笑福亭鶴瓶の若い頃は?本名は?年齢は?都市伝説?息子は?
落語家でタレントの、笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)さん。いつもニコニコしている印象の鶴瓶さんですが、そのとおり、多くの芸能人や一般人に慕われているようです。
年齢は?出身は?身長は?
鶴瓶さんは、1951年12月23日生まれ、
大阪府中河内郡長吉村(現・大阪市平野区)のご出身、
身長170センチ、
体重77キロ、
胸囲106センチ、
腰回102センチ、
尻回99センチ、
靴のサイズは26.5センチ、
血液型はO型、
学歴は、
浪速高等学校
⇒京都産業大学経済学部中退
趣味は、ボクシング、
だそうです。
本名は?
鶴瓶さんの本名は、
駿河学(するが まなぶ)さんです。
京都産業大学の落語研究会時代は、
童亭 無学(どうてい むがく)と名乗られたり、
スルガ・マナブと名乗られたりしていたそうです。
ちなみに、大学は、
後に中退されています。
米朝一門に弟子入り
米朝一門の落語会で、
6代目笑福亭松鶴さんの落語を見に行った鶴瓶さん。
高座に上がった松鶴さんは、
「あっ!」と固まった後、
あの坊さんの頭見たらネタ忘れてもた。
オチだけ言うて降りま。
と言って、
本当にオチだけを言って、
2分ほどで降りてしまったというのです!
それを見た鶴瓶さんは、
「エライ人や」
と思われ、
松鶴さんへの弟子入りを、
決められたそうです(^^)
鶴瓶の名を与えられる
そして、鶴瓶さんが入門されて4日目のこと、
来場者の履物の番をされているとき、
いつも顔パスで入ってくる横柄な新聞記者に、
腹を据えかね、態度を注意したところ、
お前、辞めさせたるわ、ちょっと来い。
と、その新聞記者に、
松鶴さんの楽屋に連れて行かれます。
鶴瓶さんは、破門などの処分を覚悟して、
この経緯を話されると、
松鶴さんは、新聞記者に向かって、
アホ! カス! 去ね(帰れ)!
この子は将来、あんさんらが取材で世話になる子や!
それに対して何をさらす(何をしやがる)!
と、言い放たれ、
鶴瓶さんは深く感動されたそうです。
その後、「鶴瓶」の名前を与えられ、
鶴瓶さんは、松鶴さんを、
「おやっさん」と言って慕い続けたそうです。
素敵なお話ですね~
良いお師匠さんに出会われて、良かったですね!
稽古は?
しかし、鶴瓶さんは、
松鶴さんから、決して落語の稽古を、
つけられることはなかったそうです。
「ある意味、えらい怒られて、
稽古をつけてもらえなかった」
と、鶴瓶さんご自身は、
エッセイの中で綴られているようですが、
実際は、そういうわけではなかったようで、
松鶴さんの盟友の、
五代目桂文枝(かつら ぶんし)さんは、
「稽古の必要はないと思ってるからや」
と語っておられたとのこと。
それに、松鶴さん自身が、五代目松鶴さんから、
あまりネタを教えてもらうことがなかったことも、
理由の一つだと言われています。
「鶴瓶が聞いとるさかい風呂行って稽古しょう!」
と他のお弟子さんたちを引き連れて、
逃げ回ったこともあるという松鶴さん。
もしかしたら、鶴瓶さんの、
天性の持ち味を消してしまわないように、
稽古をつけられなかったのかもしれませんね。
破天荒な落語
鶴瓶さんの落語はというと、
古典落語なのに、
オートバイに乗った人物を登場させたり、
高座にラジカセを持込まれ、
笑いが欲しい時は、
スイッチを入れて、笑い声を出したりと、
当時としては、かなり自由な発想の、
落語をされていたのだとか♪
これには、松鶴さんから、
酷評されたり、叱られたりした鶴瓶さんですが、
実は、松鶴さんご自身も、若手時代、
高座でバレリーナに扮して、
お師匠さんから怒られたことがあったのだとか!
なんだか、とても似ているお二人。
松鶴さんも、鶴瓶さんを見て、
自身の若い頃と重ねられていたかもしれませんね。
テレビの世界へ
鶴瓶さんは、1978年から1989年の間、
日曜日の深夜ラジオ番組、
「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」
に出演されていました。
このラジオは、コーナーも何もなく、
フリートークが延々と続くだけの番組だったそうです。
現在では、大阪出身の芸人が得意とする、
フリートークですが、
それは、鶴瓶さんの影響を大きく受けているようですね。
そして、1982年には、
「突然ガバチョ!」の司会で脚光を浴び、
関西以外でも放送されるようになりました。
そして、鶴瓶さんは東京に進出されたのでした。
その後、1987年には、上岡龍太郎さんと、
「上岡・鶴瓶のパペポTV」で共演。
お互いの楽屋を行き来する仲だったお二人ですが、
鶴瓶さんの楽屋話が面白いということで、
この番組に繋がったのだとか。
このように、テレビの世界に進出された鶴瓶さんは、
持ち前のトークの才能を、見事に発揮されたのでした♪
人の才能を引き出す
現在放送中の、「きらきらアフロ」では、
相方のオセロ松嶋尚美さんの、
天然ボケな魅力を見事引き出し、
トーク番組「A-Studio」でも、
ゲストの話をうまく引き出し、
おもしろくされるなど、
鶴瓶さんは、人の才能を開花させる能力にも、
長けておられます。
落語という枠に収まらない、
そんな鶴瓶の可能性を、
松鶴さんも、分かっておられたのでしょうね。
都市伝説?
鶴瓶さんにまつわる都市伝説で、
「生首生放送事件」という、
ぞっとするような話があったので、紹介します。
鶴瓶さんを一躍有名にした、
「突然ガバチョ!」の怪奇現象のコーナーで、
その事件は起こりました。
番組に、一枚の心霊写真が送られてきたそうです。
女の子が3人写っており、
それぞれ、腕、脚、首が写っていない写真だったのだとか!
そのうち、二人は事故で、
腕、脚を失った状態で亡くなったそうです。
そこで、番組側が、
呪いなどないということを証明しようと、
写真の送り主である女の子に、
番組に出演してもらおうと考えたのだそうです。
深夜の生放送の番組だったため、
女の子は母親に付き添われて来ることに。
しかし、目的地に到着した女の子は、
突っ込んできた車にはねられ、
写真の通り、首が切断されてしまいます。
しかも、同行した母親が半狂乱となり、
娘の首を抱えたまま、
収録スタジオに飛び込んできたというのです!
当然、会場は壮絶な悲鳴に包まれ、大混乱。
突然の出来事で、カメラにも生首が映ってしまい、
急いで、天井に逸らされたとか。
これが原因で、放送は打ち切りとなった、
という話です。
真相は?
しかし、鶴瓶さんは、
この都市伝説をはっきり否定されています。
な~んや!
でも、ほっとしました。
ラジオ番組「ぬかるみの世界」のリスナーが、
広めたデマだということです。
ぬかるみの世界をやり始めて2,3年やから、
もう20年くらい前からこの噂はあった。で、長いこと経つうちに、
生首がって話まで膨らんだんでしょうな。
と、鶴瓶さんはおっしゃっていました。
番組打ち切りの理由については、
「客が自分の話を聞きに来たんじゃなくて、
自分の顔を見に来ていただけだった」
と感じ、危機感を覚えた鶴瓶さんが、
このままではダメだと、降板を申し出たのだそうです。
それにしても、
ネットがまだ普及していない時代だったにも関わらず、
すごい拡散力ですね!
口コミなどで広がったのでしょうか?
それもこれも、
鶴瓶さんの人気の現れですね!
息子は?
鶴瓶さんの息子さんは、
俳優でミュージシャンの、
駿河太郎(するが たろう)さんです。
鶴瓶さんとは、
2013年の大ヒットドラマ「半沢直樹」、
そして、「ヤマキの麺つゆ”割烹白だし”」のCMで、
親子共演を果たされています。
特にCMの方は、プライベートを彷彿とさせ、
微笑ましいですね!
鶴瓶さんは、息子さんとの共演を、
「感無量」と微笑まれ、
息子さんの成長が、
うれしくて仕方がないご様子でした(^^)
神対応
鶴瓶さんは、いつもニコニコされていて、
感じのよさそうな印象ですが、
実際、街で握手や記念写真などを頼まれても、
気さくに応じられ、
そのうえ、電話番号を知っているファンから、
電話がかかってきても、
「それもよし」とされているとのこと!
すごい神対応です!
あの、「ダウンタウン」の松本人志さんも、
「生まれ変わったら鶴瓶師匠になりたい」
と言っておられるほどです。
オレは好感度よりも、実際に会うた人に、
感じええと思われる人生を歩みたいと思う。
会うた人は絶対に逃さないと。ものすごい笑顔で「どうも」って。
サインもバーッするし写真も撮るしな。言うとくけど、オレ、日本で一番サインしてるよ。
二千円札よりオレの(サインの)方が多いわ。
こんな芸能人の方がいらっしゃるなんて、
びっくりしました!
ボクシングで言えば「殴ってこい」と言われて、
ボコボコにしても勝った気がしない。お釈迦様みたいな人。
と、松本さんがコメントしていたのも、
わかる気がしますね!
あの、鶴瓶さんのニコニコ笑顔は、
決して、テレビ上だけのものではなく、
鶴瓶さんの生き方そのものだったのですね!
これからも、
末永いご活躍をお祈りしています!!