1996年にデビューすると、2003年から「エンタの神様」に出演し、「アイドルおたく」「家庭教師」「未散(みちる)」などのコントで大ブレイクされた、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」。コンビで活動する一方で、塚地武雅さんは個性派俳優としての地位を確立、鈴木拓さんは「毒舌クズ人間キャラ」としてバラエティに引っ張りだことなり、それぞれピンでも活躍されています。
「ドランクドラゴン」結成
鈴木拓(すずき たく)さんと塚地武雅(つかじ むが)さんは、
プロダクション「人力舎」の養成所である「スクールJCA」の、
同期生(5期生)として出会うのですが、
当初、鈴木さんは、「カルテット」というコンビを、
塚地さんは、「ドランクドラゴン」を、
別の人と組んで活動されていたそうで、
その後、それぞれ、お互いのコンビを解消した折、
塚地さんが、鈴木さんの消極的な性格を、
お笑いを目指しているのに執拗に前に出ない、
センスがある。
と、勘違いしたことから、鈴木さんを誘い、
1996年にコンビを結成。
コンビ名は塚地さんが、もともと活動していた、
「ドランクドラゴン」の名をそのまま引き継ぎ、
1996年8月、コント「相撲喫茶」を、
初舞台「渋谷公園通り劇場」で披露されたのでした。
意味は?
ちなみに、「ドランクドラゴン」という名前は、塚地さんが大ファンだった、
ジャッキー・チェンさん主演の映画「ドランクモンキー 酔拳」と、
ブルース・リー主演の映画「燃えよドラゴン」を組み合わせたものだそうで、
芸能界では、
「同じ語韻を繰り返す名前の芸人は成功する」
といわれていることにもあやかって、
名付けられたそうです♪
「エンタの神様」でブレイク!
そして、2000年には、
深夜バラエティ番組「新しい波8」に出演、
「新しい波8」より。香取慎吾さんと、「ドランクドラゴン」のお二人。
2002年には、バラエティ番組「はねるのトびら」の、
レギュラーに抜擢され、注目を浴びると、
(後列左から)鈴木拓さん、馬場裕之さん、秋山竜次さん、板倉俊之さん、山本博さん、伊藤さおりさん、
(前列左から)虻川美穂子さん、堤下敦さん、西野亮廣さん、梶原雄太さん、塚地武雅さん。
(それでも、この頃はまだ3ヶ月に1度しか仕事がなく、鈴木さんは、
同じく「新しい波8」から「はねるのトびら」のレギュラーに抜擢された、
「ロバート」の山本博さんとよく温泉に行っていたそうです。)
2003年には、「エンタの神様」に出演し、
「アイドルおたく」「家庭教師」「未散(みちる)」
などのコントを披露し、大ブレイク!
様々なキャラに扮した塚地さんに、鈴木さんがツッコミをいれる、
というスタイルや、塚地さんの一発ギャグがウケて、
一躍、人気者となったのでした。
それぞれピンでも活躍
そんなお二人ですが、
塚地さんが2002年から俳優として活動し、
個性派俳優としての地位を確立したのに対し、
鈴木さんは、
長年、ピンでの仕事がない状態。
塚地さんは、ピンで働いて得たギャラも、
鈴木さんと折半されていたそうで、
鈴木さんは、
ずっと(塚地から)金もらってましたからね。
感謝してますよ。7~8歳くらいまでは、うちの子ども、
相方のお金で育ったようなもんですからね。
と、明かされています。
こうして、鈴木さんは、しばらくの間、
「塚地さんに寄生するキャラ」に甘んじていたのですが、
近年は、「炎上キャラ」「毒舌クズ人間キャラ」
という独自の持ち味を発揮。
バラエティ番組を中心に引っ張りだことなられています♪
消えた?
そんな「ドランクドラゴン」を「消えた」「解散」で、
多くの方が検索されているようです。
ただ、調べてみると、以前に比べると、
コンビでの露出は減っているものの、
決して消えたわけではなく、
2014年~BS12「ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!」
2016年~TOKYO MX「GODENGINE TV」
2016年~BSジャパン「ピンチで学ぶビジネス英語」
にレギュラー出演されており、
お二人とも、それぞれ、
ピンでの活動が忙しいのかもしれませんね。
さて、いかがでしたでしょうか?
俳優として成功されても、コンビを解消せず、
相方の鈴木さんを見捨てなかった塚地さんですが、
近年は、鈴木さんが「クズキャラ」を演じることで、
ますます、塚地さんの人の良さが引き立ち、好感度がアップ。
そして、ついには、鈴木さんまでが、
ピンでブレイクするという好循環。
これも、お二人の強いコンビ愛があったからこそですね。
これからも、コンビとして、ピンとして、
「ドランクドラゴン」のお二人には活躍を続けてほしいですね♪
応援しています!!
https://www.youtube.com/watch?v=uGoJ0z95RfQ