浅田美代子さんとの交際が順調に進む中、妻・四角佳子さんと離婚した、吉田拓郎（よしだ たくろう）さんは、ついに、浅田さんにプロポーズし、再婚となるのですが、今回は、浅田さんの視点からその経緯をご紹介します。
「吉田拓郎は浅田美代子と不倫し四角佳子と離婚していた！」からの続き
浅田美代子へのプロポーズの言葉とは？
浅田美代子さんによると、交際を始めてから１年ほど経ったある日、行きつけのバーに二人で行った時のこと、おしゃべりが一瞬止まると、吉田さんがコースターを手に取り、その裏側に何かをさらさら書いて、渡してきたそうで、
裏返すと、そこには「結婚しよう」と書いてあったそうで、浅田さんは喜んでこのプロポーズを受け入れたのだそうです。
浅田美代子は両親への反発心から結婚して引退する決意を固めていた
ただ、結婚後は、浅田さんが芸能界を引退することを吉田さんが希望しており、浅田さんは、プロポーズに胸が高鳴る一方、芸能人としてのキャリアがこれからだったことから、正直なところ、迷いがあったそうです。
しかし、両親が、
まだ19歳だし、相手がミュージシャンだなんてあり得ない
と、吉田さんとの結婚に猛反対し、特にお父さんは、浅田さんが結婚の話をしようとすると、２階にある浅田さんの部屋に向かい、「出ていけ！」と言いながら、洋服ダンスから浅田さんの服を一度に何枚もつかみ取り、窓から一気に投げるなど、取り付く島もないほど激昂したそうで、
そんなお父さんの姿を見て、（他人に厳しく自分に甘い、自分勝手なお父さんのことを、もともと良く思っていなかったこともあり）お父さんへの反発心から、家を出たくてたまらなくなり、迷いが吹っ切れたのだそうです。
樹木希林が結婚に反対する浅田美代子の両親を説得していた
また、浅田さんは、親しくしていた女優の樹木希林さんにも相談したそうですが、
樹木さんは、
専業主婦をちゃんとやれたら、人間として何でもできるようになるわよ。家を切り盛りするんだよ。しかも、報酬もないのに、家族のために尽くせるなんてすごい仕事だよ。美代ちゃん、やってごらんよ
と、結婚することも専業主婦になることも良いことだと背中を押してくれたそうで、
この言葉に、結婚後は芸能界を引退して専業主婦になる決意が固まったのだそうです。
（しかも、樹木さんは、この結婚に反対する浅田さんの両親を説得するため、わざわざ浅田さんの大阪の実家まで来てくれたのだそうです）
結婚会見での吉田さんと浅田美代子さん。
浅田美代子と再婚
こうして、１９７７年７月２７日、吉田さんと浅田さんは、（浅田さんがハワイ好きだったことから）ハワイ・オアフ島のワイキキから3kmのところにあるセブンスデー・アドベンチスト教会で挙式。
結婚後は、吉田さんの希望通り、浅田さんは芸能界を引退し、専業主婦として吉田さんの歌手活動をサポートしたのでした。
「吉田拓郎と浅田美代子の離婚原因は森下愛子との不倫だった？」に続く
結婚披露宴での吉田さんと浅田美代子さん。
