「TVチャンピオン」(後に「元祖!大食い王決定戦」)では、出場者に様々なあだ名をつけることで、その出場者のユニークなキャラクターを引き出していた、中村ゆうじ(なかむら ゆうじ)さんですが、大食いタレント「ギャル曽根」さんも、中村さんが名付け親だったといいます。
「中村ゆうじは「大食い王決定戦(TVチャンピオン)」のMCを22年間も務めていた!」からの続き
「TVチャンピオン(後に「元祖!大食い王決定戦」)」では出場者にあだ名をつけていた
「TVチャンピオン(後に「元祖!大食い王決定戦」)」では、あくまで、主役は選手(素人)ということで、いかにして、自分は脇に控え、素人の良い面を引き出してあげられるかを考えていたという中村さんは、やがて出場者にあだ名をつけるようになるのですが、
実際、中村さんがつけたあだ名は、出場者それぞれのキャラクターを分かりやすく表していたことから、さかなクン、ジャイアント白田さん、ギャル曽根さん、アンジェラ佐藤さん、三宅社長さん、キング山本さんなどは、そのあだ名のまま、引き続き芸能活動をしています。
「ギャル曽根」の名付け親だった
その中でも、ギャル曽根さんは、「元祖!大食い王決定戦」に出場したことがきっかけで有名になっているのですが、
中村さんは、ギャル曽根さんを一目見た時から、「ギャル」だと思い、ギャル曽根さんのゼッケンに「曽根菜津子」と書いてあるのを見て、「ねぇ、ギャル曽根って呼んでいい?」と聞いたそうで、
ギャル曽根さんも、「いいですよ」と答えたため、本番では、「ギャル曽根」と呼ぶようになり、以降、ギャル曽根さんも、このあだ名を愛用するようになったのだそうです。
中村さんと「ギャル曽根」さん。
「元祖!大食い王決定戦」のMCを引退
そんな中村さんも、2016年には、22年間もの間、MCを務めてきた「元祖!大食い王決定戦」を引退。(「TVチャンピオン」は16年間)
引退を申し出た時は、引き止められたそうですが、59歳となり、年齢的にきつくなったことが、引退の一番の理由だったそうで、
中村さんは、
もう、体力の限界ですよ。大食い番組の実況は本当に大変。場を盛り上げるために45分間ずっと大声で叫んでいると、頭の中で何かが「プチプチッ」と切れる音がするんですよ。このまま続けていたら、いつか死んじゃうなって。
それは冗談として、59歳で仕事にひと区切りをつけて、60歳から新たなスタートを切りたい、と少し前から考えていました。もともと、僕は芸人であり俳優ですから、そろそろ本筋に戻ろうかな、と。
と、今後は、60歳以上の人をターゲットにしたお笑い(昭和のコント)にもチャレンジしていきたいと、語っています。
健康オタク
ちなみに、中村さんは、今後の目標として、芸能界は体が資本と、いつまでも健康でいることを挙げているのですが、
実は、中村さんは、若い頃から健康オタクで、サプリメントの説明書や健康に関する記事や書籍を読むみことが大好きで、興味を持った健康法は、片っ端から試してきたのだそうです。
その中には、飲尿法や血液型ダイエットなど、風変わりなものもあったそうですが、いろいろな健康法があるなかで、どれが正しいかよく分からないため、自分の体で実験してみようということになったそうで、
中村さんは、
失敗も多々ありましたが、その中で取捨選択し、自分に合うものを続けてきたからこそ、いま健康な自分がいるんだと思います。これからも、このオタクパワーで、元気な中村有志をお見せしたいですね。
と、語っています。
「中村ゆうじのデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」に続く
ギャル曽根さんと中村さん。