1990年から7年間、「WAHAHA本舗」で活動されていた、岩谷健司(いわや けんじ)さん。「WAHAHA本舗」退団後は小劇場を中心に活動され、2000年から吹越満さんの舞台「フキコシ・ソロ・アクトライブ」の全作品に参加されています。


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プロフィール!

岩谷さんは、1970年2月25日生まれ、
青森県五所川原市のご出身です。

身長178センチ、

胸囲100センチ、
胴回95センチ、

靴のサイズは27センチ、

だそうです♪

上京後、ADとして活動するも退職

岩谷さんは、東京に憧れ、
1988年、18歳の時に上京されると、
制作会社に就職しADとして働かれるのですが、

朝から晩まで仕事をしている自分に対し、
現場に来てちょっとセリフを言うだけで、
莫大なギャラを取っていく、俳優という仕事を、
目の当たりにし魅了されます。

また、三波春夫さんが新宿御苑の橋の上で歌われるのを、
3つのカメラで撮るという現場では、

スタッフが車の中にインカムを忘れたということで、
岩谷さんが取りに行くことになったのですが、

新宿御苑の出口を間違ってしまって、
車を見つけるのに手間取り、

やっと現場にトランクを持って来るも、
中身はインカムではなくドライバーセットだったそうで、
再度、車までインカムの入ったトランクを取りに行かれ、

結局、三波さんを3時間も待たせてしまったそうで、
自分はADの仕事には向いていないと、
半年ほどで辞められたのでした。

WAHAHA本舗で活動

ただ、その後すぐに、
俳優を目指されたわけではなく、

土木作業員、タカQの店員などのバイトで、
生計を立てられていたそうで、

そんな折、当時、同じアパートの住人から、
「WAHAHA本舗」の舞台に誘われたことがきっかけで、
「WAHAHA本舗」の公演で初舞台を踏まれます。

すると、その公演を、
主宰者である喰始さんが見に来ており、

1990年、スカウトされて、
「WAHAHA本舗」に入団。

以降、岩谷さんは、7年間、
「WAHAHA本舗」で活動されるのですが、

みんなでネタを寄せ集めて、その勢いのまま、
ぶっつけ本番的に舞台に挑むスタイルに、
違和感を感じていたことや、

若手だったことから、雑用や営業回りなどに忙殺され、
「WAHAHA本舗」以外で客演することができなかったこと、

また、一番尊敬していた、
村松利史さんや吹越満さんが辞められたことで、

岩谷さんも、「WAHAHA本舗」を、
脱退されたのでした。

「午後の男優室」「城山羊の会」など演劇ユニットで活動

そんな岩谷さんは、1999年には、
九十九一さんの集まりで知り合われた岡部たかしさんと、
尊敬する村松利史さんとともに、
演劇ユニット「午後の男優室」を結成。

「午後の男優室」の3人。
(左から)岩谷健司さん、村松利史さん、岡部たかしさん。

2004年には、CMディレクター山内ケンジさんの、
演劇ユニット「城山羊の会」で客演を務められたり、

作家、ふじき光彦さんの「昨日の祝賀会」など、
小劇場で俳優として活動されています。

岩谷さんは、
俳優としての仕事について、

今の(役者としての)考え方に近くなったのは、
WAHAHAの時じゃなくて、「午後の男優室」をやっていた時ですね。

それまで、芝居ってものを、
意識したことがなくてアバウトだったのが、
村松さんという人が矯正したというか。

「役者っていうのは、面白いことなんだ」って。
俺は、面白い本があれば面白いもんなんだって思ってたから。

でも、そうじゃないってことを、
教えてくれたのが村松さんだったんですよ。
厳しかったけど、言ってること正しいなと思って。

と、語っておられました。

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出演作品

岩谷さんは、舞台で活動される一方で、
テレビドラマや映画にも数多く出演されているので、
その一部をご紹介しましょう。

テレビドラマでは、

2000年「美容エステ探偵~悪魔のフィアンセ」
2003年「貫太です!」
2010年「シューシャインボーイ」
2013年「天魔さんがゆく」

2014年「ブラックプレジデント」
2015年「サムライせんせい」
2016年「ラヴソング」
2017年「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」

映画では、

1998年「お墓がない」
2012年「ボトルシップ」
2014年「超能力研究部の三人」
2016年「At the terrace テラスにて」
2017年「美しい星」

「At the terrace テラスにて」より。(前列左から)平岩紙さん。石橋けいさん。
(後列左から)古屋隆太さん、岡部たかしさん、師岡広明さん、橋本淳さん、岩谷さん。

また、2009年から2012年まで、
竹洞哲也監督、小松公典脚本のピンク映画に、
レギュラー出演され、その存在感を発揮されています。

さて、いかがでしたでしょうか?

役者として楽しむということは、
人生を楽しむことと同じだというかね。
そういうことですね。

と、おっしゃるほど、
役者にハマっておられる岩谷さん。

そんな岩谷さんからは、
今後も目が離せそうにありません!!

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