時間は午後1時55分)
  • 出発前に食べるトーストを焼く時間は、1枚目が2分30秒、2枚目が1分30秒

など、5分刻みのスケジュールになっていたそうですが、

弓子さんは、これらのルーティーンをスムーズにこなすため、緻密に計算しつつ、家事もこなしていたそうで、

イチローさんは遠征先から帰宅すると、それが何時であっても必ず自宅で食事をとるようにしていたそうですが、弓子さんは、たとえ深夜や明け方でも、イチローさんの帰宅時間を予測して、絶妙なタイミングで食事を並べ、さらに、そのメニューも、8~9品も出していたのだそうです。

Sponsored Link

福島弓子は夫・イチローがMLB3000安打を達成した日も深夜に帰宅後料理を作っていた

そして、それは、イチローさんがMLB3000本安打を達成した特別な日でも変わらなかったといいます。

福島弓子さんは、イチローさんの3000本がかかったデンバーの試合で、(前日にスタメンが発表されると)どうしてもイチローさんが3000本を打つ瞬間に立ち会いたかったことから、

朝一の便に飛び乗るために、信頼できるシアトルの知人に15歳になる愛犬の一弓(いっきゅう)の世話をお願いし、料理の下ごしらえをするほか、炊飯器のタイマーをセットして、一緒に帰宅したイチローさんの待ち時間が最小限になるように、できる限りの準備をしてから出かけていたそうで、

デンバーからマイアミの自宅に戻ったのは、午前3時だったそうですが、

イチローさんは、

夜というか、朝ですからね、(家に)着いたのは……じつはチームメイトから(3000本のお祝いに)贈られたワインがあって、それを飲みました。夕食の前ですね……夕食か、朝食か、よくわからないですけど(笑)

(そんな時間に料理はどうしたのかという質問に対し)料理は……(弓子さんに)作っていただきました(笑)

と、語っています。

「福島弓子は100億円の不動産ビジネスをしていた?球場に行けなかった理由とは?」に続く

お読みいただきありがとうございました

Sponsored Link