2021年7月、過去に、「ロッキング・オン・ジャパン」と「クイック・ジャパン」の2本の雑誌記事インタビューで語った内容が、SNSで”いじめ自慢”として炎上し、

就任したばかりの東京五輪の楽曲担当を辞退するほか、テレビ番組のレギュラー降板、ライブ活動停止と、謹慎することとなった、小山田圭吾(おやまだ けいご)さんですが、

“いじめ自慢”として報道された内容について、「事実と異なる内容も多く記載されております」と、内容の一部を強く否定しています。

今回は、”いじめ自慢”の報道内容で、小山田圭吾さんが、否定した(事実と異なる)ことと、肯定(事実)したことを、それぞれ、ご紹介します。

小山田圭吾

「小山田圭吾は何をした?いじめ自慢で炎上し東京五輪降板!一連の流れは?」からの続き

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小山田圭吾は”いじめ自慢”について「排泄物を食べさせる」「自慰行為を強要」を否定していた

“いじめ自慢”で炎上し、謹慎することとなった小山田圭吾さんが、最も多く報道されたのは、

  • 「ロッキング・オン・ジャパン」(1994年1月号)の見出しとなった「(同級生を)全裸でグルグル巻にしてウンコ食わせてバックドロップ」
  • 「クイック・ジャパン」(1995年vol.3(8月号))で掲載された「自慰行為を強要した」

という内容だったのですが、

小山田圭吾さんは、2021年9月17日、コーネリアスの公式HPと自身のインスタグラムに、「いじめに関するインタビュー記事についてのお詫びと経緯説明」と題し、

『ROCKIN’ON JAPAN (1994年1月号)』の誌面にて見出しとして記載され、この度多く報道されていた「同級生に排泄物を食べさせた、自慰行為をさせた」といった内容については、私が行わせたり、示唆や強要をしたといった事実は一切ありません。

「排泄物を食べさせた」ということについては、小学校の帰り道に、クラスメイトの一人がふざけて道端の犬の糞を食べられると言い出し、拾って口に入れてすぐに吐き出したという出来事があり、彼本人も含めその場にいた皆で笑っていたという話が事実です。

「自慰行為をさせた」という部分については、中学校の修学旅行の際、ある先輩が、私のクラスメイトの男子に対し、自慰行為をしろと言っている場面に居合わせ、限度を超えた状況に自分は引いてしまったということが事実です。

1994年当時、半生を語るというロングインタビューのなかで、学生時代の様々な出来事を語った際、上記のような目撃談など、強く記憶に残っていたことを語ってしまいました。

と、炎上の元となった”いじめ自慢”の報道について、「排泄物を食べさせた」と「自慰行為を強要した」については、事実と異なっていると、強く否定しています。

小山田圭吾は「全裸でグルグル巻」「バックドロップ」も否定していた

また、小山田圭吾さんは、2024年にも、「同級生を全裸でグルグル巻にしてバックドロップした」という件に関して、週刊文春のインタビューで否定しているのですが、

小山田圭吾さんによると、修学旅行の宿泊先の自分たちの部屋で、自由時間に同級生5,6人とプロレスごっこをして遊んでいた際、

最初はじゃれ合って、仲間同士で「ブレーンバスター!」などと言って技をかけあったりして盛り上がり、この時点では、特定の人物をいじめるような意図はなかったそうですが、

そんな中、留年して同じクラスになっていた元上級生が入ってきて、

(自然に)オレも仲間に入れろよ

となり、ここから空気が一変したそうで、同級生とはいえ、元上級生だったため、他の友人たちも何もモノが言えない雰囲気になったといいます。

すると、そのうち、この元上級生が、ひとりの同級生を裸にしたり、紐で縛って「オナニーしろ」と言ったりしたそうですが、小山田圭吾さんも同じ部屋の友人たちも、怖くなって傍観するしかなかったそうで、行きすぎた酷い状況でも、誰も止めることができなかったのだそうです。

(つまり、同級生をいじめていたのは小山田圭吾さんではなく、留年して同じクラスになっていた元上級生だったということ)

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小山田圭吾が事実と認めた”いじめ自慢”の内容とは?

一方、小山田圭吾さんは、

  • 「段ボールの中に(同級生を)入れて、黒板消しの粉を振りかけた」
  • 「ロッカーに同級生を閉じ込めて蹴飛ばした」

の2点については、認めており、

今にして思えば、小学生時代に自分たちが行ってしまった、ダンボール箱の中で黒板消しの粉をかけるなどの行為は、日常の遊びという範疇を超えて、いじめ加害になっていたと認識しています。

と、綴っています。

(ただ、加害者として暴力を振るったことはない、と一貫して”いじめ”は否定しています)

「小山田圭吾のいじめ自慢の真相は?毎日新聞が拡散した内容は事実無根だった?」に続く

お読みいただきありがとうございました

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