小学4年生の時に、競馬で40万円当てたことがあるという、笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)さんですが、その後、中学、高校と成長する中でも、やはり、人とは違う感性を持っていたようです。
笑福亭鶴瓶は小学生の時40万円の馬券を当てていた!からの続き
高校生の時ボクシング部に入部するも目を負傷し退部
鶴瓶さんは、中学生の時、2代目桂伸治さんが演じる「堀の内」という落語を観て魅了され、学校の教室で自己流の「堀の内」を演じたこともあったそうですが、高校進学後は、ボクシング部に入部。
ただ、練習中、先輩からの打撃で目をケガしてしまい、ボクシング部は退部してしまったそうです。
ちなみに、元プロボクサーで俳優の赤井英和さんは、鶴瓶さんの高校のボクシング部の後輩(7歳年下)だそうです。
(赤井さんが、高校に入学した頃、学校の近くを女性が通ると、どこからともなく奇声や机、ベランダの手摺を叩く音が起こり、それがやがて大合唱となる、という習わしがあったと、話していたことがあるのですが、それを始めたのは鶴瓶さんなのだそうです)
高校2年生の時落語研究会を立ち上げる
さておき、鶴瓶さんは、ボクシング部退部後の高校2年生の終わり頃、2人の友人と3人で落語研究会を立ち上げると、「浪花亭無学」の高座名を名乗り、活動を始めたそうで、
授業が自習になると教卓の上に座布団を敷いて落語をするほか、教室に近所の人を招いたり、お寺などでも落語を披露したそうです。
(ちなみに、落語研究会の一人の友人が地味な落語をしていたそうで、当時、鶴瓶さんも影響され、地味な落語にハマっていたそうです。)
勢いで渥美清に弟子入りしようと上京したことがあった
そんな鶴瓶さんは、やがて、落語家になろうと思ったそうですが、お父さんからは反対されていたそうで、高校3年生の時、お父さんから将来どうするのか聞かれた際には、「うちの家から変わった人を出したい」との思いから、思いつきで、渥美清さんに弟子入りすると言ってしまったそうです。
しかも、実際に、渥美さんに会うため、夜行バスに乗って上京し、渥美さんの事務所を訪ねたそうですが、渥美さんは不在(ロケ中)で会えなかったそうで、渥美さんへの弟子入りを諦め、大学進学を選択したのだそうです。
「笑福亭鶴瓶が嫁に一目惚れしたエピソードが素敵すぎる!」に続く