日本のみならず、海外の映画にも出演されるなど、グローバルな俳優活動をされている、平岳大(ひら たけひろ)さんですが、その飛躍のきっかけとなったのが、実は、2匹の愛猫だった?というお話をご紹介します。
「平岳大のデビューからの出演映画ドラマ舞台を画像で!」からの続き
愛猫サンダーとの出会いは東京・雷門
平さんは、サンダーとサモンという愛猫2匹とともに暮らしているそうですが、2匹との出会いは運命的だったそうです。
まず、平さんとサンダーの出会いですが、サンダーとは、名前の由来にもなった、東京浅草の雷門で出会ったそうです。
平さんは、ある夏の暑い日、食事の待ち合わせで雷門に行ったそうですが、待ち合わせの時間よりも早く着いたため、そこでしばらく待っていると、そばで、ホームレスらしきおじさんが猫と一緒に缶詰を食べていたそうで、子猫は、目ヤニで目が半分開いていなかったそうですが、なぜか、平さんは、かわいいな~と思って見ていたそうです。
すると、そのホームレスのおじさんから、
私は猫の餌を買うのも大変ですし、あなたに飼ってもらった方が、この猫も幸せになるでしょう。
と、突然、子猫を手渡されたというのです。
こうして、平さんは子猫を引き取ることにし、そのまま家に連れ帰ったそうで、
平さんは、
それまで自分は犬派で猫は飼ったことはなかったのに、不思議です。サンダーは帰り道もおとなしく僕の肩に乗り、その日のうちにすっかり懐いてくれました。次の日には動物病院に連れていき、一番高い注射を打ってもらいました。
と、語っておられました。
愛猫サンダーのお陰で大河ドラマ出演決定?
それ以来、サンダーは、トイレやお風呂にもついてくるなど、平さんにべったりで、寝るときも、腕枕をしてあげているそうです。
また、平さんが、普段出かける時は、必ず玄関まで見送りに来てくれるそうですが、大きなバッグをガラガラ持ち出すと、泊まりがけの外出と分かるようで、すねて奥に引っ込んだまま、出てこないのだとか。
ちなみに、そんなサンダーは、
一緒に暮らすようになってすぐに舞台の仕事が舞い込み、初めてのNHK大河ドラマの出演が決まったのです
と、平さんにとって、幸運の「招き猫」でもあるのだそうです♪
平さんとサンダー。
愛猫サモンとの出会いはドラマ「塚原卜伝」のロケ先
そして、サンダーと出会ってから3年後、平さんは、仕事が忙しくなり、長期間家を空けることが増えたため、寂しがるサンダーのために、もう1匹、猫がほしいと思い始めたそうですが、
平さんには、子猫との出会い方に条件があり、お互いピンときて一緒に暮らすようになったサンダーのような、運命的な出会いを待っていたそうです。
そんな中、2011年の夏、ドラマ「塚原卜伝」の撮影で、茨城の山中にあるオープンセットでロケをしていた際、スタッフが野良猫のメスの子猫を見つけてきたそうで、
スタッフに抱えられたその子猫は、とても怯え、震えていたそうですが、平さんが手を伸ばすと、すぐに平さんの手を伝って肩まで上り、そこから動かなくなったそうで、その瞬間、その子猫は、平家の2匹目の猫に決まったのだそうです(笑)
ちなみに、(メスにもかかわらず)サモンという名前は、このドラマ「塚本卜伝」で、平さんが山崎左門役を演じていたことから、主演の堺雅人さんと一緒に名付けたとのことでした。
平さんとサモン。サモンが来た後はさらに仕事の幅が広がっていったそうです♪
特に愛猫サンダーとは強い絆
そんな2匹の愛猫について、平さんは、
サモンはちょっとお調子者。苦労人のサンダーは、そんなサモンを受け入れる度量がある“大人”です。僕がサモンを連れ帰ると2匹はすぐに仲良くなり、一度も喧嘩したことがありません
と、語っておられるのですが、
普段、あまり落ち込むことがない平さんが、一度、部屋で頭を抱えるほど悩み、苦しんでいた時、サンダーが珍しく膝の上に乗ってきて、「遊ぼうぜ、遊ぼうぜ」と、励ましてくれたことがあったそうで、
サンダーは初めて飼った猫で、苦労して育てた分、深いところでつながっている同志のような存在です。猫と暮らすことで、将来生まれてくる子どもとのつきあい方や、しつけ方のレッスンをさせてもらっているような気がします
と、特に、サンダーとは強い絆で結ばれているとのことでした。
「平岳大の妻は双子の妹の親友!娘は英ロンドンで誕生!」に続く
抱っこされているのがサモン。手前がサンダー。