舞台、テレビドラマ、映画と幅広く出演し、その確かな演技力と存在感で、石原裕次郎さんや高倉健さんといった大スターからも尊敬を集められていた、奈良岡朋子(ならおか ともこ)さん。今回は、そんな奈良岡さんの結婚、子どもほか、現在の暮らしぶりについてご紹介します。

「奈良岡朋子のデビューからの出演映画ドラマ舞台を画像で!」からの続き

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結婚は?子どもは?

奈良岡さんは一度も結婚されたことがなく、お子さんもいらっしゃいません。

その理由の一つが、昔、劇団「民藝」の師匠だった宇野重吉さんから、

結婚すると声がぬかみそ臭くなるからするな

と言われたことだったそうで、

以来、奈良岡さんは、

恋は舞台の上だけで、引きずらない。ニュートラルでないと次の役が入らないじゃない。私はいつもフリーでいたい。

と、独身を貫かれているのだそうです。

(そのため、過去に交際を噂された人もいらっしゃいません)

大竹しのぶを養女にしたがっていた?

ただ、奈良岡さんも、子どもだけは欲しかったのか、

女優の大竹しのぶさんについて、

こういう子を養女にもらいたいと思ってた。

と、語っておられたことがあったそうです。

実は、お二人は1975年に放送された、NHK朝の連続テレビ小説「水色の時」で初共演されて以来、実の母娘のようなおつきあいをされているそうで、

実際には、奈良岡さんは、大竹さんを養女にはしていないものの、実の娘のようにかわいがっておられるそうです。


水色の時より。左から2人目が大竹しのぶさん。

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石井ふく子・若尾文子と同じマンションで一人暮らし

そんな奈良岡さんは、2020年現在、都心の一等地にある高層マンションで、一人暮らしをされているそうですが、同じマンションには、プロデューサーの石井ふく子さんと女優の若尾文子さんも暮らしているそうで、

(女優の京マチ子さんも同じマンションで暮らされていたそうですが、2019年に他界されています)

石井さんは、

15年ほど前に奈良岡さんから“いい物件がある”と教えられ、モデルルームを見に行ったら気に入って住むことを決めました。

奈良岡さんも住むようになって、引っ越しを考えていた京さんにも勧めました。若尾さんはご自分でお決めになって、ある日マンションの玄関でバッタリ会ってビックリしました。

と、3人が一つ屋根の下に集まった経緯を明かされています。

また、石井さんは、

1年に1度、お正月にウチに集まってお屠蘇(とそ)のお祝いをします。普段でも何かあればお互いに電話するし、おすそ分けもする。

奈良岡さんはあまり炊事をしないから、私が朝おにぎりを作って、彼女の部屋のドアノブにかけることもあります。

とも、明かされているのですが、

(奈良岡さんは、石井さんに、天丼をお願いすることもあるのだとか)

ある芸能関係者によると、

大女優ほどプライベートを見せたがらないものですが、手料理をドアノブにかけてインターホンは鳴らさないという絶妙な距離感がポイントです。

プロデューサーである石井さんならではの配慮があるから、大女優の“同居”が成立するのでしょう。

とのことで、

実際、奈良岡さんも、トーク番組「サワコの朝」に出演された際には、

でも、滅多に会わないんです。1年に1回、お正月に元日のお雑煮を石井さんのお家で持っていただいていました。

と、語っており、ほどよい距離感がよい関係を保っているポイントのようです。

さて、いかがでしたでしょうか。

奈良岡さんの、

  • 年齢は?出身は?身長は?本名は?
  • 滝沢修や宇野重吉の演技に感動する
  • 「民衆芸術劇場」に研究生として入団
  • 宇野重吉による厳しい稽古
  • 劇団「民藝」の看板女優として活躍
  • 劇団「民藝」の代表として
  • 「太陽にほえろ!PART2」ではボス役
  • 石原裕次郎たっての願いでの出演だった
  • 石原裕次郎の第一印象は最悪だった?
  • 初共演で高倉健が号泣していた
  • 美空ひばりとの出会い
  • 美空ひばりの親友だった
  • 吉永小百合の結婚式では母親代わりとして出席
  • 朗読「黒い雨-八月六日広島にて、矢須子-」はライフワーク
  • 朗読劇「二人だけの芝居」で岡本健一と40歳差姉弟役
  • 岡本健一からの入団希望は拒否するも熱心に指導
  • 出演作品(舞台)
  • 出演作品(テレビドラマ)
  • 出演作品(映画)
  • 「おしん」はナレーションだけでなく最終回に出演していた
  • 「ブルーリボン賞助演女優賞」「紫綬褒章」「勲四等旭日小綬章」など受賞・受章多数
  • 結婚は?子どもは?
  • 大竹しのぶを養女にしたがっていた?
  • 石井ふく子・若尾文子と同じマンションで一人暮らし

について、まとめてみました。

常々、

女優と呼ばれるのは嫌。私は役者でいたい。

と、語っておられる奈良岡さんですが、

役者業を天職とし、その凛とした美しさで、ファンだけではなく、同業者からも慕われ尊敬されているのも納得ですね。

90代とは思えないほど若々しく、いまだ現役で活動されていることには驚かされるばかりですが、これからもお体に気をつけて、末永く輝き続けてほしいものです。

「奈良岡朋子の若い頃は民藝の看板女優として活躍していた!」

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