2014年、映画「百円の恋」で、見事、オーディションで主演を勝ち取った、安藤サクラ(あんどう さくら)さんは、役作りのため、まず、だらしなさを醸し出すため、太り、体毛も伸ばしたそうですが、そのわずか10日後には、ボクサー体型にまで仕上げたといいます。

「安藤サクラは昔「愛のむきだし」で脚光を浴びていた!」からの続き

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映画「百円の恋」でボクシングへの想いを再確認していた

映画「百円の恋」のオーディションで、見事、応募者700名以上の中から主演に抜擢された安藤さんは、すぐに、中学時代に師事していたトレーナーを探し出して練習を再開したそうで、

(当時のジムは安藤さんが高校生の時になくなっていたそうです)

安藤さんは、10数年ぶりにボクシングをしたそうですが、

思春期に一生懸命やったことは体に残っていた

自分はほんとに(ボクシングが)すごく好きなんだなって思った

と、ボクシングへの思いを再確認したそうです。

ボクシング関係者からプロテスト受験を勧められていた

そして、中学時代のトレーナーに続き、映画の体制が固まってからは、トレーナーの松浦慎一郎さんに撮影までの3ヶ月間、みっちり特訓を受けたそうですが、

ちょっとした習い事感覚でしたけど、自分が思春期にのめり込んだことってボクシングしかなかったから、すごく感謝してるんです。

ボクシングから学んだことって私にはとても大きかったので、やるのであればボクシング関係の方々に映画だからとか、しょせん役者がやるボクシングっていうふうに思われないようやりたいっていう気持ちが強くあったので、練習はかなりハードにやりました

と、実際にプロテストを受ける(プロになる)つもりで練習に励んだそうで、

実際、撮影終了後には、ボクシングの関係者からプロテストを勧められたそうで、安藤さんの女優魂が伺えます。

(どんなに過酷なトレーニングでも腹をくくってやったそうで、「死ぬ気でやる」という言葉の意味が本当に理解できたというくらい、死ぬ気でやったのだそうです)


「百円の恋」に出演時の安藤さん(左)。

役作りでだらしなく太り体毛も伸ばしていた

また、安藤さんは、ボクシングを始める前の自堕落でだらしない一子を演じるにあたり、「女優さんが汚い役を演じている」と思われるのが嫌で、なんとしてでも本当に汚らしく、だらしなくしたかったそうで、そのためには、とにかく体を大きくしようと太ったほか、体毛を伸ばすなどの役作りをしたそうです。

そして、歯もガタガタにしようと、歯医者さんに相談したそうですが、断られたそうで、せめて、歯の色を汚くするようお願いしたのだそうです。


「百円の恋」でだらしない一子を演じる安藤さん。

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10日間でダイエットしボクサーの身体に仕上げていた

ただ、その10日後には、ボクシングを始めて身体が引き締まった一子のシーンが撮影されることとなっていたことから、

今度は、脂質と糖質をカットすることで皮下脂肪を落とし、撮影の合間、極力3時間おきにささみを摂取し、試合シーンの撮影前には水抜きを行い、体重を落としたそうで、

10日で人間の体はこんなに変われるのか

と、安藤さん自身が驚くほどのダイエットを敢行したのだそうです。

「安藤サクラのデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」に続く


百円の恋」でボクサーを演じる安藤さん。

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