高校在学中、「劇団若草」に入団して以来、50年以上もの間、舞台、テレビドラマ、映画と、数々の作品に出演されている、音無美紀子(おとなし みきこ)さん。今回は、そんな音無さんのデビューからの出演作品を画像を交えてご紹介します。

「音無美紀子は若い頃は?幼少期から地井武男を兄と慕っていた!」からの続き

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出演作品(映画)

それではここで、音無さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1968年「あゝひめゆりの塔」
1973年「王将」
1976年「星と嵐」
1981年「男はつらいよ 寅次郎紙風船」
1987年「チロヌップのきつね」※声の出演
1989年「その男、凶暴につき」
1991年「息子」


「その男、凶暴につき」より。ビートたけしさんと音無さん。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

1967年「これが青春だ」第39話
1968年「七人の刑事」第342話
1971年「お登勢」
1972年「あおによし」
1973年「赤ひげ」


「赤ひげ」より。

1974年「わが子は他人」
1975年「男なら」
1976年「新・座頭市」第1シリーズ 第9話
1977年「ちちんぷいぷい」
1978年「熱中時代」第1シリーズ


「熱中時代」より。

1979年「伝七捕物帳」
1980年「松本清張の白い闇・十和田湖偽装心中」
1981年「それからの武蔵」
1982年「春よ来い」
1983年「源さん」


松本清張の白い闇・十和田湖偽装心中」より。

1984年「風にむかってマイウェイ」
1985年「男の家庭科」
1986年「西田敏行の泣いてたまるか」第8話
1987年「プロゴルファー祈子」
1988年「ビートたけしの浅草キッド・青春奮闘編」

1991年「大家族時代」
1992年「鬼平犯科帳」第3シリーズ 第5話
1993年「家族の物語」
1995年「小京都ミステリー13」
1996年「演歌・唱太郎の人情事件日誌1」


「鬼平犯科帳」より。

1997年「女囚〜塀の中の女たち3」
1998年「追跡4」
2000年「警部補 佃次郎11」
2001年「早乙女千春の添乗報告書11」
2002年「おばさん会長・紫の犯罪清掃日記 ゴミは殺しを知っている3」


「おばさん会長・紫の犯罪清掃日記 ゴミは殺しを知っている3」より。(左から)音無さん、中村玉緒さん、さとう珠緒さん。

2003年「松本清張サスペンス特別企画・霧の旗」
2004年「科学捜査研究所・文書鑑定の女」
2006年「夫婦」
2008年「家政婦は見た!ファイナル」
2009年「浅見光彦シリーズ27 斎王の葬列」
2010年「浅見光彦シリーズ37 長崎殺人事件」


「浅見光彦シリーズ37 長崎殺人事件」より。(左から)音無さん、中村俊介さん、前田亜季さん。

2013年「再捜査刑事・片岡悠介5」
2015年「三匹のおっさん2〜正義の味方、ふたたび!!〜 」最終話
2016年「科捜研の女」第15シリーズ第11話
2017年「警視庁・捜査一課長」season2 第5話
2019年「新・浅見光彦シリーズ5」


「警視庁・捜査一課長」より。

ほか、数多くの作品に出演されています。

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「風を打つ」で芸術祭演劇部門優秀賞を受賞

そんな音無さんは、2020年、水俣病をテーマとした舞台「風を打つ」で、水俣病の訴訟を先頭に立って闘う杉坂栄美子役を演じ、

この役は杉本栄子さんという実在の方がモデルになっているんです。水俣病の訴訟では、先頭に立って闘って、その後も水俣で起きたことを風化させないために語り部として活動された方です。

資料も沢山ありまして、それを読めば読むほど私でいいのかしらと思うほどで。それに実在の方がモデルという役も初めてなので、やはりプレッシャーがあります。

ものすごくバイタリティがあって、非常にまっすぐで信念のある女性で、人間としてとても魅力的ですし、演じ甲斐のある役だなと思っています。

と、語っておられたのですが、

重くなりがちなテーマを、清々しく演じ、見事、「第74回文化庁芸術祭」の演劇部門で優秀賞を受賞。

俳優になってちょうど50年。演劇で初めての賞です。本当に本当にうれしいです

と、喜びを語っておられます。

「音無美紀子の旦那は村井國夫!地井武男の紹介で不倫交際していた!」に続く

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