歌舞伎役者で俳優の、三代目中村橋之助（なかむら はしのすけ）さん。若い頃から、映画やテレビドラマにも出演されていたそうですが、意外なことに、現代劇を演じるのは、２００９年「ギネ 産婦人科の女たち」が初めてだったそうです。
１９７０年、中村さんは、４歳の時に、
「柳影沢蛍火（やなぎかげ さわの ほたるび）」で、
本名の中村幸二（なかむら こうじ）として、
初舞台を踏まれました。
舞台に出ていれば幸せだったほど、
お芝居の好きな子どもだったそうです♪
そして、１９８０年、１４歳の時に、
現在の中村橋之助を襲名されたそうです。
その後は、高校へは進学せずに、
お芝居に専念されたそうです。
歌舞伎
「義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）」の平知盛（たいらのとももり）、
「勧進帳（かんじんちょう）」の弁慶（べんけい）、
「御所五郎蔵（ごしょのごろぞう）」の五郎蔵、
「魚屋宗五郎（さかなやそうごろう）」の宗五郎、
「絵本太功記」の光秀役、
「鳴神（なるかみ）」の鳴神上人（なるかみしょうにん））など、
中村さんは、
スケールの大きな役を演じることを、
得意とされているそうです。
そして、「平家女護島・俊寛（へいけにょごのしま・しゅんかん）」の
俊寛僧都（しゅんかん そうず）役や、
「寺子屋（てらこや）」の松王丸（まつおうまる）などのように、
古典歌舞伎にも出演される一方、
古典歌舞伎の演目を新しい演出で上演する、
「コクーン歌舞伎」などにも多く出演され、
歌舞伎としての活動の幅を広げられています。
そんな、中村さんの、
気になるうわさについて調べてみました！
父は？
中村さんのお父さんは、
７代目中村芝翫（なかむら しかん）さんです。
女形として活躍され、
人間国宝になられましたが、
２０１１年に亡くなっています。
橋之助さんは、芝翫さんの、
次男にあたるそうです。
嫁は？馴れ初めは？
中村さんは、１９９１年、
元アイドルで、女優としても活躍した、
三田寛子（みた ひろこ）さんと結婚されています。
お二人の出会いは、
１９８８年の映画「寅次郎～サラダ記念日」
の撮影中だったそうです。
三田さんが、この映画で共演された、
尾美としのりさんの陣中見舞いに訪れた時、
そこに中村さんがおられたのだとか。
以前から、熱烈な三田さんのファンだった中村さんが、
この出会いをきっかけにして、
１９８９年の雑誌の対談の相手に、
三田さんを指名されたのだとか！
対談直前まで、
舞台に出演されていた中村さんでしたが、
お父さんの芝翫さんがひいきにされていた、
料亭の閉店時間を延長させて、
対談の場をセッティングされる、
気合の入りようだったとか。
対談は、深夜０時から始まり、
お二人は日本酒を飲みながら、
それはそれは、盛り上がったのだそう♪
そして、対談が終わった後は、
中村さんは三田さんを、
カップル用の部屋に誘ったのだそうです！
中村さんの猛アタックから始まったのですね。
それにしても、すごい段取りの良さ！
その後、お二人は、映画「開港風雲録」で共演され、
ゴルフデートなどを重ねられ、
愛を深められたそうです。
しかし、アイドルとの結婚に、
周囲からは反対されたようです。
確かに、歌舞伎役者の奥さんって、
大変そうですものね・・・
アイドルに歌舞伎役者の奥さんが務まるはずがない、
と思われても仕方がないのかもしれません。
そんなお二人ですが、無事に結婚され、
今でもとても仲が良いそうです。
どんなに熱帯夜でも、声帯がやられてしまい、
声が出なくなることから、
クーラーは絶対につけない中村さん。
そんな中村さんに、奥さんの三田さんが、
氷枕を用意してくれて、
それが夏の間は欠かせない存在に、
なっているのだそうです。
こんなちょっとしたエピソードからも、
お二人の絆の強さが分かりますね。
今では、三田さんは、
誰もが認めるほど、
優秀な歌舞伎役者の妻と言えそうです♪
息子は？
中村さんには、三田さんとの間に、
３人の息子さんがいらっしゃいます。
長男の中村国生（なかむら くにお）さん（１９９５年生まれ）
次男の中村宗生（なかむら むねお）さん（１９９７年生まれ）
三男の中村宜生（なかむら よしお）さん（２００１年生まれ）
国生さんは、四代目中村橋之助を、
宗生さんは、三代目中村福之助を、
宜生さんは、四代目中村歌之助を
それぞれ襲名されています。
橋之助さんにとっては、息子さん達の成長が、
楽しみで仕方ないでしょうね♪
さて、映画やドラマの俳優として、
歌舞伎役者として、幅広く活動中の中村さん。
今後の活動も楽しみですね！
応援しています！！
https://www.youtube.com/watch?v=y03Yq_Q4urU
