夫・野口典夫さんの積極的な協力によって、仕事と子育てを両立していたという、研ナオコ(けん なおこ)さんですが、今回は、その二人のお子さんをご紹介します。
「研ナオコは夫・野口典夫の協力で子育てと仕事を両立していた!」からの続き
息子は元俳優の野口倹太
研さんは、夫・野口典夫さんとの間に、2人のお子さんを出産しているのですが、まず、一人目は、1987年に出産した野口倹太さんで、倹太さんは、国士舘高等学校を卒業後、カリフォルニア州立大学へ留学すると、その後、バンドや俳優として活動していたそうですが、現在は活動をしておらず、何をしているかは不明です。
(2021年現在、アメリカで暮らしているそうです)
ちなみに、倹太さんは、幼い頃、ベビーシッターから暴力を振るわれていたそうで、そのことを知った研さんは、それを機に、仕事に追われていた生活を変えようと、仕事をセーブし、子どもたちを優先する生活に変えたそうですが、
学校では、「母親が研ナオコ」ということで、イジメを受けていたという話もあります。
(左から)長男の倹太さん、夫の野口典夫さん、研さん。
娘は歌手のひとみ
そして、二人目は、1989年8月8日に出産した野口ひとみさんで、現在は、「ひとみ」名義で歌手活動をしています。
長女のひとみさんと研さん。
実は、ひとみさんは、小学校3年生の時、田代小夏さん(田代まさしさんの娘)と近藤麗奈さん(バブルガム・ブラザーズのBro.KONEさんの娘)の3人で、「小夏・ひとみ・レイナ」とユニットを結成し、CDデビューも果たしていたのですが、その後、学業に専念し、高校卒業と同時に、芸能活動を再開しており、
「小夏・ひとみ・レイナ」真ん中がひとみさん。
2011年に、研さんの芸能生活40周年記念コンサート「LOVE LIFE LIVE~40年の語り歌~」で歌手デビューすると、2015年には、研さんが出演している映画「THE HYBRID 鵺の仔」の主題歌「Loensome Call」を歌唱しています。
娘の歌手デビューをバックアップしていた
ちなみに、研さんは、ひとみさんとは、「ひーちゃん」「かあちゃん」と呼び合うなど、母娘の仲が良いそうで、
ひとみさんが高校生の時、
(かあちゃんのような)歌手になりたい
と、言ったそうですが、
研さんは、内心、とてもうれしく思い、
(自分がやりたいことをやってきたこともあり)好きなことをやりなさい
と、背中を押したとのこと。
そして、芸能界でやっていくことの難しさを嫌というほど知っている研さんは、心配で、最初は勉強のためにと、ひとみさんをバックコーラスにさせたそうです。
(研さんの方が、娘が後ろにいると思い、心強かったそうです(笑))
娘・ひとみの才能に期待
また、研さんは、ひとみさんが歌っているところを見ると、自分の時より緊張するそうですが、ひとみさんがそんな素振りを見せないことから、
腹が据わり、度胸がある。この子、才能があるのかも
と、思うこともあるほか、
(そのことを、ひとみさんに伝えたことはないそうです)
娘から「私のステージはどうだった?」と聞かれても、「安心して。がんばろう」とだけ。細かいことは言いません。
というのも、私は、共演者、楽曲の提供者など先輩や仕事仲間に恵まれ、彼らを見て、歌やトーク、間の取り方を学んだからです。
「支えてくれる人がいるから、今の自分がある」を忘れないようにしてきました。そうしたことを子どもに口で言ったことはありません。娘は「見て学ぶ」をわかっていますから。
と、ひとみさんに大きな期待を寄せているようです。
(2021年現在も、母娘共演の舞台が決まっているそうですが、コロナ禍で都内の公演など日程が確定できていないそうです)