1990年代は講演会やイベントなどを中心に活動され、ライフワークとして、アウトドア志向の活動も行うようになった清水国明(しみず くにあき)さん。プライベートでは4回の結婚と3回の離婚を経験されています。
「清水国明の若い頃は?年齢は?鶴瓶とあのねのね?8耐バイクレースで完走!」からの続き
ブックオフCMは社長である姉のオファー
ところで、清水さんと言えば、
「ブックオフ」のCMを思い出す方も多いと思いますが、
ブックオフのCMより。
実は、清水さんの2歳年上のお姉さんの真由美さんは、
「ブックオフ」の社長さん。
もともと、真由美さんは専業主婦で、
1990年代、少しでも娘の学費の足しになればと、
近所にできた「ブックオフ1号店」で、
時給600円のパートとして働き始めると、
働くからにはお客さんに喜んでもらいたいと、
次々とアイディアを出す「スーパーパート」として活躍。
(朝の9時から夕方の5時までのパートが、なんと、
同じ5時でも朝の5時まで働いていたことも度々あったとか)
そして、その働きぶりが認められ、あれよあれよと、
パート⇒正社員⇒取締役(1994年)⇒常務(2003年)
となり、2006年には、ついに社長に就任されたそうで、
そんなある時、テレビでの仕事が落ち着き、
講演会やイベントなどで生計をたてていた清水さんに、
今度、新しいCMを作るんだけど、あなた、暇そうだから使ってあげる。
ブックオフのために働きなさい。
と、真由美さんからオファー。
当初は、姉の世話になる悔しさから、
オファーを断っていた清水さんですが、
真由美さんから、
何言ってるのよ!タレントなんて明日をも知れない身なんだから、
CMに出て稼ぎなさいよ
と、叱咤激励されると、
将来への不安を感じ始めていたこともあり、
出演を承知されたのでした。
ちなみに、真由美さんは、
芸能界は浮き沈みが激しいところなので、
仕事がないと困るだろうと弟を選びました。
と、おっしゃっており、
自分のことまで気を回してくれるなんて、
清水さんにとったら、ほんと、ありがたいお姉さんですね~
結婚は?
そんな清水さんは、1976年、
「あのねのね事務所」に所属していた、
タレントの清水クーコさんと結婚。
清水クーコさん(27歳)と清水国明さん(29歳)
カカア天下、おしどり夫婦として知られましたが、
1982年には離婚。(離婚理由は明かされていません)
その後、クーコさんは、1984年頃に芸能界を引退し、
海外で暮らしていたようですが、
1991年3月、「子宮頸がん」のため、
38歳の若さで他界されています。
ちなみに、葬儀の喪主は清水さんが務められたほか、
クーコさんは、離婚後もしばらく、
「あのねのね事務所」に所属して、
芸能活動を続けられていたようなので、
お二人は、離婚しても良好な関係だったようです。
また、清水さんは、早すぎる元妻の死に、
人生は長さではなく、中身であり、
どこで終わっても悔いを残さない毎日にしたい
と、思うようになったとおっしゃっていました。
3度の離婚~現在の妻は?子供は?
その後、清水さんは、
1984年に14歳年下の一般女性と再婚し、
3人の娘さんをもうけられるも、2003年には離婚。
さらに、2007年には、
23歳年下のタレント清水敬子さんと再々婚し、
同年、初めての男の子、国太郎くんが誕生するも、
2015年またしても離婚。
(左から)清水さん、国太郎くん、敬子さん。
そして、2018年3月には、なんと、67歳にして、
24歳年下(42歳)の一般女性と「できちゃった婚」されています。
気になるお二人の出会いですが、
テレビの仕事を通じて2014年頃くらいに知り合われると、
奥さんは、清水さんが瀬戸内海の無人島で始めた、
キャンプ場の立ち上げを手伝われたほか、
英語がペラペラだったため、海外の仕事について行かれるなど、
公私に渡っていろいろとサポートされていたとのことで、
もともと、結婚は、2018年秋に予定していたそうですが、
奥さんの妊娠が分かり、2018年春に結婚となったのだそうです。
家具店でデートする奥さんと清水さん(2018年5月)
ちなみに、清水さんは、奥さんのことを、
よく食べる姿がかわいらしい女性
と、おっしゃっていたほか、
3回も嫁さんに捨てられた、
男の前に来てくれたきみは、天からの授かり物だ。最近はそんなことばかり口癖のように言ってるんです。
この年になって、ぼくのことを、
100%慕ってくれる女性はもう生涯現れないと思う。「趣味が結婚、特技が離婚」なんていわれてますけど(苦笑)
それももう打ち止めです。
と、その喜びを語っておられました。
病気だった?
ところで、清水さんは、2008年、
「十二指腸がん」と診断され、手術を受けているのですが、
実は清水さんは、20年近く健康診断を受けたことがなく、
検査なんか受けるから病気になるんだ
とまで思っていたのだとか。
それが、たまたま、知り合いが病院を開業したため、
テスト患者として人間ドックを受診したところ、
十二指腸の乳頭部にポリープが見つかり、
当初は良性の腫瘍(しゅよう)との診断で切除したものの、
病理検査をしてみると初期の「十二指腸がん」であることが発覚したそうで、
その場で手術を決断。(セカンドオピニオンを求める患者が多い中)
自覚症状がないにもかかわらず、
たまたま受けた検査で見つかったガンが初期の初期だったことなど、
それまで続いたラッキーの連鎖を、迷うことで断ち切りたくなく、
病院の先生に感謝しながらの決断だったそうで、
結果、7時間に及ぶ手術は無事成功したのでした。
ちなみに、先生からは、5年生存率は50%で、
転移はないが再発の可能性はある
と言われたそうですが、
それでも、
それなら健康な人と変わらないじゃないか
と、前向きに受け止め、
以前と同じペースで仕事を続けられているとのことでした。
さて、いかがでしたでしょうか?
もともと、幼少期を福井県の山の中で過ごしたことから自然が大好きで、
1990年代くらいからアウトドア志向の活動を行うようになり、
2005年には、森の中に自然体験村「森と湖の楽園」をオープンされるなど、
自然の中で暮らす「スローライフ」を提唱されていた清水さんですが、
ガンを経験したことにより、
自分が何のために生かされているのかが見えて来たそうで、
小さな子供たちに自然体験を伝えること。
未来を担う大勢の子供たちに、
自然の中で生きる知識やノウハウを伝え、たくましく育てたい。そのために後半生をささげるのが、
自分の使命だと思うようになりました。
と、2013年には、瀬戸内海にある無人島を「ありが島」と名付け、
日本初のすべてリアルな無人島研修をプロデュース。
2018年現在、ガンは転移も再発もなく、
結婚もされ、元気でお過ごしの清水さんのラッキーの連鎖は、
こういった自然との調和がもたらしているのかもしれませんね。