夫・愛川欽也さんが自宅療養中は前妻や愛人を遠ざけて二人きりで過ごし、愛川さんの最期の時もたった一人で看取ったという、うつみ宮土理(うつみ みどり)さんですが、愛川さんが亡くなった後は、遺産相続の問題を抱えていたといいます。

「うつみ宮土理は夫・愛川欽也の最期を一人で看取っていた!」からの続き

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夫・愛川欽也他界後も自宅に引きこもり遺骨と位牌を守っていた

夫・愛川欽也さんの病状を誰にも公表せず、最期の時も、たった一人で看取ったといううつみさんですが、密葬が行われて以降、うつみさんは、ずっと自宅に引きこもり、愛川さんの遺骨と位牌を守っているそうで、

うつみさんの実弟は、2015年4月、週刊誌「女性自身」(4月30日発売)の取材に対し、

私たちは5人きょうだいで、(姉には)甥や姪が20人ほどいるのです。彼らが代わる代わる姉の家を訪れ、励ましています。姉も体調が良いときは、料理を作って振舞えるようになってきました

と、うつみさんの近況を明かしています。

夫・愛川欽也の前妻の子供たちと冷戦状態だった

実は、うつみさんは、遺産相続を前に、愛川さんの前妻の子供たちと冷戦状態にあり、内心、おだやかではない状態にあるというのです。

実際、愛川さんと前妻の間には二人の子供(長男は俳優の井川晃一さん、長女は女優の佳村萠さん)がいるのですが、二人は、4月17日に行われた愛川さんの密葬には参列したものの(前妻は参列していません)、以降は、4月21日の初七日にも呼ばれず、うつみさんとは顔を合わせていないというのです。

夫・愛川欽也の遺産の殆どはうつみ宮土理が稼いだものだった

というのも、愛川さんの主な遺産は、生前、高級住宅地に所有していた、渋谷区の豪邸と土地(自宅)、目黒区の劇場「キンケロ・シアター」(2009年にうつみさんと共に設立)、その近所の3階建てのビルの総額13億円の不動産で、

うつみさんと半分ずつ所有していたことから、6億5千万円が遺産相続の対象になり、法律通りの分配であれば、妻であるうつみさんが2分の1、前妻の子供たち2人がそれぞれ4分の1ずつ相続することになるのですが、

生前、愛川さんは、飲食業等の失敗で借金が多く、不動産以外の資産は全てうつみさんが稼いだものだそうで、うつみさんにしてみれば、それら全てが愛川さんの遺産扱いになって前妻の子供たちにも分配されることが、どうしても納得できないというのです。

高額過ぎる相続税の問題

また、前述の法定相続割合で遺産を配分した場合、相続税は、うつみさんが1億2千万円、子供たちが5千万円支払わなければならないそうですが、

自宅や劇場などの不動産は分けることが難しいことから、現実的には、うつみさんが、前妻の子供たちに、遺産分を現金等で支払わねばならないそうで、

本当の親子でも、遺産が高額すぎると、相続税の支払いがままならず、もめるケースが多いのだそうです。

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夫・愛川欽也はみんなが憎しみ合わなくて済む方法を模索していた

ちなみに、愛川さんは、死の間際、うつみさんだけでなく、前妻や子供たち、そして晩年のパートナー的存在であった「劇団キンキン塾」所属の女優・任漢香(にんかんか)さんへも思いを馳せていたそうで、

愛川さんにしてみれば、みんなが家族という感覚で、任さんに対しても、「責任を果たしたい」という気持ちが大きく、みんなが憎しみ合わなくて済む方法を模索していたようですが、うつみさんとしては、ただただ、やるせないようです。

「うつみ宮土理の会見は感情的で終始ケンカ腰だった!」に続く

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