2016年には「肺炎」で緊急入院、2018年には「肝臓」に問題が発覚、2020年には「胃」の内視鏡手術と、近年は体調不良で、以前のような無茶は控えていたという、志村けん(しむら けん)さんですが、2020年3月25日、所属事務所「イザワオフィス」により、「新型コロナウイルス」で都内の病院に入院中であることが発表されました。

「志村けんは胃の手術で極秘入院していた!」からの続き

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新型コロナウイルスに感染

2020年3月25日、志村さんの所属事務所「イザワオフィス」は、志村さんが「新型コロナウイルス」で都内の病院に入院中であることを発表しました。

「イザワオフィス」によると、志村さんは、3月17日より、倦怠感を訴え、自宅で静養されていたのですが、19日には、発熱と呼吸困難の症状が出たそうで、翌20日、訪問診察を受けると、医師の判断で都内の病院に搬送。

この際、重度の「肺炎」と診断されたため、入院されたそうですが、「新型コロナウイルス」への感染が疑われたため、検査を実施したところ、23日の夜、陽性が確認されたのだそうです。

人工心肺装置をつけ感染症の専門医による治療

そして、24日には、感染症の専門医がいる新宿内の病院に転院し、人工心肺装置をつけて治療中と、「イザワオフィス」は発表したのですが、

発症日の3月17日から、入院した3月20日までの間、本人は自宅で静養をしており、接触のあった人物も限られておりましたので、(24日、保健所による調査が行われ)濃厚接触者の特定も既に完了し、対象者は自宅待機をしております。

と、感染経路については、不明としたのでした。

(3月26日には、「イザワオフィス」「松竹」が連名で、志村さんの主演映画「キネマの神様」の出演辞退も発表しました)

重症化していた

その後、容態は安定していると伝えられた志村さんですが、スポーツ新聞「スポニチ」の取材によると、志村さんは、入院時、せきや発熱に加え、灰全体に影が見られたため、一時は、気道を確保する気管挿管の措置も取られたそうで、

某ワイドショー関係者は、

所属事務所は大ごとにしたくないので、具体的な症状は一切公表していませんが、伝えられているより容態は深刻。重度の肺炎を発症し、陽性反応が出た23日は一時重篤な状態に陥ったそうです。

新宿区の病院に転院したのも、人工呼吸器の出力をマックスにすると、肺に大きな負担がかかり、志村さんの体力が“持たない”と判断されたため。転院先では人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を装着しているそうです。

と、志村さんが重症化していることを明かしています。

「ECMO」とは、機能が低下した肺を人工肺で補う装置のことをいうそうで、肺炎が重症化して、肺で酸素の取り込みができなくなった患者に用いられ、自分の肺の機能が回復するまで、人工肺が肺の代わりを担ってくれるそうです)

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最新治療も治癒は自身の免疫力頼みだった

さらに、某医療関係者は、

ECMOは医師なら誰でも使えるわけではなく、専門医がチームを組み、24時間体制で治療を行う。ECMOはあくまで自己肺がウイルスとの闘いに打ち勝つまでの“時間稼ぎ”に過ぎない。重要なのは志村さんの免疫力や回復力です。

と、「ECMO」を用いたからといって、万全ではないことを明かしており、

某スポーツ紙記者も、

術後、免疫力が弱っていたところにコロナが侵入すればひとたまりもない。志村さんのレントゲン写真には肺に広範囲にわたって白い影が確認された。医師も絶句したと聞いている。

と、志村さんの免疫力が低下していたことが原因だったと証言。

近年は、健康に気を遣うようになっていたという志村さんですが、長年続けてきたタバコとお酒でダメージが蓄積されていたところに、前月2月、胃の手術を受けたことで、さらに免疫力が弱っていたのかもしれません。

一部で「峠は越えた」という報道もありましたが、実際は、まだまだ予断を許さない状況が続いていたのでした。

「志村けんの死因は新型コロナウイルスによる肺炎!兄のコメントは?」に続く

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