2013年には、お母さんの介護をするため、夫婦で実家に移り住んだことが、報じられた、松坂慶子(まつざか けいこ)さんですが、それから、5年経った2018年には、ご主人の高内春彦さんが松坂さんのお母さんを献身的に介助していることが報じられました。
「松坂慶子は両親と絶縁するも後に母親の介護をしていた!」からの続き
当初は母親の介護を一人で担っていた
松坂さんのお母さんは、認知症の進行もあり、自力で日常生活を送ることができず、車椅子なしでは移動もできない状態で(介護3の認定を受けていたそうです)、同居を始めた当初(2012年)は、松坂さんが、着替えや食事など日常生活の世話を、介護サービスに頼らず一人でしていたそうですが、
すでに60歳となり、体力面でも気力面でも衰えが目立ち始めていた松坂さんは、疲れ切っていたそうです。
とはいえ、介護費用を捻出するためには働かなくてはならず、かといって、働いていれば介護をすることがきず、仕事をセーブするしかないという状態で、結局、1年半ほど仕事を休んでいたのだそうです。
夫・高内春彦が献身的に義母を介護していた
それでも、その後、松坂さんは、仕事を再開すると、「夫や子供に任せっきりにする訳にはいかない」と、地方の仕事など、家を留守にする仕事などは避けるようにしていたそうですが、
そんな中、夫の高内さんが、松坂さんが仕事をしやすい環境を作ろうと、松坂さんがいない時は、松坂さんのお母さんのため、1日3食の食事を作ったり、車椅子を押して散歩に連れて行くほか、着替えや日常生活の介助もしてくれ、
訪問入浴サービスのスタッフへの応対、誘導、さらには、松坂さんが仕事で地方にいて不在の時は、ヘルパーさんや看護師さんの手配をするなど、事細かにサポートしてくれたそうで、
そんな高内さんの献身的な姿を見ているうち、身内だけでは負担が大きすぎる、他人に任せないと駄目だと感じたそうで、割り切って、積極的に介護サービスを使えるようになったそうです。
(もともと、高内さんは、松坂さんが仕事で忙しい時などは、家事や育児をしてくれていたそうで、それは、結婚から28年経った2018年も変わっていなかったそうです)
夫・高内春彦のコメント
ちなみに、「女性自身」の記者が、高内さんに、同居介護生活について取材すると、
高内さんは、
義母の介護ですか?そうですね、自宅介護ということになるでしょうか。家族でローテーションを組みながら続けています。
夫婦で協力といいますか、ヘルパーさんたちに助けていただきながら、妻と私でいっしょにやっています
と、答えたとのことでした。
朝ドラ「まんぷく」撮影中は月曜から金曜まで家を留守にしていた
実際、松坂さんは、2018年、NHK大阪が制作した朝の連続テレビ小説「まんぷく」に出演中は、撮影のため、10ヶ月の間、月曜から金曜まで大阪に滞在しているのですが、
雑誌「クロワッサン」(2019年8月25日号)のインタビューで、
(大阪での仕事を)母に伝えると、「行っていらっしゃい」って、笑顔で背中を押してくれたんです。それで出演する決心がついた
母の生命力、がんばり方とか太陽みたいに笑うところとか、全部役作りに反映されて、困ったときに相談すると的を射たことを言ってくれるし、母を頼りにやってきた過去を思い出しながら演じていましたね
と、撮影に集中できたことを語っています。