人気絶頂だった1974年、18歳の時、ラジオ番組へゲスト出演したことがきっかけで、フォーク歌手の吉田拓郎さんと知り合うと、たちまち、恋に落ちたという、浅田美代子(あさだ みよこ)さんは、吉田さんには奥さんと子供がいたものの、そんなことはもろともせず、情熱的に突き進んだといいます。
樹木希林&内田裕也夫妻が吉田拓郎に尋問していた
1974年、18歳の時、吉田拓郎さんのラジオ番組にゲスト出演したのをきっかけに、10歳年上で頼もしい吉田さんの虜になったという浅田さんは、
翌年の1975年には、テレビドラマ「なつかしき海の歌」で吉田さんと共演したことから、やがて、交際報道が流れます。
ただ、吉田さんには、奥さんと1歳半になる娘がいたことから、テレビドラマ「時間ですよ(第3シリーズ)」で共演し、浅田さんを可愛がっていたという樹木希林さんが、心配して、夫の内田裕也さんとともに、吉田さんが飲んでいるところへ乗り込んだそうで、
内田さんが、
どういうつもりで付き合ってんだ、お前!
と、問い詰めたそうですが、
吉田さんは、驚きつつも、堂々と、
真面目に付き合っています。結婚するつもりです。
と、真剣交際であることを認めたそうで、
内田&樹木夫妻はそれを聞いて納得し、帰って行ったのだそうです。
もともと内田裕也は吉田拓郎が気に入らなかった?
ちなみに、内田さんは、もともと、浅田さんと吉田さんの交際には反対していたそうですが、なぜ、吉田さんを気に入らなかったかというと、当時、フォークとロックは敵対関係にあり、
内田さんにとって、フォークは、
あんなしみったれた歌、歌いやがって
という感じだったからだそうです(笑)
取材に対し吉田拓郎との交際を認め挑発的な発言をしていた
さておき、吉田さんとの交際が発覚した浅田さんは、週刊誌に取材されるのですが、
なんと、
拓郎さんが好きです。奥さんや子供さんがいてもかまいません。誰が何と言おうと交際をやめません
拓郎さんの奥さんと子供に会ってみたい
と、吉田さんとの交際を認め、挑発的とも言える発言をしています。
吉田拓郎の離婚が成立し結婚へ
一方、吉田さんはというと、当初は、浅田さんのことを「妹のような存在」と言い、交際を否定していたのですが、1975年9月には、ラジオの深夜放送の番組中に、
ぼくは決して女房は嫌いではない。好きな女なんだ。でも、暮らしていくのは耐えられない。
と、突然、奥さんとの性格の不一致を理由に、離婚することを発表。
(とはいえ、ここでも、浅田さんとの交際については否定し、浅田さんは無関係と語っています)
そして、そのまま、二人は順調に愛を育み、1977年7月(浅田さん21歳、吉田さん31歳)、結婚に至ったのでした。
吉田拓郎からのプロポーズとは?
ちなみに、浅田さんによると、交際を始めて1年ほど経った頃、行きつけのバーで2人で話していた時、一瞬、おしゃべりが止まった瞬間、吉田さんがコースターを手に取り、その裏側に何かをさらさら書いて渡してきたそうで、
浅田さんがそのコースターを裏返すと、そこには、「結婚しよう」とたった一言だけ書いてあったそうで、浅田さんは、そのスマートな演出や、自分の人生が変わっていくことへの胸の高鳴りを感じつつ、喜んでこのプロポーズを受け入れたのだそうです♪