1973年、「エアロスミス」としてデビューすると、以降、「Dream On」「Sweet Emotion」「Walk This Way」「I Don’t Want to Miss a Thing」などのヒットを連発し、エネルギッシュなライブパフォーマンスと独特のヴォーカルスタイルで広く人気を博した、スティーヴン・タイラー(Steven Tyler)さんですが、
2024年8月2日には、声帯損傷により、「エアロスミス」のツアー中止と引退を発表しています。
今回は、「エアロスミス」のツアー中止と引退に至るまでの経緯、スティーヴン・タイラーさんの声帯損傷と咽頭の骨折の原因、症状について調べてみました。
また、スティーヴン・タイラーさんの現在の活動についても調べてみました。
「スティーヴン・タイラーの子供は?娘はリヴ・タイラーとミア・タイラー!息子は?」からの続き
スティーヴン・タイラーがエアロスミスのツアー中止&引退を発表
「エアロスミス」は、2024年8月2日、ツアーの中止&引退を発表しています。
ツアー中止&引退の理由は、スティーヴン・タイラーさんの声帯損傷によるもので、治療を受けていたものの、完全な回復が難しいと診断されていたといいます。
スティーヴン・タイラーは声帯を損傷していた
実は、「エアロスミス」は、前年の2023年9月2日、「Peace Out: The Farewell Tour(ピースアウト フェアウェル・ツアー)」を北米で開幕していたのですが、
3公演を終えたところで、スティーヴン・タイラーさんの声帯損傷のため中断し、2024年4月には、同年9月に再開すると告知していたのですが、
その後、スティーヴン・タイラーさんの咽頭の骨折も判明し、2024年8月2日にツアーの中止と引退が発表されたのでした。
ちなみに、「エアロスミス」は、インスタグラムに、
残念ながら、スティーヴンの声帯損傷は当初考えられていたよりも深刻です。彼の主治医は声帯の損傷に加え、喉頭を骨折していることを確認しました。
速やかに回復するために最善の治療を受けていますが、骨折の性質上、忍耐が不可欠だと言われています
私たちはいつもパフォーマンスで皆さんの度肝を抜かせたいと思っていました。皆さんも知っているとおり、スティーヴンの声は唯一無二の楽器です。
彼は何か月もかけて、自分の声を怪我をする前の状態にしようとたゆまぬ努力を続けてきました。最高の医療チームがそばにいたものの、苦しんでいる彼の姿を私たちは見てきました。
悲しい事ですが彼の声の完全復活が不可能なのは明らかです。バンドの兄弟として私たちはツアーのステージから引退という、悲痛で困難な、しかし必要な決断を下しました
と、発表しています。
(エアロスミスの長い歴史の中で、ツアーが完遂されなかったことはファンにとっても大きなショックだったそうです)
スティーヴン・タイラーの声帯損傷の原因は過度な使用と公演
スティーヴン・タイラーさんの声帯損傷は、過度な声帯の使用と公演が原因だそうですが、
スティーヴン・タイラーさんは、長年に渡り、エアロスミスのヴォーカリストとして活動していたことから(その声帯は楽器のように扱われていました)、その過程で声帯に大きな負担がかかり、
特に、2023年9月の公演中に咽頭を痛めたことがきっかけとなり、その後の治療で咽頭の骨折も判明し、完全な回復が難しいと診断されたそうで、
スティーヴン・タイラーさんの声帯損傷の症状には、
- 声のかすれ
- 痛みと不快感
- 発声困難
- 出血
などがあったといいます。
スティーヴン・タイラーは引退後も引き続き音楽活動に取り組むほか慈善活動にも積極的に参加
「エアロスミス」は引退したスティーヴン・タイラーさんですが、引退を発表してからも、引き続き音楽活動を行うほか、ソロプロジェクトにも取り組んでいるといいます。
また、テレビやラジオ番組にも出演し、自身の音楽キャリアや「エアロスミス」の歴史を語っています。
さらには、慈善活動にも積極的に参加し、特に音楽教育プログラムや子供たちのための慈善団体を支援しているといいます。
「スティーヴン・タイラーは大の鯛焼き好き!鳴門鯛焼本舗とコラボも!」に続く
「生きるロックの伝説」と称されるロック・バンド「エアロスミス」で、50年以上という長きに渡り、ヴォーカルとして活躍してきた、スティーヴン・タイラー(Steven Tyler)さんですが、 大の鯛焼き好きとして知られており …