近年は、ご主人で俳優の中尾彬さんとともにバラエティ番組に出演し、仲睦まじい姿を見せるなど、主にタレントとして活動されている、池波志乃(いけなみ しの)さんですが、40代の頃には、約10年に渡り、原因不明の歯の激痛に悩まされたといいます。
「池波志乃と中尾彬は結婚40年もおしどり夫婦!その秘訣とは?」からの続き
原因不明の歯の激痛に悩まされる
池波さんは、1990年半ば頃から、事実上、芸能活動を休止されているのですが、この頃、池波さんは、役作りで体重を落とすも、ダイエットのし過ぎで体脂肪が減って貧血で体調を崩すなど、健康面で不安を抱えるようになったそうで、
次第に演劇への熱も覚めていき、演劇活動から離れるようになっていったそうですが、それでも体調はさらに悪化していったそうです。
実は、虫歯を治療しているにもかかわらず、数ヶ月おきに歯の激痛に悩まされるようになったそうで、レントゲンを撮っても異常が見つからず、医者からは、原因が分からないため、更年期障害と診断されるほか、一人で痛がっているだけだと、抗うつ剤を処方されたこともあったのだそうです。
「フィッシャー症候群」だった
こうして、本当の原因が分からず、痛み止めの薬で耐えるしかない状況が続いた池波さんですが、ついに、2006年、沖縄滞在中、突然まぶたが開かなくなり、手足も麻痺して動かなくなってしまったそうで、救急車で病院に運ばれると、検査の結果、難病の「フィッシャー症候群」と診断。
(その前日、体がだるく、風邪気味だったそうです)
再び歩けるようになるまで、1ヶ月もかかったのだそうです。
夫・中尾彬が倒れ生存率20%と宣告される
ただ、その間、ガンの末期症状だったお母さんが沖縄まで会いに来てくれるも、その後、お母さんは他界。
さらに、翌年の2007年には、夫の中尾彬さんが大阪で倒れ、池波さんが東京から駆けつけると、生存率20%と宣告されてしまいます。
(中尾さんは、急性肺炎、急性腎不全、不整脈などを併発されていたそうです)
とはいえ、池波さんも、まだ、「フィッシャー症候群」から回復しておらず(目の焦点が合わず、医師が説明のために示す写真や図もよく見えなかったそうです)、そんな病の身を押して大阪に泊まり込み、一人で中尾さんの看病を続けられたのでした。
(幸い、中尾さんは無事に回復し、入院してから1ヶ月半後に、退院されています)
「慢性硬化性下顎骨骨髄炎」と診断され11時間の大手術
すると、今度は、もともと痛かった歯と下あごの痛みがさらにひどくなり、2008年には、まるで釘を打たれるような、気絶するほどの激痛に襲われ、唇もしびれるようになったそうで、何人もの歯医者に診てもらうも原因は不明。
最後に、大学病院に駆け込まれたところ、ようやく、虫歯菌があごの骨に侵入し、炎症で左下のあごの骨が壊死していたことが判明し、「慢性硬化性下顎骨骨髄炎」と診断されたそうですが、
病名が分かったとはいえ、長時間の大手術が必要な状態で、手術をしても、顔がゆがみ、変形する可能性もあることを、医師から告げられたそうです。
それでも、耐え難い痛みに池波さんは手術を決断されると、手術は、のど元を切開し、虫歯菌が侵入して壊死した左下のあごの骨を医療用ノコギリで切り取ると、そこに、自身の肩甲骨の一部をあごに移植するという11時間に及ぶ手術だったそうで、ようやく、歯とあごの痛みから解放されたのだそうです。
(肩甲骨を切ったため、左手が動かなくなったそうですが、持ち前の忍耐強さと根性で、1ヶ月もの間、リハビリにはげまれたそうです)
さて、いかがでしたでしょうか。
池波さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?本名は?
- 祖父は落語家の5代目古今亭志ん生
- 祖父・5代目古今亭志ん生は素行の悪さで小学校を退学になっていた
- 祖父・5代目古今亭志ん生は何度も改名していた
- 祖父・5代目古今亭志ん生は極貧生活を送っていた
- 祖父・5代目古今亭志ん生がようやく売れ始める
- 祖父・5代目古今亭志ん生が終戦後大ブレイク
- 祖父・5代目古今亭志ん生が83歳で他界
- 父親は10代目金原亭馬生
- 父親・10代目金原亭馬生は画家に憧れていた
- 父親・10代目金原亭馬生は親の七光とイジメに遭っていた
- 父親・10代目金原亭馬生は「志ん生の息子」から「志ん朝の兄」に
- 父親・10代目金原亭馬生が食道ガンで他界
- 落語界の名門出身
- 15歳で高校を中退して女優の道へ
- 「俳優小劇場」の養成所で大竹まことや風間杜夫にかわいがられる
- 付き人時代にスカウトされる
- NHK連続テレビ小説「鳩子の海」でデビュー
- 出演作品(映画)
- 出演作品(テレビドラマ)
- NHK連続テレビ小説「鳩子の海」で従軍慰安婦役
- NHK大河ドラマ「いだてん」で20年ぶりに女優業に復帰
- 夫は中尾彬
- 友人の芸者に中尾彬の品定めを頼んでいた
- 父親の弟子たちからはすぐ離婚すると思われていた
- 料理はプロ級の腕前
- 夫婦円満の秘訣は?
- 原因不明の歯の激痛に悩まされる
- 「フィッシャー症候群」だった
- 夫・中尾彬が倒れ生存率20%と宣告される
- 「慢性硬化性下顎骨骨髄炎」と診断され11時間の大手術
について、まとめてみました。
2019年には、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に、自身の祖母・美濃部りん役で出演し、約20年ぶりに女優業に復帰された池波さん。
これからは、また、時々はテレビドラマなどで、円熟味の増した演技を見せてもらいたいものです。