英語が堪能な俳優として有名な、別所哲也(べっしょ てつや)さん。俳優業の他に、ショートフィルムに情熱を注ぎ、国際短篇映画祭の代表としても活躍されています。さらに、短編映画専門映画館も設立されています。


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プロフィール

別所さんは、1965年8月31日生まれ、
静岡県島田市のご出身です。

身長186センチ、
血液型はA型、

出身大学は、
慶應義塾大学法学部、

趣味は、
トレッキング、NFL観戦、

特技は、英会話、

だそうです♪

海外に憧れる

別所さんは、幼い頃から海外に憧れ、
英語を使う環境に身を置きたいと、

大学では、ESS(英語劇のサークル)に、
所属されたそうです。

それでも、当時はまだ、
俳優を目指されていた訳ではなく、

外交官や、商社マンのような、
英語を使って世界を飛び回るような職業に、
就きたいと思われていたのだとか。

演劇のおもしろさに目覚める

しかし、英語劇で演じる、
人物像や社会的背景を考える作業が、
新鮮に感じられたのと、

演技によって、自分の感情を表し、
それを観たお客さんの表情が、
変化していく様子がおもしろく感じるようになり、

次第に、演劇に、
魅了されていったのだそうです。

俳優への道

別所さんは、ちょうどその頃、
将来を考え始めるのですが、

時代はバブル真っ盛りの1980年代で、
売り手市場。

法学部法律学科から100人、
このゼミから10人と、
自動的に就職が決まっていくという、

就活する学生なら、
一見ラッキーに思えるこの状況に、
違和感を覚えられたそうで、

そこで、将来の自分が、
後悔しない道に進もうと考えた時、

俳優になりたいと、
自然に思われたのだそうです。

ハリウッド映画のオーディション

しかし、別所さんがそのことを、
ご家族に伝えると、

案の定、
ご家族は全員、反対。

どころか、
失笑されたのだそう。

それでも、お父さんが、
ハリウッド映画の、日本人宇宙飛行士役を、
新聞で募集しているのを見て、

オーディションを受けることを、
勧めてくれたそうで、

別所さんは、そのオーディションを受け、
見事合格されたのでした。

「クライシス2050」で映画デビュー

そして、大学を卒業された翌年、
映画撮影のため、アメリカに渡られ、

1990年、映画「クライシス2050」で、
ハリウッドデビュー。

その後も、順調に、
俳優としてのキャリアを積まれ、
テレビドラマや映画、舞台に多数出演。

その他、国際映画祭でプレゼンターや、
審査員を務められるなど、

得意の英語を活かした活動にも、
積極的に取り組まれています。

ショートフィルム?

こうして、別所さんは、
俳優として充実した生活を送っていたのですが、

30代前半の頃、
仕事以外に引き出しがない自分に、
どこか満たされない気持ちを、
感じるようになっていったのだそうです。

そこで、3ヶ月の休みをもらい、
再び渡米し、「サンダンス映画祭」に参加。

すると、その映画祭では、有名無名に関わらず、
俳優、監督、さらに、一般人までもが、
映画について語り合っていたそうで、

別所さんもその輪に参加し、
「ショートフィルム」の存在とおもしろさを、
知ることとなったのでした。

ショートショートフィルムフェスティバル

別所さんは、早速、
ショートフィルムを事業にしようと、
思い立つのですが、

映写機を借りることから始まり、
税関の問題、企業に協賛を募るためのお金の問題など、

一つ一つのことに問題が生じ、
何一つスムーズにいかなかったうえに、
周囲にも反対されます。

それでも、別所さんは、
ショートフィルムへの情熱と、
応援してくれる人たちに助けられながら、

ついに、1999年、
国際短篇映画祭「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」
(現在のショートショートフィルムフェスティバル)
を設立されたのでした。

国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2016」の、
オープニングセレモニーより、LiLiCoさんと別所さん。

そして、2004年には、
「米国アカデミー賞公認映画祭」の認定も!

別所さんの情熱が報われて、
よかったですね♪

妻は?子どもは?

そんな別所さんの、
気になるプライベートなのですが、

別所さんは、2009年
日系アメリカ人の女性と結婚されています。

別所さんが、23歳の頃、
「クライシス2050」の撮影で渡米された時に、
UCLAの大学生だった、
奥さんと知り合われたそうで、

別所さんは、

(初対面は)ハリウッド映画の撮影で、
(渡米して)僕が23歳で、妻は学生でした。

これからどう自分の人生をデザインするか、
という時期でしたけど、
出会った瞬間から僕は一方的に素敵な方だなと思ってた。

と、語っておられました。

その後、奥さんは日本で働かれるのですが、
お互い、悩みを相談したり、助け合うなどの、
友人関係が20年も続いた頃、

別所さんの気持ちが、
徐々に変わってきたようで、

友達のように出会って1年1年、
時間が過ぎていって、
結婚したいと改めて思ったのは去年。

お互いに心許し合える仲だったし、
僕の仕事を理解してくれた。

身近なところで自分を思ってくれる人がいて、
それが愛おしく思えた。
これからの人生を歩んでくパートナーとして大切だと思った。

と、おっしゃっていました。

ちなみに、同年、
女の子が誕生しています♪

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「CROW’S BLOOD」

さて、2016年7月から始まる、
テレビドラマ「CROW’S BLOOD」では、
瀬戸役を演じられる別所さん。

この作品は、ハリウッドの鬼才、
ダーレン・リン・バウズマン監督が、
製作総指揮されたホラーサスペンスで、

心優しい女子高生の磯崎薫(渡辺麻友さん)が、
ミステリアスな転校生、
戸川真希(宮脇咲良さん)と出会ったことで、

次々と起こる、
不可思議な事件に巻き込まれていく、
というストーリーなのですが、

別所さんが演じるのは、
最先端再生医療に尽力する医師で研究者。

監督がアメリカ人、さらに、
物語の舞台が「国際ドリー女学園」ということなので、
別所さんの流暢な英語も見れるかもしれませんね。

フレッシュなWヒロインを盛り上げる、
別所さんの演技に注目です!!

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