1999年、映画「死国」で女優デビューすると、その後は、「バトル・ロワイアル」「キル・ビル Vol.1」「ハゲタカ」などの話題作に次々と出演している、栗山千明(くりやま ちあき)さん。

今回は、そんな栗山千明さんの若い頃から現在までの活躍や経歴を時系列でまとめてみました。

栗山千明

「栗山千明の生い立ちは?幼少期からモデル!12歳でヌード写真集「神話少女」を出版!」からの続き

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栗山千明の10代の頃

15歳の時に映画「死国」で女優デビュー

栗山千明さんは、1999年、15歳の時、モデルから女優に転身すると、映画「死国」で女優デビューしているのですが、この映画の撮影が終わった中学3年生の時、女優としての活動に専念するため、お母さんと一緒に上京したそうで、

(上京は)高校入学のタイミングにする予定だったのですが、東京の仕事の方が忙しくなってしまって。このとき、女優としてやっていこうと覚悟を決めました

当時はショーモデルにあこがれていました。でも身長が思ったほど伸びなくて。どうしようかなと思っていた矢先、映画『死国』のお話をいただいて、新しいことに目を向けてみようと思って挑戦したんです。それが初めてのお芝居でした。

などと、語っています。

「死国」に出演する栗山千明
「死国」より。

16歳の時に深作欣二監督作品「バトル・ロワイアル」に出演

その後、栗山千明さんは、2000年、16歳の時、深作欣二監督の映画「バトル・ロワイアル」で、千草貴子役を演じると、過激なセリフやアクションを披露し、たちまち注目を集めます。

「バトル・ロワイアル」に出演する栗山千明
「バトル・ロワイアル」より。

ちなみに、栗山千明さんは、

(深作欣二)監督から千草の役をいただく前は、感情の起伏がない役が多かったのですが、この作品で初めて人間味のある役を演じて、本格的なアクションを経験させてもらったんです。

その「静」と「動」の振り幅があるからこそ、今、いろいろな役をやりたいと思えるんですよね。本当に、いろいろと学ばせてもらいました。

と、語っています。

19歳の時にクエンティン・タランティーノ監督作品「キル・ビル Vol.1」でハリウッドデビュー

また、栗山千明さんは、映画「バトル・ロワイアル」での演技を見たクエンティン・タランティーノ監督によりオファーを受け、

2003年、19歳の時には、映画「キル・ビル Vol.1」で、満面の笑みで鎖鉄球を振り回す凶悪凶暴そのものながら、かわいらしさがひときわ輝く、女子高校生の用心棒「ゴーゴー夕張」役を演じて、ハリウッドデビューを果たしています。

「キル・ビル Vol.1」に出演する栗山千明
映画「キル・ビル Vol.1」より。

19歳の時に映画「キル・ビル Vol.1」でのユマ・サーマンとの戦闘シーンが「The MTV Movie Awards 2004」で「Best Fight賞」を受賞

すると、栗山千明さんは、映画「キル・ビル Vol.1」の出演により、「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」で「Great Performers 2003」の一人として紹介され、

主演のユマ・サーマンさんとの戦闘シーンが、「The MTV Movie Awards 2004」で「Best Fight賞」を受賞しています。

栗山千明の20代の頃

20歳の時に「下弦の月~ラスト・クォーター」で映画初主演

そんな栗山千明さんは、2004年、20歳の時には、「下弦の月~ラスト・クォーター」で、映画初主演を務めているのですが、今回は、普通の女子大生と洋館に閉じ込められた幽霊という1人2役を演じており、

栗山千明さんは、

今まで人がたくさん死ぬ映画ばかりだったので、普通の女の子を演じることができてとても嬉しい

と、語っていました。

ちなみに、この映画は、人気少女漫画家・矢沢あいさんの漫画を映画化したもので、19年に1度の月の周期によって起こった奇跡を描いたラブファンタジーとなっています。

「下弦の月~ラスト・クォーター」に出演する栗山千明
「下弦の月~ラスト・クォーター」より。栗山千明さんとhydeさん。

23歳の時にテレビドラマ「ハゲタカ」に出演

栗山千明さんは、2007年、23歳の時には、経済を中心とした社会派のテレビドラマ「ハゲタカ」で、経済記者の三島由香役を演じているのですが、

最初、台本を読んだ時には、分からない経済用語がたくさんあり、すごく戸惑ったそうで、その意味を理解して覚えることが大変だったそうですが、それまで知らなかった経済の世界をリアルに感じることができたのだそうです。

「ハゲタカ」に出演する栗山千明
テレビドラマ「ハゲタカ」より。

26歳の時には「機動戦士ガンダムUC」の主題歌「流星のナミダ」で歌手デビューも

栗山千明さんは、2010年2月には、女優業のかたわら、OVA作品「機動戦士ガンダムUC」(episode1)の主題歌である「流星のナミダ」で歌手デビューも果たしています。

「流星のナミダ」
「流星のナミダ」

27歳の時に「秘密諜報員 エリカ」「塚原卜伝」「カーネーション」など話題作に次々と出演

そんな栗山千明さんは、2011年、27歳の時には、「秘密諜報員 エリカ」で、テレビドラマ単独初主演を果たすと、同年には、時代劇「塚原卜伝」でヒロインに抜擢されています。

また、NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」では、ヒロイン・糸子(尾野真千子さん)の同級生で、料亭「吉田屋」のひとり娘・奈津役に起用されています。

「カーネーション」に出演する栗山千明
NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」より。尾野真千子さん(左)と栗山千明さん(右)

29歳の時にテレビドラマ「ATARU」に出演

栗山千明さんは、2013年には、テレビドラマ「ATARU」で、刑事・蛯名舞子役を演じ、緊迫感あふれるシリアスなシーンから、コメディタッチのシーンまで、幅の広い演技を披露しており、新境地を開拓しています。

「ATARU」に出演する栗山千明
「ATARU」より。栗山千明さんと北村一輝さん。

栗山千明の30代の頃

31歳の時に映画「種まく旅人 くにうみの郷」で主演

栗山千明さんは、2015年、31歳の時には、第一次産業をテーマにした映画「種まく旅人 くにうみの郷」で、主人公でアメリカ帰りの農林水産省官僚・神野恵子を演じているのですが、

「種まく旅人」に出演する栗山千明
「種まく旅人 くにうみの郷」より。

初の官僚役を演じたことについて、

(官僚は)お堅いイメージがあったのですが、私の演じる恵子は若さもあり、明るく前向きな人間味あふれる役です

と、語っています。

また、長期ロケで大変だったこともあったそうですが、

淡路島の方々に協力いただき、私が演じた恵子という役と同じような、貴重な経験ができました。舞台となった淡路島の方々が誇れるような映画になればと思います

とも、語っています。

広島カープの大ファンで始球式も

実は、栗山千明さんは、大の広島カープファンだそうで、この年(2015年)の4月には、マツダスタジアムで行われた、広島対巨人戦で、始球式を務めています。

栗山千明
脚長っ!

カープカラーである全身赤のユニフォームと白い肌のコントラストがとてもきれいです。

ちなみに、前日には、広島カープの黒田博樹投手から、投球アドバイスを受けたそうで、カープファンにはうらやましすぎますね。


黒田博樹投手と栗山千明さん。

38歳の時には映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」に出演

そんな栗山千明さんは、2022年、38歳の時には、人気漫画を原作とする同名映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」で、オリヴィエ・ミラ・アームストロング役を演じています。

「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」に出演する栗山千明
映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」でオリヴィエ・ミラ・アームストロングに扮する栗山千明さん。

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栗山千明の現在は「大奥」に出演

栗山千明さんは、2024年、40歳の時には、テレビドラマ「大奥」で、大奥を束ねる、松島の局役を演じているのですが、

松島の局は、権力をほしいままにするため、側用人の田沼意次と手を組んである計画をもくろむという役どころで、

栗山千明さんは、

大奥総取締役としての風格や貫禄が必要だと感じていますので、堂々と凜とした立ち振る舞いを心掛けながら演じたいと思っています

倫子を追い詰めていく役どころなので、見てくださる方々に嫌われる覚悟で精一杯務めたいと思います

と、意欲を語っています。

「栗山千明の旦那は?結婚してる?元彼は藤原竜也や玉山鉄二ほか多数!」に続く

「大奥」に出演する栗山千明
「大奥」より。

お読みいただきありがとうございました

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